フィオレンティーナに苦戦もウノゼロ勝利のミランが首位キープ《セリエA》

ミランは1日、セリエA第35節でフィオレンティーナをホームに迎え、1-0で辛勝した。

前節ラツィオに後半追加タイムでのトナーリ弾で劇的勝利とした首位ミラン(勝ち点74)は、未消化試合を落とした2位インテルとの2ポイント差を維持した中、現状のベストメンバーで挑んだ。

7位フィオレンティーナ(勝ち点56)に対し、最前線にジルー、2列目に右からメシアス、ブラヒム・ディアス、レオンと並べたミランは11分にピンチ。CKからイゴールに決定的なシュートを許すも枠を外れて助かった。
すると16分には先制のチャンス。ケシエのスルーパスを受けたジルーがGKと一対一に。だが、シュートは枠を外してしまった。

その後も守勢を強いられたミランは21分、サポナーラにカットインシュートでゴールを脅かされたが、ここはGKメニャンがセーブ。前半半ばを過ぎてミランが押し込む時間を増やしていったが、ゴールに迫るような好機を生み出すには至らず0-0で前半を終えた。

前半、枠内シュート0に終わったミランは迎えた後半、開始3分にビッグチャンス。しかし、ボックス内からレオンの放ったシュートは枠の上に外れてしまった。さらに52分、FKの流れからケシエが決定的な枠内シュートを放つも、GKテラッチアーノの好守に阻まれてしまう。

ゴールが遠いミランは56分に2枚替え。インパクトのなかったブラヒム・ディアスとメシアスに代えてレビッチとクルニッチを投入した。さらに67分、ジルーに代えてイブラヒモビッチを投入したミランだったが、76分にピンチ。ゴール至近距離からカブラウのヘディングシュートが枠を捉えたが、GKメニャンがファインセーブで凌いだ。

すると82分、相手のミスを突いて先制する。GKテラッチアーノのミスパスをカットしたレオンがボックス左に侵入。そのままシュートを決めきった。

これが決勝点となってミランがウノゼロ勝利。首位キープに成功している。