【プレミア注目プレビュー】無敗シチズンズに4連勝のユナイテッドが挑む! 今季最初のマンチェスターダービー
2022.10.02 12:00 Sun
プレミアリーグ第9節、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドによるマンチェスター・ダービーが、日本時間2日22:00にエティハド・スタジアムでキックオフされる。開幕から無敗を継続する2連覇中の王者シチズンズに4連勝の赤い悪魔が挑む、今季最初のダービーマッチだ。クラブ史上初のリーグ3連覇を目指すシティは、ニューカッスル、アストン・ビラと伏兵相手に2つのドローを喫したが、ここまで5勝2分けの2位と上々の滑り出し。ゲーム支配や被カウンターの対応に課題を残すものの、待望の新エースストライカーであるハーランドの加入により、ここまで1試合平均3ゴールを超える23ゴールを挙げるなど、圧倒的な破壊力でライバルチームに早くも脅威を与えている。
ここまでチャンピオンズリーグ(CL)ではセビージャ、ドルトムントと強豪との対戦を経験しているが、リーグ戦では前々節のトッテナム戦の延期によって、今回のダービーマッチが今季初の対ビッグ6戦となる。今月中旬にリバプール、アーセナルとの重要な連戦を控える中、上り調子の宿敵をホームできっちり叩き、今後の戦いに弾みを付けたいところだ。
一方、テン・ハグ新体制で捲土重来を期すユナイテッドは、屈辱の開幕連敗スタートとなったが、第3節のリバプール戦で会心の今季初勝利。ここからディフェンスラインを中心にメンバー、戦い方が整理されると、直近のアーセナル戦では開幕5連勝の首位チームを3-1で破り、4連勝を達成。1試合未消化ながら順位を5位まで上げている。
ここまで相手よりもボール支配率で下回る試合が多く、アヤックス時代のようなボールを握ってゲームを支配するオランダ人指揮官の志向するスタイルを表現できていないものの、サー・アレックス・ファーガソン時代の黄金期のようなハードワーク、勝負強さで勝ち点3を拾う泥臭い戦いで、今季3度目の対ビッグ6戦で再び勝利を狙う。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

GK:エデルソン
DF:ウォーカー、アカンジ、ルベン・ディアス、カンセロ
MF:ベルナルド・シウバ、ロドリ、デ・ブライネ
FW:フォーデン、ハーランド、グリーリッシュ
負傷者:DFストーンズ、ラポルテ、MFフィリップス
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはフィリップスに加え、代表戦で負傷したストーンズが欠場となるが、開幕から離脱が続いたラポルテに復帰の目途が立っている。
スタメンに関しては前述の11人を予想したが、ルベン・ディアスの相棒、インサイドハーフ、ウイングに関してはアケ、ギュンドアン、マフレズが起用され、中盤と前線の配置変更も想定される。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン

GK:デ・ヘア
DF:ダロト、ヴァラン、マルティネス、マラシア
MF:マクトミネイ、エリクセン
MF:アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、サンチョ
FW:ラッシュフォード
負傷者:GKドゥブラフカ、DFマグワイア、B・ウィリアムズ、トゥアンゼベ、FWマルシャル、ラッシュフォード
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては控えの数選手に加え、代表戦で負傷したマグワイアの欠場が濃厚だ。一方で、中断前の負傷から復帰を目指すマルシャル、ラッシュフォードに関してはすでに練習復帰しており、メンバー入りの可能性がある。
スタメンに関してはコンディションに不安を抱えるラッシュフォードに代えてクリスティアーノ・ロナウド起用の可能性があるものの、それ以外は直近の主力メンバーが引き続きスタメンに名を連ねる見込みだ。より守備的に戦う場合は2列目にブルーノ・フェルナンデス、エリクセン、サンチョを並べ、マクトミネイの相棒にカゼミロ(フレッジ)を配置するオプションの採用も十分に考えられる。
★注目選手
◆マンチェスター・シティ:FWアーリング・ハーランド

公式戦7試合連発の好調引っ提げて初のダービーへ。ザルツブルク、ドルトムントで圧倒的なパフォーマンスを披露した22歳は、今夏満を持してプレミアリーグに挑戦。開幕前に行われたリバプールとのコミュニティ・シールドでは再三の決定機を逸する人間らしさを見せたが、いざレギュラーシーズンが開幕すると、ここまでリーグ戦2試合連続ハットリック、公式戦7試合連続ゴールを含め、10試合14ゴールと驚異的なペースでゴールを量産する怪物ぶりを見せつける。
守備時の振る舞いや、作りの部分でのボールへの絡み、周囲との連携に関してはまだまだ改善すべき部分はあるが、驚異的なアスリート能力、ストライカーとしての動き出しの質の高さを生かし、早くもホットラインを築くデ・ブライネを筆頭に世界屈指のチャンスメイカーたちから良質なラストパスを引き出し、見事な決定力で多くのゴールに結びつけている。
その絶好調のノルウェー代表は、モルデ時代に指導を受けたスールシャールの存在もあり、過去に幾度となく移籍の可能性が取り沙汰されたユナイテッドを相手にする初のダービーで公式戦8試合連発を狙う。
◆マンチェスター・ユナイテッド:DFラファエル・ヴァラン

百戦錬磨のDFが怪物ストップ狙う。昨夏、レアル・マドリーから鳴り物入りで加入したフランス代表DFだが、加入1年目はプレミアリーグへの適応や度重なるコンディション不良の影響もあり、低迷したチームと共に期待外れの1年を過ごした。
それでも、今シーズンはスタメン出場した公式戦5試合すべてでチームを勝利に導く安定したパフォーマンスを披露し、ダロト、マルティネス、マラシアと形成する新生ユナイテッドのディフェンスラインを牽引している。とりわけ、指揮官の戦術を熟知し、ビルドアップの安定感、闘争心溢れる出足の鋭い対人対応に定評があるアルゼンチン代表DFとの補完性は良好で、自身の持ち味であるカバーリング、空中戦の強さを遺憾なく発揮している。
今回のダービーでは試合を通して押し込まれる展開が想定される中、こまめなラインの上げ下げやコーチングというディフェンスリーダーの仕事と共に、個人としては絶好調の相手エースストライカーを封じる仕事が求められる。相棒のマルティネスは決してフィジカルが弱い選手ではないが、195cmのハーランドに対して175cmのサイズでは空中戦、五分五分の球際の競り合いではやはり分が悪い。そのため、この試合に限っては怪物FWへの対応を積極的に引き受けたい
ここまでチャンピオンズリーグ(CL)ではセビージャ、ドルトムントと強豪との対戦を経験しているが、リーグ戦では前々節のトッテナム戦の延期によって、今回のダービーマッチが今季初の対ビッグ6戦となる。今月中旬にリバプール、アーセナルとの重要な連戦を控える中、上り調子の宿敵をホームできっちり叩き、今後の戦いに弾みを付けたいところだ。
ここまで相手よりもボール支配率で下回る試合が多く、アヤックス時代のようなボールを握ってゲームを支配するオランダ人指揮官の志向するスタイルを表現できていないものの、サー・アレックス・ファーガソン時代の黄金期のようなハードワーク、勝負強さで勝ち点3を拾う泥臭い戦いで、今季3度目の対ビッグ6戦で再び勝利を狙う。
なお、昨季はシティがいずれも快勝でシーズンダブルを決めているが、近年は力関係が大きく入れ替わった中でもダービーマッチではユナイテッドの奮闘もあって比較的拮抗した戦績となっている。そのため、ホームチーム優位と見られる今回の一戦でもダービーらしい好勝負が期待される。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、アカンジ、ルベン・ディアス、カンセロ
MF:ベルナルド・シウバ、ロドリ、デ・ブライネ
FW:フォーデン、ハーランド、グリーリッシュ
負傷者:DFストーンズ、ラポルテ、MFフィリップス
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはフィリップスに加え、代表戦で負傷したストーンズが欠場となるが、開幕から離脱が続いたラポルテに復帰の目途が立っている。
スタメンに関しては前述の11人を予想したが、ルベン・ディアスの相棒、インサイドハーフ、ウイングに関してはアケ、ギュンドアン、マフレズが起用され、中盤と前線の配置変更も想定される。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:デ・ヘア
DF:ダロト、ヴァラン、マルティネス、マラシア
MF:マクトミネイ、エリクセン
MF:アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、サンチョ
FW:ラッシュフォード
負傷者:GKドゥブラフカ、DFマグワイア、B・ウィリアムズ、トゥアンゼベ、FWマルシャル、ラッシュフォード
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては控えの数選手に加え、代表戦で負傷したマグワイアの欠場が濃厚だ。一方で、中断前の負傷から復帰を目指すマルシャル、ラッシュフォードに関してはすでに練習復帰しており、メンバー入りの可能性がある。
スタメンに関してはコンディションに不安を抱えるラッシュフォードに代えてクリスティアーノ・ロナウド起用の可能性があるものの、それ以外は直近の主力メンバーが引き続きスタメンに名を連ねる見込みだ。より守備的に戦う場合は2列目にブルーノ・フェルナンデス、エリクセン、サンチョを並べ、マクトミネイの相棒にカゼミロ(フレッジ)を配置するオプションの採用も十分に考えられる。
★注目選手
◆マンチェスター・シティ:FWアーリング・ハーランド

Getty Images
公式戦7試合連発の好調引っ提げて初のダービーへ。ザルツブルク、ドルトムントで圧倒的なパフォーマンスを披露した22歳は、今夏満を持してプレミアリーグに挑戦。開幕前に行われたリバプールとのコミュニティ・シールドでは再三の決定機を逸する人間らしさを見せたが、いざレギュラーシーズンが開幕すると、ここまでリーグ戦2試合連続ハットリック、公式戦7試合連続ゴールを含め、10試合14ゴールと驚異的なペースでゴールを量産する怪物ぶりを見せつける。
守備時の振る舞いや、作りの部分でのボールへの絡み、周囲との連携に関してはまだまだ改善すべき部分はあるが、驚異的なアスリート能力、ストライカーとしての動き出しの質の高さを生かし、早くもホットラインを築くデ・ブライネを筆頭に世界屈指のチャンスメイカーたちから良質なラストパスを引き出し、見事な決定力で多くのゴールに結びつけている。
その絶好調のノルウェー代表は、モルデ時代に指導を受けたスールシャールの存在もあり、過去に幾度となく移籍の可能性が取り沙汰されたユナイテッドを相手にする初のダービーで公式戦8試合連発を狙う。
◆マンチェスター・ユナイテッド:DFラファエル・ヴァラン

Getty Images
百戦錬磨のDFが怪物ストップ狙う。昨夏、レアル・マドリーから鳴り物入りで加入したフランス代表DFだが、加入1年目はプレミアリーグへの適応や度重なるコンディション不良の影響もあり、低迷したチームと共に期待外れの1年を過ごした。
それでも、今シーズンはスタメン出場した公式戦5試合すべてでチームを勝利に導く安定したパフォーマンスを披露し、ダロト、マルティネス、マラシアと形成する新生ユナイテッドのディフェンスラインを牽引している。とりわけ、指揮官の戦術を熟知し、ビルドアップの安定感、闘争心溢れる出足の鋭い対人対応に定評があるアルゼンチン代表DFとの補完性は良好で、自身の持ち味であるカバーリング、空中戦の強さを遺憾なく発揮している。
今回のダービーでは試合を通して押し込まれる展開が想定される中、こまめなラインの上げ下げやコーチングというディフェンスリーダーの仕事と共に、個人としては絶好調の相手エースストライカーを封じる仕事が求められる。相棒のマルティネスは決してフィジカルが弱い選手ではないが、195cmのハーランドに対して175cmのサイズでは空中戦、五分五分の球際の競り合いではやはり分が悪い。そのため、この試合に限っては怪物FWへの対応を積極的に引き受けたい
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ユナイテッド&アルゼンチン代表の次世代スター、19歳ガルナチョに第一子誕生! SNSで報告
アルゼンチン代表アレハンドロ・ガルナチョがパートナーとの間に第一子を授かった。 ユナイテッドアカデミー産の新たなスターは自身のインスタグラムに出産を終えたパートナーのエヴァ・ガルシアさんと生まれたばかりの子供と対面する姿の写真を公開した。 また、「エンソ・ガルナチョ・ガルシア、2023年10月4日」とのキャプションを通じて男児である性別、そして名前も明らかにしている。 この一報のタイムラインではチームメイトもお祝いムード。ユナイテッド主将のブルーノ・フェルナンデスからは「おめでとう」と祝福のメッセージが寄せられ、代表での同僚からも祝いの言葉が届いている。 背番号を「17」に変更した19歳の今季はここまで公式戦8試合で1ゴール。チームは今季のここまで公式戦10試合で6敗と厳しい船出となっている。 <span class="paragraph-title">【写真】19歳ガルナチョに第一子誕生! インスタで報告</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cx_M4AFLItb/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Cx_M4AFLItb/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cx_M4AFLItb/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Eva García(@eevichuu)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.10.06 11:30 Fri5