ミランに連勝のチェルシーが首位浮上! ザグレブvsザルツブルク連続ドローで更なる混戦に《CL》
2022.10.12 06:10 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のグループE第4節、ミランvsチェルシーが11日にサンシーロで行われ、アウェイのチェルシーが0-2で勝利した。
一方、ポッター新体制3戦目でミランに完勝し、最下位からグループ2位に浮上したチェルシーは、大幅なターンオーバーを敢行した直近のウォルバーハンプトン戦も控え選手の活躍で3-0の快勝。主力に休養を与えると共に公式戦3連勝という良い状態で敵地に乗り込んだ。前回対戦からは負傷のフォファナ、ロフタス=チークに代えてチャロバー、ジョルジーニョを起用した以外、同じメンバーを採用した。
試合は前回対戦同様にホームのミランが良い入りを見せる。ボールを握って相手陣内深くまで侵攻するが、決定機まであと一歩という場面が目立つ。
一方、入りは受けに回ったものの、時間の経過と共に相手の背後を狙った攻撃でチャンスを窺うチェルシー。18分にはリース・ジェームズのパスに反応したマウントが右から斜めのランニングでボックス内へ抜け出すと、遅れての対応となったDFトモリに後ろから手をかけられて倒されPKを獲得。さらに、主審は決定機阻止との厳しすぎる判定で元チェルシーDFにレッドカードを掲示した。そして、このPKをキッカーのジョルジーニョが冷静に左隅へ流し込み、21分の先制点とした。
ジルーの恩返し弾を辛くも回避したチェルシーは、その数分後に相手の一瞬の隙を突いて2点目を奪う。34分、ペナルティアーク付近でコバチッチから足元にパスを受けたマウントが冷静にボックス右のスペースへボールを流すと、これにスターリングとオーバメヤンの2人が反応。内側のスターリングを制して右へ持ち出したオーバメヤンがゴール右下隅にシュートを流し込む、古巣相手に2試合連続ゴールとした。
この2失点目で厳しくなったミランは、失点直後にブラヒム・ディアスを下げてデストを右サイドバックに投入。攻守のバランスを再整備する。だが、相手を見ながら冷静にプレーするチェルシーにゲームをコントロールされ、44分にはマウントの反転シュートからあわや3点目というピンチもあったが、ここはGKタタルサヌの好守で何とか後半に望みを繋いだ。
後半も勢いを持って入ったミランは、立ち上がりにトナーリの見事な仕掛けからのクロスで相手ゴールを脅かすが、チェルシーもマウントに代えて投入されたギャラガーが攻守両面でアグレッシブなプレーを見せて流れを渡さない。
以降もややオープンな展開が続く中、60分にはレオンの個での突破からトナーリを経由したボールがボックス右でフリーのデストに渡るが、右足のダイレクトシュートは枠を大きく外れた。
その後、チェルシーは足を痛めたジェームズ、スターリングを下げてアスピリクエタ、ロフタス=チークを投入。対するミランはジルーとベナセルを諦めレビッチ、ポベガとより機動力のあるタレントをピッチに送り出す。
後半半ばから終盤にかけてはミランの消耗に加え、チェルシーがゲームコントロール優先の戦い方にシフトしたことで、試合は動きの少ないまま時間だけが過ぎていく。その中で何とか意地を見せたいミランだったが、守備時は最後まで集中力を切らさないポッターのチームを最後まで崩し切ることはできず。
そして、グループ最大のライバル相手にダブルを決めたチェルシーが勝ち点を7ポイントに伸ばした。
また、同日行われたグループEのもう1試合、ディナモ・ザグレブvsレッドブル・ザルツブルクは、1-1のドローに終わった。
この結果、混戦のグループEはチェルシーが1ポイント差で首位に立ち、以下ザルツブルク、ミラン、ディナモ・ザグレブが僅差で追う展開に。
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混戦のグループEで首位と1ポイント差の3位に位置するミラン。1週間前にアウェイで行われたグループ最大のライバルとの一戦を0-3の完敗で落としたピオリ率いるチームだが、先週末のセリエAではユベントスに2-0の快勝を収めてバウンスバックに成功した。“カルチョのスカラ座”に舞台を変えてリベンジを狙ったリターンマッチでは、ユベントス戦からポベガに代えてクルニッチを起用した以外、同じメンバーで臨んだ。試合は前回対戦同様にホームのミランが良い入りを見せる。ボールを握って相手陣内深くまで侵攻するが、決定機まであと一歩という場面が目立つ。
一方、入りは受けに回ったものの、時間の経過と共に相手の背後を狙った攻撃でチャンスを窺うチェルシー。18分にはリース・ジェームズのパスに反応したマウントが右から斜めのランニングでボックス内へ抜け出すと、遅れての対応となったDFトモリに後ろから手をかけられて倒されPKを獲得。さらに、主審は決定機阻止との厳しすぎる判定で元チェルシーDFにレッドカードを掲示した。そして、このPKをキッカーのジョルジーニョが冷静に左隅へ流し込み、21分の先制点とした。
ビハインドに加えて数的不利を背負ったミランは、カルルをセンターバック、クルニッチを右サイドバックに配置転換。早い時間帯の同点を目指して前に出ていく。26分にはテオ・エルナンデスの豪快な中央突破で局面を打開し、右サイドのブラヒム・ディアスから正確なクロスが供給される。だが、ボックス中央でフリーのジルーが放ったヘディングシュートは枠の右へ外れた。
ジルーの恩返し弾を辛くも回避したチェルシーは、その数分後に相手の一瞬の隙を突いて2点目を奪う。34分、ペナルティアーク付近でコバチッチから足元にパスを受けたマウントが冷静にボックス右のスペースへボールを流すと、これにスターリングとオーバメヤンの2人が反応。内側のスターリングを制して右へ持ち出したオーバメヤンがゴール右下隅にシュートを流し込む、古巣相手に2試合連続ゴールとした。
この2失点目で厳しくなったミランは、失点直後にブラヒム・ディアスを下げてデストを右サイドバックに投入。攻守のバランスを再整備する。だが、相手を見ながら冷静にプレーするチェルシーにゲームをコントロールされ、44分にはマウントの反転シュートからあわや3点目というピンチもあったが、ここはGKタタルサヌの好守で何とか後半に望みを繋いだ。
後半も勢いを持って入ったミランは、立ち上がりにトナーリの見事な仕掛けからのクロスで相手ゴールを脅かすが、チェルシーもマウントに代えて投入されたギャラガーが攻守両面でアグレッシブなプレーを見せて流れを渡さない。
以降もややオープンな展開が続く中、60分にはレオンの個での突破からトナーリを経由したボールがボックス右でフリーのデストに渡るが、右足のダイレクトシュートは枠を大きく外れた。
その後、チェルシーは足を痛めたジェームズ、スターリングを下げてアスピリクエタ、ロフタス=チークを投入。対するミランはジルーとベナセルを諦めレビッチ、ポベガとより機動力のあるタレントをピッチに送り出す。
後半半ばから終盤にかけてはミランの消耗に加え、チェルシーがゲームコントロール優先の戦い方にシフトしたことで、試合は動きの少ないまま時間だけが過ぎていく。その中で何とか意地を見せたいミランだったが、守備時は最後まで集中力を切らさないポッターのチームを最後まで崩し切ることはできず。
そして、グループ最大のライバル相手にダブルを決めたチェルシーが勝ち点を7ポイントに伸ばした。
また、同日行われたグループEのもう1試合、ディナモ・ザグレブvsレッドブル・ザルツブルクは、1-1のドローに終わった。
この結果、混戦のグループEはチェルシーが1ポイント差で首位に立ち、以下ザルツブルク、ミラン、ディナモ・ザグレブが僅差で追う展開に。
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