王者ミラン、難敵アタランタの堅守の前にドロー《セリエA》

2022.08.22 05:41 Mon
Getty Images
セリエA第2節、アタランタvsミランが21日に行われ、1-1で引き分けた。

ミランはウディネーゼとの開幕戦、ブラヒム・ディアスの全4ゴールに絡む活躍で4-2と勝利。そのミランはウディネーゼ戦からクルニッチに代えてトナーリのみを変更した。

一方、サンプドリアに2-0と勝利して白星スタートとしたアタランタは、昨季の主力がスタメンに名を連ねた。
主導権争いとなった序盤を経て、徐々に押し込む展開としたミランは23分に好機。テオ・エルナンデスのアーリークロスをボックス右に走り込んだメシアスがダイレクトでシュート。しかし枠の右に外してしまった。

すると29分、アタランタが先制する。分厚い攻めを見せた流れから左サイドのメーレのパスをペナルティアーク中央のマリノフスキーがダイレクトで合わせたシュートがネットを揺らした。
失点後もミランが押し込む流れが続いたが、好機は作れず1点ビハインドで前半を終えた。

迎えた後半、開始5分にFKからカルルが決定的なヘディングシュートを放ったミランが押し込む流れが続いたもののゴールが遠いことからデ・ケテラエルやジルー、オリジらを投入していく。

すると68分に追いつく。ショートコーナーの流れからベナセルがボックス右で仕掛けてカットインからシュートを突き刺した。

追いつかれたアタランタはムリエルやルックマンらを投入。

終盤にかけてもミランが押し込む流れが続いたが、アタランタの集中した守備をこじ開けられずに逆転弾は生まれずドロー。連勝スタートとはならなかった。

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