トナーリがバースデー弾2発、ミランが難敵ヴェローナに逆転勝利で首位キープ《セリエA》

2022.05.09 05:43 Mon
Getty Images
ミランは8日、セリエA第36節でヴェローナとのアウェイ戦に臨み、3-1で逆転勝利した。

前節フィオレンティーナ戦をウノゼロ勝利として2位インテルとの2ポイント差を維持した首位ミラン(勝ち点77)は、最前線にジルー、2列目に右からサーレマーケルス、クルニッチ、レオンと並べた。

9位ヴェローナ(勝ち点52)に対し、立ち上がりからミランがボールを保持すると、14分に好機。サーレマーケルスの右クロスからクルニッチのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKモンティポの好守に阻まれた。
そして1分後には先制しかける。ロングボールをボックス内で収めたトナーリがイリッチに競り勝ってシュートを決めきった。22歳となったトナーリのバースデー弾かと思われたが、VARが入ってオフサイドとなりゴールは取り消しとなってしまう。

続く19分にもミランは絶好機。カラブリアがトナーリとのパス交換からボックス内に侵入してシュート。しかし、再びGKモンティポの好守に阻まれた。
その後、23分にカプラーリのボレーシュートでゴールを脅かされたミランはオープンな展開を強いられると、38分に先制を許す。カプラーリのスルーパスでボックス左のスペースを突いたラゾビッチのクロスをファラオーニにヘッドで決められた。

嫌な展開となったミランだったが、前半のうちに追いつく。追加タイム3分、トナーリがバースデー弾を取り返す。レオンが左サイドを突破。クロスをゴール前のトナーリがねじ込んだ。

さらに迎えた後半開始5分、再び同じ形からミランが逆転する。ロングカウンターに転じた流れからレオンが左サイドを突破。クロスをトナーリが押し込んだ。

逆転後はミランが主導権を握った中、75分にラザーニャにヘディングシュートでゴールを脅かされるも、終盤の87分に勝負を決定付ける。決めたのは負傷明けのフロレンツィ。メシアスとのワンツーでボックス右に侵入しシュートを叩き込んだ。

このまま3-1でミランが逆転勝利。次節アタランタ、最終節サッスオーロとの対戦を控える中、スクデットまで4ポイントとしている。

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