「This is Liverpool!!」、圧巻9ゴールでボーンマス撃破のリバプールが開幕3戦の鬱憤晴らす今季初勝利!《プレミアリーグ》
2022.08.28 01:02 Sun
プレミアリーグ第4節、リバプールvsボーンマスが27日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが9-0で圧勝した。
負傷者続出でまさかの開幕3未勝利と厳しい船出となった今季のリバプール。1-2で敗れたマンチェスター・ユナイテッド戦からのバウンスバックを図る今節は、マンチェスター・シティ、アーセナル相手に2戦連続大敗を喫した昇格組ボーンマスとのホームゲームに臨んだ。
アンフィールドで今季リーグ戦初白星を狙うクロップ監督は、引き続き厳しい台所事情を強いられる中、前節からはミルナーに代えてファビーニョを起用した以外同じスタメンを採用した。
今季初勝利に向けてアグレッシブな入りを見せたホームチームがキックオフ直後からアウェイチームを圧倒。畳みかける攻めで連続ゴールを奪う。
まずは3分、右サイドでの細かい繋ぎからボックス手前右でサラーからマイナスのパスを受けたフィルミノが正確なクロスを供給。これをボックス左でうまく浮いたルイス・ディアスがヘディングでゴール右隅へ決めた。
直近の上位相手の大敗が早くも頭によぎるボーンマスに対して、リバプールはペースを落とすことなく攻守両面で高いインテンシティを見せる。16分には左サイドでのディアス、フィルミノ、エリオットの鮮やかな連携からファーサイドに飛び込んだサラーに2戦連続ゴールのチャンスも、ここはうまく合わせ切れない。
以降はボーンマスに散発的ながらフィニッシュまで持ち込まれるシーンも出てきたリバプールだが、前半半ばを過ぎて再びギアを上げると、圧倒的な個のクオリティを生かしてあっさりとゴールを重ねていく。
まずは28分、相手陣内中央右で果敢に縦へ仕掛けたアレクサンダー=アーノルドが一度失いかけるも奪い返し、フィルミノにボールを預けてボックス手前まで侵攻。リターンパスを受けた後に豪快に右足を振り抜くと、鋭いカーブがかかったシュートがゴール左上隅に突き刺さる。続く31分には右サイド深くでボールを持ったサラーのクロスがDFに当たってゴール前のスペースに流れると、この浮き球に反応したフィルミノが見事なジャンピングボレーで流し込む。
この連続ゴールで完全にアウェイチームの心を折ったホームチームは、45分にもロバートソンの左CKを中央のファン・ダイクがストロングヘッドで叩き込み、前半45分間のゴールショーを締めくくり、前半終了を告げるホイッスルが鳴った際にはスタンドを埋めるKOPから万雷の拍手が鳴り響いた。
迎えた後半、2枚替えを敢行したボーンマスに対して、殊勲のエリオットに代えてカルヴァーリョをハーフタイム明けに投入したリバプール。立ち上がりの46分にはアレクサンダー=アーノルドの高精度の右クロスがDFメファムのオウンゴールを誘い、前半同様に開始早々のゴールとした。
6点リードでややペースを落としたリバプールだが、相手の攻撃をしっかりと受け止めてカウンターからゴールチャンスを窺う。そして、62分には右CKのショートコーナーからロバートソンが左足インスウィングで入れたクロスのこぼれ球に詰めたフィルミノが2度目のシュートを冷静にゴールネットへ流し込む。
クロップ監督はこの7点目を受け、ロバートソン、フィルミノ、ヘンダーソン、アレクサンダー=アーノルドと主力を下げてバイセティッチ、クラークの若手2人をデビューさせるなど今後を睨んだ采配を見せる。
しかし、完全に火が付いた攻撃陣が躍動を続け、80分には途中出場のツィミカスのお膳立てからカルヴァーリョが見事な右足ボレーシュートで嬉しい加入後初ゴールを奪取。85分にはツィミカスの右CKをディアスが頭で合わせ、驚愕の9点目まで奪って見せた。
そうなると、サラーのゴールと共に2桁の大台に乗せたいところだったが、ボーンマスも屈辱の10失点目を回避するため意地の戦いをみせ、試合はこのままタイムアップ。開幕3試合の鬱憤を晴らす圧巻のゴールショーを見せたリバプールが、「This is Liverpool!!」という戦いぶりで待望の今季初勝利を手にした。
負傷者続出でまさかの開幕3未勝利と厳しい船出となった今季のリバプール。1-2で敗れたマンチェスター・ユナイテッド戦からのバウンスバックを図る今節は、マンチェスター・シティ、アーセナル相手に2戦連続大敗を喫した昇格組ボーンマスとのホームゲームに臨んだ。
アンフィールドで今季リーグ戦初白星を狙うクロップ監督は、引き続き厳しい台所事情を強いられる中、前節からはミルナーに代えてファビーニョを起用した以外同じスタメンを採用した。
まずは3分、右サイドでの細かい繋ぎからボックス手前右でサラーからマイナスのパスを受けたフィルミノが正確なクロスを供給。これをボックス左でうまく浮いたルイス・ディアスがヘディングでゴール右隅へ決めた。
さらに、直後の6分には再びサラーの右サイドを起点とした攻めからペナルティアーク付近で横パスを受けたフィルミノのトラップが大きくなったところに反応したエリオットがすかさず得意の左足を一閃。鋭いシュートがゴール左隅を射抜き、嬉しいプレミアリーグ初ゴールとなった。
直近の上位相手の大敗が早くも頭によぎるボーンマスに対して、リバプールはペースを落とすことなく攻守両面で高いインテンシティを見せる。16分には左サイドでのディアス、フィルミノ、エリオットの鮮やかな連携からファーサイドに飛び込んだサラーに2戦連続ゴールのチャンスも、ここはうまく合わせ切れない。
以降はボーンマスに散発的ながらフィニッシュまで持ち込まれるシーンも出てきたリバプールだが、前半半ばを過ぎて再びギアを上げると、圧倒的な個のクオリティを生かしてあっさりとゴールを重ねていく。
まずは28分、相手陣内中央右で果敢に縦へ仕掛けたアレクサンダー=アーノルドが一度失いかけるも奪い返し、フィルミノにボールを預けてボックス手前まで侵攻。リターンパスを受けた後に豪快に右足を振り抜くと、鋭いカーブがかかったシュートがゴール左上隅に突き刺さる。続く31分には右サイド深くでボールを持ったサラーのクロスがDFに当たってゴール前のスペースに流れると、この浮き球に反応したフィルミノが見事なジャンピングボレーで流し込む。
この連続ゴールで完全にアウェイチームの心を折ったホームチームは、45分にもロバートソンの左CKを中央のファン・ダイクがストロングヘッドで叩き込み、前半45分間のゴールショーを締めくくり、前半終了を告げるホイッスルが鳴った際にはスタンドを埋めるKOPから万雷の拍手が鳴り響いた。
迎えた後半、2枚替えを敢行したボーンマスに対して、殊勲のエリオットに代えてカルヴァーリョをハーフタイム明けに投入したリバプール。立ち上がりの46分にはアレクサンダー=アーノルドの高精度の右クロスがDFメファムのオウンゴールを誘い、前半同様に開始早々のゴールとした。
6点リードでややペースを落としたリバプールだが、相手の攻撃をしっかりと受け止めてカウンターからゴールチャンスを窺う。そして、62分には右CKのショートコーナーからロバートソンが左足インスウィングで入れたクロスのこぼれ球に詰めたフィルミノが2度目のシュートを冷静にゴールネットへ流し込む。
クロップ監督はこの7点目を受け、ロバートソン、フィルミノ、ヘンダーソン、アレクサンダー=アーノルドと主力を下げてバイセティッチ、クラークの若手2人をデビューさせるなど今後を睨んだ采配を見せる。
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そうなると、サラーのゴールと共に2桁の大台に乗せたいところだったが、ボーンマスも屈辱の10失点目を回避するため意地の戦いをみせ、試合はこのままタイムアップ。開幕3試合の鬱憤を晴らす圧巻のゴールショーを見せたリバプールが、「This is Liverpool!!」という戦いぶりで待望の今季初勝利を手にした。
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