【ブンデス第30節プレビュー】CL敗退バイエルン、奥川ビーレフェルトと対戦

前節、首位バイエルンはアウグスブルクに辛勝、2位ドルトムントがシュツットガルトに快勝したことで両チームの9ポイント差は維持された。バイエルンがチャンピオンズリーグから敗退し、残り5試合となった今節、MF奥川のビーレフェルトと対戦する。

首位バイエルン(勝ち点59)は前節、低調な内容ながら終盤のFWレヴァンドフスキによるPK弾で勝ち切って見せた。しかし、火曜に行われたCLではビジャレアルの前に敗退。痛恨の結果に終わった中、ブンデスリーガ一本となったバイエルンは10連覇に向けて切り替えることはできるか。

一方、前節ヴォルフスブルクに0-4と惨敗して6試合勝利のない(1分け5敗)16位ビーレフェルト(勝ち点26)。一時の好調が完全に消え失せている中、ここ2試合ベンチスタートの奥川は先発予想。ゴールでもう一度チームを浮上させられるか。
2位ドルトムント(勝ち点60)は13位ヴォルフスブルク(勝ち点34)とのホーム戦に臨む。ドルトムントは前節、MFレイナの開始早々の負傷を受けて出場したMFブラントのドッペルパックでシュツットガルトに快勝。3試合ぶりの勝利としてバイエルンとの9ポイント差を維持した。ここは勝利して次節バイエルンとのデア・クラシカーに臨みたい。

今節は7位ウニオン・ベルリン(勝ち点44)と9位フランクフルト(勝ち点39)による日本人対決が開催される。ウニオンは前節、ヘルタとのベルリン・ダービーをMF原口のゴールで勝利。2年連続での欧州カップ戦出場を目指す中、フランクフルトとの日本人対決を制すことはできるか。一方、ヨーロッパリーグでバルセロナを破る波乱を起こしたフランクフルト。3季ぶりの準決勝進出として勢いに乗る中、MF鎌田とDF長谷部はベンチスタート予想となっているが、欧州カップ戦出場を争うライバルを下せるか。

15位シュツットガルト(勝ち点27)は10位マインツ(勝ち点38)とのアウェイ戦に臨む。前節はドルトムントの前に屈したシュツットガルト。5試合ぶりの敗戦となった中、バウンスバックとなるか。MF遠藤はコロナ陽性で欠場となるが、DF伊藤は先発予想となっている。

12位ボーフム(勝ち点36)は5位フライブルク(勝ち点48)とのアウェイ戦に臨む。ボーフムは前節、強豪レバークーゼンにゴールレスドロー。ほぼ互角の試合を演じる戦いを見せた中、今節も上位チームとの対戦となるが、スタメン予想のFW浅野にゴールは生まれるか。

◆ブンデスリーガ第30節
▽4/16(土)
《22:30》
ドルトムントvs ヴォルフスブルク
アウグスブルクvs ヘルタ・ベルリン
マインツvs シュツットガルト
フライブルクvs ボーフム
《25:30》
ボルシアMGvs ケルン

▽4/17(日)
《22:30》
ビーレフェルトvs バイエルン
《24:30》
ウニオン・ベルリンvs フランクフルト
ホッフェンハイムvs グロイター・フュルト
《26:30》
レバークーゼンvs ライプツィヒ