チェルシーが10人リーズに完勝でCL出場権獲得に王手! 週末のFA杯決勝に弾み《プレミアリーグ》

2022.05.12 05:32 Thu
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
プレミアリーグ第33節延期分、リーズ・ユナイテッドvsチェルシーが11日にエランド・ロードで行われ、アウェイのチェルシーが0-3で勝利した。

現在、3位のチェルシー(勝ち点67)は前節、トッド・ベーリー氏率いる新オーナーへの売却決定後初の一戦をルカクの2ゴールで先行しながらも、後半ラストプレーの失点によって2-2のドローで終えた。これにより、4位以下との勝ち点差が縮まっており、残り3試合へのプレッシャーが高まっている。

そういった中、残留圏内ギリギリの17位のリーズ(勝ち点34)のアウェイに乗り込んだこの一戦では3試合ぶりの白星を目指した。中3日での一戦に向け、トゥヘル監督は先発4人を変更。チアゴ・シウバ、アスピリクエタのベテランを外してチャロバー、クリステンセンをバックラインで起用し、ロフタス=チークとヴェルナーに代えてジョルジーニョとマウントを復帰させた。なお、ウルブス戦で指揮官との衝突が伝えられたマルコス・アロンソは引き続きスタメンを飾った。

ホームの大歓声を背に立ち上がりから果敢にハイプレスを仕掛けたリーズだが、チェルシーがそれを逆手に取ってまんまと開始早々にゴールをこじ開ける。

開始4分、ハーフウェイライン付近の左サイドでボールを受けたマルコス・アロンソが冷静に中央で浮いたルカクに横パスを通してプレス回避。そこからマウント、リース・ジェームズとスムーズに右サイドへ展開すると、ボックス右でタメを作ったリース・ジェームズからの短いマイナスの落としをマウントが高精度の右足ダイレクトシュートでゴール右上隅に突き刺した。

幸先よく先制に成功したチェルシーは、プレス回避に長けたコバチッチのドリブルの運び、ジョルジーニョの的確なボール捌きによってうまくワイド、前線の選手をフリーにして畳みかける攻めを見せていく。

一方、徐々に相手を押し返し始めたリーズだが、アーセナル戦同様に不用意な形で退場者を出してしまう。24分、中盤でボールを持ったコバチッチに対して、ダニエル・ジェームズがレイトタックル。足裏を見せた危険なタックルがコバチッチの左足首に直撃。これを間近で見ていた主審は迷うことなくレッドカードを掲示した。

1点リードに数的優位を手にしたチェルシーだが、前述のプレーでコバチッチが負傷。一度プレーに復帰したが、自らピッチに座り込んでしまい、30分にロフタス=チークのスクランブル投入を余儀なくされる。それでも、ピッチ内ではきっちり主導権を握り、オフサイドとなったものの、ルカクがゴールネットを揺らすシーンを作り出すなど、2点目に迫っていく。

その後、ハリソンの負傷でフィルポの投入を余儀なくされ、さらに苦しくなったホームチームを尻目に、危なげなく試合を進めるチェルシー。ただ、バランスを意識したこともあり、前半は割り切って守る形を取ったリーズを攻め切れず。1点リードでの折り返しとなった。

後半も試合展開に大きな変化はなし。前半に比べてルカクをターゲットにしたシンプルな攻めで相手を押し込むチェルシーは、前半同様に早い時間帯にスコアを動かす。

55分、右サイドへの展開からリース・ジェームズがマイナスに入れたパスを、ジョルジーニョがワンタッチでボックス中央のマウントの足元に差し込む。これをマウントが冷静に落とすと、フリーのプリシッチが正確な左足のシュートをゴール左下隅へ流し込んだ。

前節は2点差を追いつかれたものの、この試合では10人のリーズを相手に危なげなくゲームコントロールするチェルシー。なかなか3点目を奪うことができないが、相手に決定機を与えず。

その後、78分にはリース・ジェームズ、プリシッチを下げてアスピリクエタ、ツィエクの投入で試合を締めにかかる。すると、結果的にこの交代策が3点目をもたらす。

83分、マウントとロフタス=チークの連動したプレスで高い位置でボールを奪い、ショートカウンターを発動。ボックス右でロフタス=チークからパスを受けたツィエクが冷静に中央でフリーのルカクへのラストパスを選択すると、ルカクはDFとGKに囲まれながらも落ち着いて左足に持ち替えてゴール至近距離からのシュートを決め切り、2試合連続ゴールとした。

これで完全に勝利を決定づけたチェルシーはこのまま3-0のスコアで試合をクローズ。3試合ぶりの勝利でCL出場権獲得へ王手をかけると共に、14日に行われるFAカップ決勝のリバプール戦へ大きな弾みを付けた。

一方、2戦連続で前半に退場者を出して3連敗のリーズは降格圏の18位に転落した。

関連ニュース
thumb

チェフ氏が2度目のチェルシー退団…「新オーナーを迎えた今、身を引くのに適切な時期…」

チェルシーは27日、テクニカル&パフォーマンス・アドバイザーを務めるペトル・チェフ氏(40)の今月末での退団を発表した。 現役引退後の2019年6月、すべてのサッカーとパフォーマンスについてのアドバイス、シニアとアカデミーの両カテゴリーの強い連係を構築・促進、様々な部署の効果的な連帯を期待され、同職に就任したチェフ氏。 ここ最近ではディレクターのマリナ・グラノフスカイア氏と共に、クラブのリクルートにも携わってきたが、クラブの所有権がロマン・アブラモビッチ氏から、トッド・ベーリー氏に移譲されたことを受け、その他のフロント陣と同様にクラブを去ることになった。 2015年のアーセナル移籍以来、2度目のクラブ退団となったチェフ氏は、クラブ公式を通じて別れのメッセージを綴っている。 「チェルシーで過去3年間、この役割を果たすことができたのは光栄なことだった。クラブが新しいオーナーを迎えた今、私は身を引くのに適切な時期だと感じている。クラブが新オーナー就任によって素晴らしい状態になったことを嬉しく思うとともに、ピッチの内外で今後の成功を確信している」 また、会長兼共同オーナーを務めるベーリー氏は元チェコ代表GKのこれまでの献身に対する感謝を伝えている。 「ペトルはチェルシーファミリーの重要な一員だ。我々は、彼が退任するという決定を理解し、アドバイザーとしての彼の貢献と、クラブと我々のコミュニティに対するこれまでの彼のコミットメントに感謝する。彼の今後の成功を祈っている」 2004年にスタッド・レンヌからチェルシーに加入したチェフ氏は2015年までの11年間で公式戦494試合に出場し、プレミアリーグやチャンピオンズリーグなど13個もの主要タイトルを獲得。2015年からはライバルのアーセナルに活躍の場を移し、2018-19シーズンをもって現役を引退していた。 2022.06.27 17:58 Mon
twitterfacebook
thumb

チェルシー移籍説のC・ロナウド、ユナイテッドは売らず…新監督も計画に含む

マンチェスター・ユナイテッドはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)を手放すつもりがないようだ。 レアル・マドリー、ユベントスでのプレーを経て、昨夏に12年ぶりのユナイテッド復帰を決断したC・ロナウド。その1年目から勝負強さを発揮しつつ、チーム最多の公式戦24ゴールと奮闘したが、ユナイテッドは振るわず、タイトル争いどころか、チャンピオンズリーグ(CL)出場権すら逃した。 そのため、今夏の去就を巡る噂も過熱。CLから弾き出されたチームでのプレーに疑問符がつくなか、今オフの補強も音沙汰なしが続くユナイテッドの現状に懸念し始めているといわれ、つい先日にチェルシーのトッド・ベーリー新会長とジョルジュ・メンデス代理人の会談も取り沙汰されている。 しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、ユナイテッドのエリク・テン・ハグ新監督はC・ロナウドを計画の一部と計算しているという。オランダ人指揮官も以前、自身の計画にC・ロナウドの存在と問われ、「もちろん」と返答。求めるものもシンプルに「ゴールだ!」と返した。 一方のC・ロナウドも来季に向けて、「彼がアヤックスで素晴らしい仕事をした経験豊富な監督なのを知っている。時間が必要だけどね」と語った上で「来年はトロフィーを獲得できると信じよう」と前向きな発言を残している。 なお、ユナイテッドとの現行契約は2023年まで。さらに、1年間の延長オプションも付帯している。 2022.06.27 08:45 Mon
twitterfacebook
thumb

ルカクのインテル復帰が目前に! 予定を前倒し29日にもメディカルチェック&サイン

チェルシーに所属するベルギー代表FWロメル・ルカク(29)のインテル復帰が秒読み段階に入った模様だ。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。 昨夏に9750万ポンドの移籍金でインテルから古巣チェルシーに移籍したルカク。クラブ史上最高額を記録した移籍金も示すように大きな期待がかけられたが、プレミアリーグでは26試合8ゴール、チャンピオンズリーグでは6試合で2ゴールと、平凡な成績に終わった。 すると29歳は次第にインテル復帰に気持ちが傾き始め、シーズン中にはクラブに無断で受けた取材でインテル愛を強調するなど余計な言動が目立った。そして、シーズン終了後はあからさまにその態度を示すようになり、その願い通り、まもなくレンタルでのネラッズーリ復帰が決まろうとしている。 レンタル料1000万ユーロ(約14億円)+賃金カットの条件を受け入れ30日にミラノに到着する予定となっていたルカクは、現在休暇でイタリアのサルデーニャ島に滞在。 しかし、今回の報道によればルカクは一刻も早くインテル復帰を決めるため、予定を前倒しして29日にメディカルチェックに向かうとのこと。そして、同日の午後にインテルのジュゼッペ・マロッタCEOとピエロ・アウシリオSD立ち合いのもと契約書にサインするようだ。 なお、この予定変更はインテルが6月30日に切れる税制上の優遇措置を逃さないためでもあるとのことだ。 2022.06.27 01:20 Mon
twitterfacebook
thumb

C・ロナウドにチェルシー行きの可能性? 新会長が代理人と会談

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)にチェルシー行きの可能性が急浮上している。 レアル・マドリー、ユベントスでのプレーを経て、昨夏に12年ぶりのユナイテッド復帰を決断したC・ロナウド。その1年目からチーム最多の公式戦24ゴールと奮闘したが、ユナイテッドは振るわず、タイトル争いどころか、チャンピオンズリーグ(CL)出場権すら逃した。 そのため、ユナイテッドサポーターをも歓喜させた復帰劇から1年で早くも去就が騒がれる事態に。欧州最高峰の戦いから弾き出されたチームでのプレーに疑問符がつくなか、最近では一向に補強が進まずにいるユナイテッドの現状も懸念し始めているといわれている。 そうしたなか、イギリス『The Athletic』のデイビッド・オーンスタイン記者によると、チェルシー新会長のトッド・ベーリー氏が先週にポルトガルでC・ロナウドの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏と会ったという。 そこではチェルシー移籍のアイデアも議論に。チェルシー側が本腰を入れるかどうかは不明で、具体的な話し合いをしたというわけではなかったようだが、チェルシーの新会長がC・ロナウドの代理人と会談の場を作った模様だ。 チェルシーではベーリー氏らが率いるコンソーシアムの買収により、上層部の顔ぶれも刷新。ディレクターだったマリナ・グラノフスカイア氏も退陣となり、ベーリー新会長が後任決定までの間、補強に携わることになっている。 なお、ユナイテッドはC・ロナウドの残留を希望。C・ロナウド自身はユナイテッドを愛しているようだが、チームに懸念を抱いているとみられる。 2022.06.26 10:30 Sun
twitterfacebook
thumb

ミランがツィエク獲得に再挑戦! チェルシーは売却容認の構え

ミランがチェルシーの元モロッコ代表MFハキム・ツィエク(29)獲得に再挑戦する構えだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。 2020年夏にアヤックスからチェルシーに移籍したツィエク。ここまで公式戦83試合に出場し、14ゴール10アシストを記録。トーマス・トゥヘル監督の下では一時4バックを採用した際、ポジションを掴みかけたが、メインシステムの3バックではシャドーの位置でなかなか持ち味を発揮できず。ポジション争いで苦戦が続く。 チェルシーとの現行契約は2025年まで残っているが、クラブは今夏のタイミングでの売却を検討しており、選手自身も退団を求めているという。 『ディ・マルツィオ』によると、元モロッコ代表の状況を受け、以前から幾度となく獲得に動きを見せていたミランが再チャレンジを試みているようだ。 セリエA連覇を狙うミランにとって2列目のポジション、とりわけ右ウイングは優先度の高い補強ポイントで、ローマのイタリア代表MFニコロ・ザニオーロら数人の候補をリストアップしている。 そういった中、ツィエクに関しては選手サイドがミラノ行きに前向きな姿勢を見せていることもあり、ミランとツィエクの代理人は近日中にも移籍に向けた話し合いを行う予定だという。 2022.06.25 16:33 Sat
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly