元浦和レオナルドにゴールを許すも…川崎Fが後半AT弾で蔚山現代と土壇場ドロー《ACL2022》
2022.04.15 19:57 Fri
川崎フロンターレは15日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループI初戦で蔚山現代(韓国)と対戦し、1-1で引き分けた。
Jリーグ王者として臨む川崎Fの初戦は、前回大会のラウンド16でPK戦の末に敗れた蔚山現代。Kリーグでは3シーズン連続2位となっているが、今季は開幕9試合無敗で2位と5ポイント差の首位につけている。
その間に15得点5失点と攻守に安定感のある蔚山現代に対し、川崎Fのリーグ戦はここ3試合で1勝1分け1敗と足踏み。だが、直近の柏レイソル戦で白星を取り戻しており、この一戦では同じスタメンを起用している。
なお、蔚山現代は、今年から横尾浜F・マリノスから期限付き移籍している天野純や、元浦和レッズのレオナルド、元ガンバ大阪のキム・ヨングォンらが先発に名を連ねている。
舞台はマレーシアのタン・スリ・ダト・ハジ・ハッサン・ユーヌス・スタジアム。序盤は主導権争いが続く中、川崎Fは16分にシュートシーン。左ウイングのマルシーニョが得意のカットインから右足を強振。だが、GKの正面に。
先制を許した川崎F。29分に初めて川崎Fらしい攻撃からレアンドロ・ダミアンがチャンスを迎えるが、惜しくも枠の右に。飲水タイムを挟んだ32分には、マルシーニョのドリブルを起点に遠野、ダミアン、家長を経由してボックス右へ。最後は山根がシュートを放つが、体勢が悪く、強いシュートにはならなかった。
それでも徐々にチームの色を出しながら後半を迎えた川崎F。58分にシミッチのロングパスでマルシーニョがボックス左に抜け出し、ラストパスをダミアンが流し込みにかかったが、ここも威力が足りず。
62分に川崎Fは遠野を下げて脇坂を投入。さらに69分には、一挙に橘田、山村、マルシーニョに代えて、知念、車屋、宮城を送り込んだ。
その直後、山根のクロスから知念がヘディングシュートを放ったが、惜しくもクロスバーの上に。74分には、宮城を起点にダミアンのバイシクルシュートにつなげるなど、交代選手が存在感を示していく。
終盤にかけてボール保持率で圧倒する川崎Fは、跳ね返されても何度も攻撃を試みる。すると後半アディショナルタイムに、宮城のシュートで得た左CKで脇坂がクロスを入れると、GKチョ・ヒョヌがこれをファンブル。落ち際を車屋がボレーで叩き、土壇場で同点に追いついた。
この起死回生の一発で川崎Fは勝ち点1を獲得。次戦は3日後に行われる広州FC(中国)戦だ。
川崎フロンターレ 1-1 蔚山現代
【川崎F】
車屋紳太郎(後49)
【蔚山現代】
レオナルド(前21)
Jリーグ王者として臨む川崎Fの初戦は、前回大会のラウンド16でPK戦の末に敗れた蔚山現代。Kリーグでは3シーズン連続2位となっているが、今季は開幕9試合無敗で2位と5ポイント差の首位につけている。
その間に15得点5失点と攻守に安定感のある蔚山現代に対し、川崎Fのリーグ戦はここ3試合で1勝1分け1敗と足踏み。だが、直近の柏レイソル戦で白星を取り戻しており、この一戦では同じスタメンを起用している。
舞台はマレーシアのタン・スリ・ダト・ハジ・ハッサン・ユーヌス・スタジアム。序盤は主導権争いが続く中、川崎Fは16分にシュートシーン。左ウイングのマルシーニョが得意のカットインから右足を強振。だが、GKの正面に。
一方、前に出たい川崎Fに対して強かに裏を狙う蔚山現代は21分、その狙い通りにレオナルドがロングボールに抜け出すと、競り合う谷口を振り払い、ボックス左から左足のシュートを流し込んだ。
先制を許した川崎F。29分に初めて川崎Fらしい攻撃からレアンドロ・ダミアンがチャンスを迎えるが、惜しくも枠の右に。飲水タイムを挟んだ32分には、マルシーニョのドリブルを起点に遠野、ダミアン、家長を経由してボックス右へ。最後は山根がシュートを放つが、体勢が悪く、強いシュートにはならなかった。
それでも徐々にチームの色を出しながら後半を迎えた川崎F。58分にシミッチのロングパスでマルシーニョがボックス左に抜け出し、ラストパスをダミアンが流し込みにかかったが、ここも威力が足りず。
62分に川崎Fは遠野を下げて脇坂を投入。さらに69分には、一挙に橘田、山村、マルシーニョに代えて、知念、車屋、宮城を送り込んだ。
その直後、山根のクロスから知念がヘディングシュートを放ったが、惜しくもクロスバーの上に。74分には、宮城を起点にダミアンのバイシクルシュートにつなげるなど、交代選手が存在感を示していく。
終盤にかけてボール保持率で圧倒する川崎Fは、跳ね返されても何度も攻撃を試みる。すると後半アディショナルタイムに、宮城のシュートで得た左CKで脇坂がクロスを入れると、GKチョ・ヒョヌがこれをファンブル。落ち際を車屋がボレーで叩き、土壇場で同点に追いついた。
この起死回生の一発で川崎Fは勝ち点1を獲得。次戦は3日後に行われる広州FC(中国)戦だ。
川崎フロンターレ 1-1 蔚山現代
【川崎F】
車屋紳太郎(後49)
【蔚山現代】
レオナルド(前21)
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