元ブラジル代表MFラミレスが現役引退を発表
2022.09.29 06:00 Thu
元ブラジル代表MFラミレス(35)が現役引退を表明した。
当時セリエC(ブラジル3部)に所属するジョインヴィレの下部組織で育ったラミレスは、クルゼイロやベンフィカでのプレーを経て、2010年にチェルシーへ完全移籍。
チェルシーでは、在籍6シーズンで公式戦251試合に出場し、34ゴールを記録。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、FAカップ、キャピタルワンカップをそれぞれ1度ずつ獲得した。
その後、2016年1月に移籍金2800万ユーロ(現レートで約34億3000万円)で江蘇足球倶楽部(江蘇蘇寧)に加入すると、持ち味の攻守にわたるハードワークを武器にアジアの舞台でも活躍。しかし、徐々に出場機会を失うと、2019年5月に契約を解除。
同年6月にフリーで加入したパウメイラスでは公式戦42試合で1ゴールを記録。今シーズンもカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで16試合に出場していたが、新型コロナウイルス(COVID-19)が大流行する中、マスクもせずにナイトクラブで遊んでいたことが発覚。自身は謝罪したものの、ファンなど周囲から大きな非難を浴びるとともに、罰金を科されていた。
また、2009年5月にデビューしたブラジル代表では51試合に出場し4ゴールを記録していた。
現役引退を表明したラミレスは、28日に自身のインスタグラムを更新し以下のようなコメントを残している。
「この度、悩んだ末にプロ選手としての活動に幕を閉じることを決めた。今この瞬間、僕はただ、最高レベルのスポーツが提供できる環境へと僕を導いてくださった神様に感謝するのみだよ。ジョインヴィレ、クルゼイロ、ベンフィカ、チェルシー、江蘇足球倶楽部、パウメイラス、僕が通ったすべてのクラブにも感謝している」
「また、2度のワールドカップでプレーする喜びを与えてくれたブラジル代表チームにも感謝したい、夢を実現することができました。そして、また、一緒に仕事をすることができたチームメイト、スタッフ、コーチ、マネージャーたちにも感謝しています」
「僕の家族、母、子供たち、兄弟、そして親友たち。この数年間、無条件に僕のそばにいてくれてありがとう。僕の功績を自分のことのように喜んでくれて、それがいつも僕の最大の強みであり原動力となっていたんだ」
「これから別の道に進みますが、リオデジャネイロの田舎町から世界を目指した少年時代ときと同じように喜びと勇気を抱いて、この道を進んでいこうと思っているよ」
「フットボール、今まで本当にありがとう!」
当時セリエC(ブラジル3部)に所属するジョインヴィレの下部組織で育ったラミレスは、クルゼイロやベンフィカでのプレーを経て、2010年にチェルシーへ完全移籍。
チェルシーでは、在籍6シーズンで公式戦251試合に出場し、34ゴールを記録。プレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、FAカップ、キャピタルワンカップをそれぞれ1度ずつ獲得した。
同年6月にフリーで加入したパウメイラスでは公式戦42試合で1ゴールを記録。今シーズンもカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで16試合に出場していたが、新型コロナウイルス(COVID-19)が大流行する中、マスクもせずにナイトクラブで遊んでいたことが発覚。自身は謝罪したものの、ファンなど周囲から大きな非難を浴びるとともに、罰金を科されていた。
2023年まで契約を結んでいたラミレスだが退団を要求し、11月27日に退団。その後、いくつか移籍の噂が浮上したが現在までフリーの状態が続いていた。
また、2009年5月にデビューしたブラジル代表では51試合に出場し4ゴールを記録していた。
現役引退を表明したラミレスは、28日に自身のインスタグラムを更新し以下のようなコメントを残している。
「この度、悩んだ末にプロ選手としての活動に幕を閉じることを決めた。今この瞬間、僕はただ、最高レベルのスポーツが提供できる環境へと僕を導いてくださった神様に感謝するのみだよ。ジョインヴィレ、クルゼイロ、ベンフィカ、チェルシー、江蘇足球倶楽部、パウメイラス、僕が通ったすべてのクラブにも感謝している」
「また、2度のワールドカップでプレーする喜びを与えてくれたブラジル代表チームにも感謝したい、夢を実現することができました。そして、また、一緒に仕事をすることができたチームメイト、スタッフ、コーチ、マネージャーたちにも感謝しています」
「僕の家族、母、子供たち、兄弟、そして親友たち。この数年間、無条件に僕のそばにいてくれてありがとう。僕の功績を自分のことのように喜んでくれて、それがいつも僕の最大の強みであり原動力となっていたんだ」
「これから別の道に進みますが、リオデジャネイロの田舎町から世界を目指した少年時代ときと同じように喜びと勇気を抱いて、この道を進んでいこうと思っているよ」
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つい数年前まで欧州の最前線で活躍した元ブラジル代表DFフィリペ・ルイス(39)。彼は今月から、名門フラメンゴを指揮している。 アトレティコ・マドリーのレジェンドにして、一時期はチェルシーにも所属。サイドバックとして確かな技術を持ちながらも、ハードな守備を厭わず、多くのファンを魅了したF・ルイス。 昨年末にフラメンゴで現役を引退すると、そのまま育成年代でコーチングキャリアへ。 当初はU-17チームだったが、夏にU-20を任され、10月に入るとトップチームがチッチ監督を解任…39歳F・ルイスが後任を託された。 3日の初陣は、国内カップ戦準決勝でいきなり強豪コリンチャンスと。F・ルイス新監督は「さっそくブラジル最大のクラシックマッチかよ(笑) このプレッシャーを光栄に感じないわけがないね」と語り、1-0勝利で1stレグ先勝。 続けて6日は初のリーグ戦。敵地でバイーアを2-0と撃破し、就任から公式戦2連勝とした。ブラジル『グローボ』いわく、この2試合は現地でとても高く評価されたそうだ。 しかし17日、リーグ戦第30節でフルミネンセに0-2と敗戦。初黒星にF・ルイス監督は「(準決勝)2ndレグの直前にこういった負け方は痛い。しかしサッカーは毎週、自己を回復し、自信を取り戻す猶予を与えてくれる。選手には頭を空っぽにしてもらいたい」とコメントした。 名手フィリペ・ルイス39歳の、名将への歩みが始まった。 2024.10.18 18:10 Fri4
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon5