終始ペースのC大阪が後半3発の逆転劇! G大阪は3連勝ならずの4試合ぶり敗北【明治安田J1第14節】
2022.05.21 16:06 Sat
明治安田生命J1リーグ第14節の1試合が21日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、ホームのセレッソ大阪がガンバ大阪を3-1で下した。
互いにここまで4勝5分け4敗で、順位も8位に10位と均衡するC大阪とG大阪。ルヴァンカップでの2試合を含め、早くも3度目の対戦ということで、互いの手の内を知り尽くしたなかでリーグ戦に舞台を移してのダービーマッチとなった。
リーグ戦2試合ぶりの勝利を目指すC大阪は西尾や山田が外れ、鳥海とアダム・タガートが先発。今季初のリーグ戦連勝で迎えるG大阪は離脱者が多いなか、ユース出身の新たな才能と謳われる18歳の中村を今節もスタートから送り出した。
ここリーグ戦5試合で勝ちがなく、今季のルヴァンカップでも1分け1敗と分の悪さが続く状況を打破して、上位に食らいつく足がかりとしたいG大阪だが、C大阪が押し込む形を作り、トップ下の清武を経由して積極果敢に攻めに出ていく。
その流れが半ばを過ぎても押し込まれ、我慢が続くG大阪だが、中村と山見が攻撃の軸となり、単発ながら反攻に出ると、33分にレアンドロ・ペレイラが原川からボールを奪取。そのL・ペレイラが右サイドから右足クロスに持ち込む。
良いペースで試合を進めるなかで先に失点したC大阪だが、その後も攻撃のイニシアチブを握り、後半も優勢に。ただ、48分に左サイドからのクロスにボックス右でフリーの松田が右足ボレーを放った場面も枠に飛ばせず、ゴールが遠い。
それでも、58分にC大阪がカウンターを仕掛けると、清武のスルーパスにボックス左に飛び出していった奥埜が反応。三浦に倒れ込みながら掻き出されたが、これを拾ったタガートが冷静に右足に持ち替えてネットを揺らし、追いついた。
タガートの初ゴールで振り出しに戻したC大阪はさらに勢いづくと、66分に敵陣でのボール奪取から逆転。左サイドの山中が左足でクロスを送り込むと、ゴール前に勢いをもって駆け上がった奥埜がへディングシュートを叩き込んだ。
一気に1点を追いかける展開を強いられたG大阪はウェリントン・シウバや藤春を投入するが、依然としてC大阪ペース。C大阪も逆転後に鳥海とタガートの相次ぐ負傷交代に見舞われたが、相手に攻めの時間を許さず、着々と時間を進める。
反撃の時間も残り少ないなか、昌子とL・ペレイラがピッチ上で口論になるなど、不穏な空気も漂うG大阪は石毛も入れるが、後半アディショナルタイム4分にC大阪がカウンターから毎熊のアシストから奥埜のダメ押し弾で勝負を決した。
結局、C大阪が相性良きダービーで逆転勝利で飾り、2試合ぶりの白星。先制ゲームで手痛い逆転負けのG大阪は3連勝ならず、この5月初黒星となる4試合ぶりの敗北を喫している。
セレッソ大阪 3-1 ガンバ大阪
【C大阪】
アダム・タガート(後13)
奥埜博亮(後21、後45+4)
【G大阪】
山見大登(前33)
互いにここまで4勝5分け4敗で、順位も8位に10位と均衡するC大阪とG大阪。ルヴァンカップでの2試合を含め、早くも3度目の対戦ということで、互いの手の内を知り尽くしたなかでリーグ戦に舞台を移してのダービーマッチとなった。
ここリーグ戦5試合で勝ちがなく、今季のルヴァンカップでも1分け1敗と分の悪さが続く状況を打破して、上位に食らいつく足がかりとしたいG大阪だが、C大阪が押し込む形を作り、トップ下の清武を経由して積極果敢に攻めに出ていく。
その流れが半ばを過ぎても押し込まれ、我慢が続くG大阪だが、中村と山見が攻撃の軸となり、単発ながら反攻に出ると、33分にレアンドロ・ペレイラが原川からボールを奪取。そのL・ペレイラが右サイドから右足クロスに持ち込む。
それにボックス左の山見が頭で合わせると、これがゴール左に飛ぶが、GKキム・ジンヒョンがセーブ。そのまま流されるが、VARレビューでわずかにゴールラインを割ったとして山見の今季初ゴールが認められ、G大阪が先制に成功する。
良いペースで試合を進めるなかで先に失点したC大阪だが、その後も攻撃のイニシアチブを握り、後半も優勢に。ただ、48分に左サイドからのクロスにボックス右でフリーの松田が右足ボレーを放った場面も枠に飛ばせず、ゴールが遠い。
それでも、58分にC大阪がカウンターを仕掛けると、清武のスルーパスにボックス左に飛び出していった奥埜が反応。三浦に倒れ込みながら掻き出されたが、これを拾ったタガートが冷静に右足に持ち替えてネットを揺らし、追いついた。
タガートの初ゴールで振り出しに戻したC大阪はさらに勢いづくと、66分に敵陣でのボール奪取から逆転。左サイドの山中が左足でクロスを送り込むと、ゴール前に勢いをもって駆け上がった奥埜がへディングシュートを叩き込んだ。
一気に1点を追いかける展開を強いられたG大阪はウェリントン・シウバや藤春を投入するが、依然としてC大阪ペース。C大阪も逆転後に鳥海とタガートの相次ぐ負傷交代に見舞われたが、相手に攻めの時間を許さず、着々と時間を進める。
反撃の時間も残り少ないなか、昌子とL・ペレイラがピッチ上で口論になるなど、不穏な空気も漂うG大阪は石毛も入れるが、後半アディショナルタイム4分にC大阪がカウンターから毎熊のアシストから奥埜のダメ押し弾で勝負を決した。
結局、C大阪が相性良きダービーで逆転勝利で飾り、2試合ぶりの白星。先制ゲームで手痛い逆転負けのG大阪は3連勝ならず、この5月初黒星となる4試合ぶりの敗北を喫している。
セレッソ大阪 3-1 ガンバ大阪
【C大阪】
アダム・タガート(後13)
奥埜博亮(後21、後45+4)
【G大阪】
山見大登(前33)
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