久保建英スタメンのマジョルカがグラナダとの残留争い直接対決で6失点惨敗…降格圏転落の可能性《ラ・リーガ》
2022.05.07 22:58 Sat
ラ・リーガ第35節、マジョルカvsグラナダが7日にエスタディ・デ・ソン・モイシュで行われ、アウェイのグラナダが2-6で圧勝した。なお、マジョルカのMF久保建英は先発出場し85分までプレーした。
16位のマジョルカ(勝ち点32)は今節、残留争いのライバルである18位のグラナダ(勝ち点31)との重要な直接対決に臨んだ。
前節はバルセロナ相手のアウェイゲームということもあり、割り切った守備的な戦いの末、1-2の敗戦となったアギーレ率いるチームは、残留に向けて勝ち点必須のホームゲームで久保を右サイドハーフで2試合ぶりに先発起用した。
残留を懸けた重要なシックス・ポインターは立ち上がりから球際でバチバチとやり合う激しい展開に。その中で開始4分には久保にいきなりビッグチャンス。ボックス手前左でボールを受けた久保が仕掛けると、一度相手DFにボールが当たって跳ね返ったボールが絶妙な壁パスのような形で戻り、GKと一対一に。だが、左足のシュートはうまく間合いを詰めたGKマクシミアーノのビッグセーブに阻まれた。
久保の決定機逸で早い時間帯の先制を逃したマジョルカは、直後に与えたセットプレーから逆に先制点を奪われる。6分、左CKの場面でショートコーナーの流れからゴール前で混戦を作られると、ドゥアルチ、プエルタスが続けて放ったシュートのこぼれ球をゴール右でフリーのルイス・スアレスに蹴り込まれた。
28分、マフェオの高い位置でのボール奪取からボックス右の久保が右足ダイレクトで折り返しを入れると、ペナルティアーク付近のムリキが足元にボールを収めて冷静にマイナスへ落とす。このボールをセビージャが右足ダイレクトで振り抜くと、ややアウトにかかった鋭いシュートがゴール左隅の完璧なコースへ突き刺さった。
38歳ベテランMFの鮮烈な一撃で追いついたホームチームは、勢いづいて優勢に試合を進めていく。立ち上がりの決定機は逃した久保も積極的な仕掛けやボールキープに加え、課題の守備でもチームメイトと同様に球際でしっかりと戦う姿勢を見せる。前半の内に逆転までは持ち込めなかったものの、まずまずの形で前半を終えた。
しかし、マジョルカは前半同様に拙い入りから先にゴールを奪われる。46分、プエルタスとのパス交換でボックス左に抜け出したエスクデロに左足のシュートを流し込まれて勝ち越しを許す。さらに、55分には中盤での久保のボールロストからカウンターを浴びると、直前にスアレスの負傷で投入されたホルヘ・モリーナのボックス左への抜け出しからの折り返しを、ゴール前のプエルタスに技ありのヒールシュートを流し込まれ、瞬く間に2点差を付けられた。
これで厳しくなったマジョルカだが、直後の57分には右サイド深くで果敢に仕掛けたマフェオからのクロスをゴール前に攻め上がっていたセンターバックのライージョが頭で合わせてすぐさま点差を1点に戻す。また、68分にはダニ・ロドリゲス、セビージャを下げてアントニオ・サンチェス、アンヘルとより攻撃的なカードを切っていく。
だが、この交代直後69分には中盤でのボールロストからカウンターを浴びると、ゴナロンとのパス交換から前回対戦でハットトリックを許したモリーナにミドルシュートをゴール左隅に流し込まれる。さらに、78分にはロングボールをボックス内でモリーナに収められ折り返されたボールをDFクリアし切れずにウズニに押し込まれて痛恨の5失点目となった。
これで敗色濃厚となった中、何とか意地を見せたいホームチームだが、後ろに重心を置いたアウェイチームの守備に手を焼く。85分には久保もベンチに下がり、代わってジャブレスがピッチへ送り込まれた。
その後、90分にはモリーナにドブレーテまで許したマジョルカは昨年9月のレアル・マドリー以来となる今季ワーストタイの6失点で惨敗。グラナダに順位で抜かれたアギーレ率いるチームは、カディスの結果次第で降格圏に転落する可能性も出てきた。
16位のマジョルカ(勝ち点32)は今節、残留争いのライバルである18位のグラナダ(勝ち点31)との重要な直接対決に臨んだ。
前節はバルセロナ相手のアウェイゲームということもあり、割り切った守備的な戦いの末、1-2の敗戦となったアギーレ率いるチームは、残留に向けて勝ち点必須のホームゲームで久保を右サイドハーフで2試合ぶりに先発起用した。
久保の決定機逸で早い時間帯の先制を逃したマジョルカは、直後に与えたセットプレーから逆に先制点を奪われる。6分、左CKの場面でショートコーナーの流れからゴール前で混戦を作られると、ドゥアルチ、プエルタスが続けて放ったシュートのこぼれ球をゴール右でフリーのルイス・スアレスに蹴り込まれた。
前半の内に追いつきたいマジョルカは、ここからムリキにボールを集めながら攻勢を仕掛けていく。幾度かのフィニッシュのシーンを経た前半半ば過ぎにスーペルゴラッソでスコアをタイに戻す。
28分、マフェオの高い位置でのボール奪取からボックス右の久保が右足ダイレクトで折り返しを入れると、ペナルティアーク付近のムリキが足元にボールを収めて冷静にマイナスへ落とす。このボールをセビージャが右足ダイレクトで振り抜くと、ややアウトにかかった鋭いシュートがゴール左隅の完璧なコースへ突き刺さった。
38歳ベテランMFの鮮烈な一撃で追いついたホームチームは、勢いづいて優勢に試合を進めていく。立ち上がりの決定機は逃した久保も積極的な仕掛けやボールキープに加え、課題の守備でもチームメイトと同様に球際でしっかりと戦う姿勢を見せる。前半の内に逆転までは持ち込めなかったものの、まずまずの形で前半を終えた。
しかし、マジョルカは前半同様に拙い入りから先にゴールを奪われる。46分、プエルタスとのパス交換でボックス左に抜け出したエスクデロに左足のシュートを流し込まれて勝ち越しを許す。さらに、55分には中盤での久保のボールロストからカウンターを浴びると、直前にスアレスの負傷で投入されたホルヘ・モリーナのボックス左への抜け出しからの折り返しを、ゴール前のプエルタスに技ありのヒールシュートを流し込まれ、瞬く間に2点差を付けられた。
これで厳しくなったマジョルカだが、直後の57分には右サイド深くで果敢に仕掛けたマフェオからのクロスをゴール前に攻め上がっていたセンターバックのライージョが頭で合わせてすぐさま点差を1点に戻す。また、68分にはダニ・ロドリゲス、セビージャを下げてアントニオ・サンチェス、アンヘルとより攻撃的なカードを切っていく。
だが、この交代直後69分には中盤でのボールロストからカウンターを浴びると、ゴナロンとのパス交換から前回対戦でハットトリックを許したモリーナにミドルシュートをゴール左隅に流し込まれる。さらに、78分にはロングボールをボックス内でモリーナに収められ折り返されたボールをDFクリアし切れずにウズニに押し込まれて痛恨の5失点目となった。
これで敗色濃厚となった中、何とか意地を見せたいホームチームだが、後ろに重心を置いたアウェイチームの守備に手を焼く。85分には久保もベンチに下がり、代わってジャブレスがピッチへ送り込まれた。
その後、90分にはモリーナにドブレーテまで許したマジョルカは昨年9月のレアル・マドリー以来となる今季ワーストタイの6失点で惨敗。グラナダに順位で抜かれたアギーレ率いるチームは、カディスの結果次第で降格圏に転落する可能性も出てきた。
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