後半ATのトナーリ弾でミランがラツィオに劇的逆転勝利、首位キープ《セリエA》

2022.04.25 05:43 Mon
Getty Images
セリエA第34節、ラツィオvsミランが24日に行われ、1-2でミランが逆転勝利した。
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前節トリノ戦を1-1のドローに持ち込んだ7位ラツィオ(勝ち点56)はチャンピオンズリーグ出場圏内の4位ユベントスとは7ポイント差ある中、ベストメンバーで臨んだ。一方、前節ジェノアを退けて1試合消化の少ない2位インテルとの1ポイント差を維持した首位ミラン(勝ち点71)は、インテルの前にコッパ・イタリア敗退となった中、イブラヒモビッチとロマニョーリが復帰しベンチ入り。前線は頂点にジルー、2列目に右からメシアス、ブラヒム・ディアス、レオンと並べた。
試合は開始4分に動く。スローインの流れからミリンコビッチ=サビッチがボックス右に侵入。クロスを入れるとインモービレがダイレクトで合わせた。

失点後、押し込むミランは17分にジルーがヘディングシュートでゴールに迫ると、23分のピンチではGKメニャンが好飛び出しでインモービレの裏抜けをケア。
前半半ば以降もミランが攻勢を続けると、レオンやケシエがボックス内からシュートを浴びせていったが、ゴールを割るには至らず1点ビハインドでハーフタイムに入った。

迎えた後半もミランが攻勢をかけると、開始5分に追いつく。レオンがボックス左を突破してクロス。これをジルーが合わせた。

さらに59分、右CKからケシエの放ったヘディングシュートでゴールに迫れば、続く62分にはメシアスの放ったドリブルシュートがわずかに枠を外れた。

押せ押せのミランはイブラヒモビッチとレビッチを投入。終盤の89分にはボックス内のイブラヒモビッチにシュートチャンスが訪れるも、DFの好ブロックに阻まれてドロー止まりかと思われたが、追加タイム2分にドラマ。

レビッチが高い位置でボールを奪った流れから、イブラヒモビッチがヘッドで落としたパスをゴール前のトナーリが受けてシュートを決めきった。

これが決勝点となってミランが劇的勝利。首位をキープしている。

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