EAFF E-1サッカー選手権の楽しみ方/六川亨の日本サッカー見聞録
2022.07.16 11:55 Sat
来週19日 から始まるEAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会のメンバー26人が13日に発表された。ベテランのFW水沼宏太ら10人が初の代表選出で、GK谷晃生(湘南)とDF荒木隼人(広島)も以前に代表へ呼ばれたものの出場機会に恵まれなかったため、初招集と言っていいだろう。
現在J1リーグの首位・横浜F・マリノスから最多の7人、3位の川崎Fから3人が呼ばれたが、4位に急浮上した広島からも6人が選出された。森保一監督だからDF佐々木翔やMF野津田岳人ら広島勢を招集したという見方があるかもしれない。しかし11日のコラムでも書いたように、いまの広島は攻守にアグレッシブで、攻撃的なサッカーを演じている。このため森保監督でなくても広島から多くの選手を選出したに違いない。
その一方で2位の鹿島からは誰も選ばれなかった。森保監督はその理由を問われると、選手名こそ出さなかったがFW上田綺世を海外移籍により招集を断念したことを言外に明らかにした。上田以外の選手についてはまったく触れなかった。それはたぶん、選手個人よりも鹿島のサッカースタイルが森保監督の目ざす方向とマッチしていないことも招集ゼロとなった原因ではないだろうか。
そのメンバーだが、横浜F・マリノスの選手が多いのは、J1リーグ第22節終了後の17日に集合し、翌々日の19日には大会がスタートするため、単独チームをベースにしたチーム作りの方が手っ取り早いからだろう。森保監督も「選手層を厚くしたい」と言いつつ、「優勝することを目標に戦いたい」と自国開催でのノルマを口にした。
正直、今回のメンバーで6月の4試合に招集された28人(ケガでDF菅原由勢とMF守田英正は辞退したため26人)の牙城を崩すのは至難の業と言わざるを得ない。カタールW杯に向けて、もう「選手層を厚く」する必要はなくなったからだ。
初選出のGK鈴木彩艶(浦和)、FW細谷真大(柏)、ボランチの藤田譲瑠チマ(横浜FM)はパリ五輪を視野に入れた招集であり、「選手層を厚くする」(森保監督)狙いであることは明らかだ。ケガさえなければ清水のFW鈴木唯人も招集されていたに違いない。そして広島のMF満田誠と湘南のMF町野修斗はJ1リーグでの活躍を評価されての招集だろう。
海外へ移籍しなくても、Jで活躍すれば代表への道は開けていることを証明する意味で、彼らの招集には意義がある。とはいえ、彼らがカタール行きのメンバーに入ることはほとんどないに等しいだろう。
こうしたことを踏まえてEAFF E-1サッカー選手権の見どころを探すとしたら、次の2点になる。前述したように6月の4試合に招集されたメンバー26人に、負傷の大迫勇也とリハビリ中の酒井宏樹は呼ばれていない。彼らが復帰し、守田と菅原が戻れば30人になり、カタール行きのメンバーから2人は脱落せざるを得ない。それほど“狭き門”になっている。
そうした“狭き門”ではあるが、EAFF E-1サッカー選手権では出場29試合を誇るFW武藤嘉紀(神戸)が久々の代表復帰を果たした。現在の日本代表で喫緊の課題は“ポスト大迫”であることは間違いない。彼の代役として古橋亨梧や前田大然(ともにセルティック)が起用されたものの結果を残したとは言い難い。このため武藤にはポスト大迫としてアピールできれば、「有事の際」の“保険”として代表復帰の可能性があるかもしれない。そのためにもゴールという結果が求められる。
もう一つ注目したいポジションがボランチだ。今回は橋本拳人(神戸)が復帰し、脇坂、野津田、岩田智輝(横浜F・マリノス)に加え藤田の5人が呼ばれている。6月の4連戦では、4試合目に遠藤航のパフォーマンスが落ちた。守田の不在も響いたが、今回招集された実績のある橋本や、レギュラー候補の守田&田中碧とチームメイトだった脇坂にとってはW杯行きのチケットをつかむラストチャンスと言えるだろう。
対戦相手に物足りなさがあるため、3試合とも勝負より選手個人のパフォーマンスをじっくり見るのがEAFF E-1サッカー選手権の楽しみと言えるかもしれない。
現在J1リーグの首位・横浜F・マリノスから最多の7人、3位の川崎Fから3人が呼ばれたが、4位に急浮上した広島からも6人が選出された。森保一監督だからDF佐々木翔やMF野津田岳人ら広島勢を招集したという見方があるかもしれない。しかし11日のコラムでも書いたように、いまの広島は攻守にアグレッシブで、攻撃的なサッカーを演じている。このため森保監督でなくても広島から多くの選手を選出したに違いない。
その一方で2位の鹿島からは誰も選ばれなかった。森保監督はその理由を問われると、選手名こそ出さなかったがFW上田綺世を海外移籍により招集を断念したことを言外に明らかにした。上田以外の選手についてはまったく触れなかった。それはたぶん、選手個人よりも鹿島のサッカースタイルが森保監督の目ざす方向とマッチしていないことも招集ゼロとなった原因ではないだろうか。
正直、今回のメンバーで6月の4試合に招集された28人(ケガでDF菅原由勢とMF守田英正は辞退したため26人)の牙城を崩すのは至難の業と言わざるを得ない。カタールW杯に向けて、もう「選手層を厚く」する必要はなくなったからだ。
となると、前回19年に韓国・釜山で開催された大会でホストカントリーに敗れて準優勝に終わったリベンジが森保監督の目標となる。そこで短期決戦では前述のように横浜F・マリノスの選手をベースに、すでに代表でも実績のあるCB谷口彰俉と右SB山根視来に加え、MF脇坂泰斗の川崎F勢で守備陣を構築するのは当然の策と言える。
初選出のGK鈴木彩艶(浦和)、FW細谷真大(柏)、ボランチの藤田譲瑠チマ(横浜FM)はパリ五輪を視野に入れた招集であり、「選手層を厚くする」(森保監督)狙いであることは明らかだ。ケガさえなければ清水のFW鈴木唯人も招集されていたに違いない。そして広島のMF満田誠と湘南のMF町野修斗はJ1リーグでの活躍を評価されての招集だろう。
海外へ移籍しなくても、Jで活躍すれば代表への道は開けていることを証明する意味で、彼らの招集には意義がある。とはいえ、彼らがカタール行きのメンバーに入ることはほとんどないに等しいだろう。
こうしたことを踏まえてEAFF E-1サッカー選手権の見どころを探すとしたら、次の2点になる。前述したように6月の4試合に招集されたメンバー26人に、負傷の大迫勇也とリハビリ中の酒井宏樹は呼ばれていない。彼らが復帰し、守田と菅原が戻れば30人になり、カタール行きのメンバーから2人は脱落せざるを得ない。それほど“狭き門”になっている。
そうした“狭き門”ではあるが、EAFF E-1サッカー選手権では出場29試合を誇るFW武藤嘉紀(神戸)が久々の代表復帰を果たした。現在の日本代表で喫緊の課題は“ポスト大迫”であることは間違いない。彼の代役として古橋亨梧や前田大然(ともにセルティック)が起用されたものの結果を残したとは言い難い。このため武藤にはポスト大迫としてアピールできれば、「有事の際」の“保険”として代表復帰の可能性があるかもしれない。そのためにもゴールという結果が求められる。
もう一つ注目したいポジションがボランチだ。今回は橋本拳人(神戸)が復帰し、脇坂、野津田、岩田智輝(横浜F・マリノス)に加え藤田の5人が呼ばれている。6月の4連戦では、4試合目に遠藤航のパフォーマンスが落ちた。守田の不在も響いたが、今回招集された実績のある橋本や、レギュラー候補の守田&田中碧とチームメイトだった脇坂にとってはW杯行きのチケットをつかむラストチャンスと言えるだろう。
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IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu3
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu4
日本人選手がポーランド女子リーグで初のタイトル! 来季UWCL出場権も獲得
ポーランド女子リーグで日本人選手が歴史を作った。 ポーランド女子サッカー1部・エクストラリガに所属するUKS SMSウッチは22日、AZS UJクラクフとアウェイで対戦し、2-1で勝利を収めた。 残り1試合を残して2位のグルニク・ウェンチナと勝ち点「3」差の首位に立ったSMSウッチは、直接対決での結果で上回っているため、優勝が決定。昨季2位からリベンジを果たし、悲願のクラブ初となるリーグタイトルを獲得した。 同時に、来季のUEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)ラウンド1への出場権も獲得している。 SMSウッチには日本人の圓乘由理奈(えんじょうゆりな)が所属。圓乘はこの試合でもフル出場を果たしていた。 FW登録されていた大阪国際大学から2018年にSMSウッチへ加入し、エクストラリガでは初の日本人選手としてプレーをしている圓乘。今回の栄冠で、同リーグにおいてタイトルを獲得した初の日本人選手となった。 圓乘は自身のSNSで喜びのコメントを伝えている。 「2021-22シーズン残り1試合残して今日2-1で勝ち、優勝を決めました!ポーランドで優勝した日本人は初らしいです。最高の誕生日です!」 <span class="paragraph-title">【写真】タイトル獲得の喜びを口にする圓乘</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pl" dir="ltr">Piłkarki TME SMS Łódź mistrzem Polski. Dziewczyny, jesteście wielkie, jesteście dumną naszego miasta. Gratuluję Wam z całego serca! Andrzej Kuczyński <a href="https://t.co/MkvASJvKlg">pic.twitter.com/MkvASJvKlg</a></p>— Hanna Zdanowska (@HannaZdanowska) <a href="https://twitter.com/HannaZdanowska/status/1528323227025657856?ref_src=twsrc%5Etfw">May 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">2021-22シーズン残り1試合残して今日2-1で勝ち、優勝を決めました!ポーランドで優勝した日本人は初らしいです<br>最高の誕生日です <a href="https://t.co/bnjLUO7cX9">pic.twitter.com/bnjLUO7cX9</a></p>— Yurina Enjo (@yrnaa14) <a href="https://twitter.com/yrnaa14/status/1528347786726543361?ref_src=twsrc%5Etfw">May 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.05.24 14:35 Tue5