【プレミアリーグ第32節プレビュー】優勝を占う天王山、シティとリバプールが激突!

今節を入れて残り7試合となったプレミアリーグ。前節は首位のマンチェスター・シティと2位のリバプールが順当に勝利した一方、3位のチェルシーがブレントフォード相手にまさかの4失点大敗を喫し、優勝争いはほぼ2チームに絞られた。

そして今節はそんなシティとリバプールによる天王山を迎える。チャンピオンズリーグ(CL)ではそれぞれアトレティコ・マドリーとベンフィカに先勝した両チーム。10月3日にアンフィールドで行われた前回対戦は2-2で引き分けており、フォーデンはその試合を含めてプレミアリーグにおけるリバプール戦は3試合連続ゴール中。4試合連続となれば、ヴァーディ以来2人目の快挙となる。

今回の舞台となるエティハド・スタジアムでは、シティは対リバプール12試合でわずか1敗の7勝4分け。だが一方で、リバプールは現在アウェイ戦10連勝中。また、首位と2位のチームによる対戦は、ここ10試合は2位チームが7勝2分け1敗と大きく勝ち越しており、5連勝中となっている。
3位のチェルシーはアウェイでサウサンプトンと対戦する。先述のように前節は格下ブレントフォードに4失点を喫し、CLではレアル・マドリー相手にホーム3失点で窮地に立たされた。バウンスバックの求められる今回の一戦。チェルシーはセント・メリーズ・スタジアムではリーグ戦ここ13試合は9勝3分け1敗で、直近8試合は負けなしだ。また、トゥヘル監督就任以降、リーグ戦では連敗が一度もないまま48試合を戦ってきたが、これはリーグ最長記録となっている。

4位のトッテナムはアストン・ビラとのアウェイ戦。前節はニューカッスルに先制を許したものの、その後5得点を記録し圧勝。リーグ戦3連勝を収めた。アストン・ビラとはリーグ戦では直近20試合で15勝3分け2敗で、アウェイ戦では6連勝中。また、ヴァーディはビラとのアウェイ戦過去全3試合で得点しており、4試合連続ゴールはルカクだけだ。5位のアーセナルはホームにブライトンを迎え撃つ。リーグ戦7試合で6勝と好調だったものの、前節のクリスタル・パレス戦で完敗し、順位を下げることに。ブライトン戦は、ここ3試合は2勝1分けだが、それまで5試合未勝利だった。また、今節のように現地時間土曜日15時キックオフの試合は、ここ28試合で23勝4分けでわずか1敗だが、それが2020年6月に行われたブライトン戦だった。なお、ブライトンはプレミアリーグでは4月に勝利したことはない(8分け7敗)。

7位のマンチェスター・ユナイテッドはアウェイでエバートン戦。前節はレスターと引き分け、リーグ戦ここ4試合で1勝にとどまっている。ブルーノ・フェルナンデスは、エバートン戦4試合で4ゴール2アシスト、グディソン・パークでは3ゴール1アシストを記録しており、現在は2試合連続ゴール中。ユナイテッドの選手で最後にエバートン相手に3試合連続ゴールを決めたのはルート・ファン・ニステルローイだ。

◆プレミアリーグ第32節
▽4/8(金)
《28:00》
ニューカッスル vs ウォルバーハンプトン

▽4/9(土)
《20:30》
エバートン vs マンチェスター・ユナイテッド
《23:00》
アーセナル vs ブライトン
サウサンプトン vs チェルシー
ワトフォード vs リーズ・ユナイテッド
《25:30》
アストン・ビラ vs トッテナム

▽4/10(日)
《22:00》
ノリッジ vs バーンリー
レスター・シティ vs クリスタル・パレス
ブレントフォード vs ウェストハム
《24:30》
マンチェスター・シティ vs リバプール