レーティング:ユベントス 1-1 ローマ《セリエA》

2022.08.28 03:26 Sun
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Getty Images
セリエA第3節、ユベントスvsローマが27日にアリアンツ・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽ユベントス採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 シュチェスニー 5.5
古巣相手に今季初出場。失点はノーチャンスで、それ以外はセットプレーでの勇敢な飛び出しなど安定したパフォーマンスだった

DF
2 デ・シリオ 5.5
前半は相手のキーマンであるスピナッツォーラにうまく対応。試合を通じて守備は安定していたが、展開を考えれば攻撃でもう少し気を利かせたかった
3 ブレーメル 6.5
流れの中ではエイブラハムに仕事をさせず。強さ、読みを利かせた好守で相手の攻撃をほぼ封じた。ビルドアップもそつなし

6 ダニーロ 6.5
強力アタッカー陣を擁するローマ相手にセンターバック起用。ブレーメルとうまく役割分担しながら機動力や的確な読みを生かした守備で安定感をもたらした

12 アレックス・サンドロ 5.5
チームが押し込んだこともあり、守備は危なげなくこなした。ただ、コスティッチとの連携が悪く攻撃面ではほぼ効果的な仕事はできなかった

MF
25 ラビオ 6.0
後半序盤に負傷交代するまで攻守に安定したパフォーマンスを披露。球際での強度、効果的なボール捌きと中盤に安定感をもたらした

(→ザカリア 5.0)
加入の噂もあるローマ相手にスクランブル投入。ただ、効果的な判断、立ち位置を取れずに中盤のクオリティをダウンさせてしまった

5 ロカテッリ 6.5
VARで取り消しとなった幻のゴールを含め前半は出色の出来。後半は個人としては上々のプレーも、ラビオやミレッティの交代後は負担増に

(→ロヴェッラ -)

20 ミレッティ 7.0
生え抜きの19歳逸材MFがビッグマッチでスタメンに抜擢。立ち位置や判断、プレー精度が秀逸でボールの循環の中心に。ディバラや両主砲を抑えてこの試合の主役に

(→ミリク 5.5)
加入決定翌日にデビュー。比較的多くボールに絡んだが、決定的な仕事には至らず

FW
11 クアドラード 5.5
前半は効果的な立ち位置でビルドアップ、アタッキングサードでの崩しに絡んだ。後半は相手の修正や疲労の影響もあって多くの見せ場を作れず

(→マッケニー 5.0)
チームにバイタリティを与える役目を期待されたが、守備では最低限の貢献も攻撃ではクオリティ不足だった

9 ヴラホビッチ 6.0
見事な直接FKで電光石火の先制点を記録。前半はまずまずボールを受けて起点となったが、以降はローマ守備陣にうまく封じ込められた

(→ケアン -)

17 コスティッチ 5.0
大外に張ってクロスや崩しの局面での活躍が期待されたものの、周囲との連携の問題もあり全体的に消極的なプレーが目立った。肝心のクロスやパスの精度もいまひとつだった

監督
アッレグリ 5.5
低調なサンプドリア戦から各自の立ち位置の変更など修正力を見せた。ただ、修正された後半のトーンダウンや交代策が機能せず、悔しい2戦連続ドローに

▽ローマ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 ルイ・パトリシオ 5.5
失点はノーチャンス。クアドラードの決定機を阻むなど、勝ち点の望みを繋ぐ好守を幾度か見せた

DF
23 マンチーニ 5.5
守備では後手を踏む場面が目立ったが、個人としてはまずまず安定。ただ、ビルドアップの局面ではなかなか効果的な配球を見せられず

(→エル・シャーラウィ 5.5)
チームにダイナミズムをもたらしたが、攻撃面ではなかなか見せ場を作れず

6 スモーリング 6.5
チームは今季初失点も、イバニェスと共にハイパフォーマンスを披露し、勝ち点1獲得の立役者に

3 イバニェス 6.5
無理の利く守備と身体を張ったプレーで最少失点に貢献。ビッグマッチで垣間見せる軽率な対応はほぼなく守備対応は秀逸だった

MF
2 カルスドルプ 5.0
守備では良いカバーリングなどもあったが、繋ぎや攻撃面のプレー精度の低さがチームの停滞の大きな原因に

(→チェリク 5.5)
カルスドルプの出来もあり、堅実なプレーで若干流れを引き寄せた

4 クリスタンテ 5.0
前半の厳しいパフォーマンスから後半はやや持ち直したが、マティッチとの連携の問題などもあってか守備面で強度、ポジショニングで大きな問題に

8 マティッチ 5.5
ビッグマッチでスタメンデビュー。要所で差し込む縦パスやセットした際の守備では球際の強さを発揮。ただ、クリスタンテとの役割分担やオープンな流れの守備対応では多くの課題も

37 スピナッツォーラ 5.0
相手サイドを押し込むことが期待されたものの、全体的にキレがなくボールロストやパスミスが散見。守備時はクアドラードとデ・シリオのコンビに苦戦

(→ザレフスキ 5.5)
果敢な仕掛けが同点ゴールに繋がるCKに。本職ではないサイドバック起用となったが、個人としてよく戦った

FW
21 ディバラ 5.5
注目の古巣初対戦。前半は相手に囲まれてボールロストを繰り返す厳しいパフォーマンスとなったが、見事なアシストで勝ち点奪取に貢献

(→クンブラ 5.5)
割り切って勝ち点1を狙ったチームの戦い方の中できっちり役目を完遂

9 エイブラハム 6.0
前線で孤立を強いられ、ブレーメルに苦戦。コンディションもいまひとつだったが、それでも今季初ゴールを奪うエースの仕事を見せた

7 ペッレグリーニ 5.0
低調なチームの煽りを受ける形で自身も難しい試合に。守備に体力を使ったか、後半の一対一の勝負などでパワーを出し切れず

(→ボーヴェ -)

監督
モウリーニョ 5.5
試合後に嘆いた低調な前半からシステム変更と選手交代で盛り返す。そして、終盤の割り切った采配で望外の勝ち点1を持ち帰る

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ミレッティ(ユベントス)
幼少期からクラブに在籍する若手MFがビッグマッチで主役を担った。ボールを受ける際の姿勢、視野が素晴らしく相手の2ボランチの周囲でうまくボールを引き出して攻撃をけん引。守備でも大先輩のディバラを果敢に潰すなど、プレー強度も申し分なし。パレデスの加入、ポグバの復帰でも定期的にプレー機会を与えたいと思わせる圧巻のパフォーマンスだった。

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