フランクフルトvsバルセロナはドローでリターンレグへ! 先発出場の鎌田大地は前線の起点として奮闘《EL》

2022.04.08 06:05 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝の1stレグ、フランクフルトvsバルセロナが7日にフランクフルト・シュタディオンで行われ、1-1のドローに終わった。なお、フランクフルトのMF鎌田大地は81分までプレー、MF長谷部誠は、ベンチ入りも出場機会はなかった。

ラウンド16でベティスを延長戦の末に2戦合計3-2で退けたフランクフルトは、3シーズンぶりのベスト4進出を懸けて優勝候補本命と激突した。直近のグロイター・フュルト戦をドローで終え、2戦連続無得点のチームは、その試合から長谷部に代えてヒンテレッガーを起用した以外、同じメンバーを起用。鎌田は2シャドーの一角に入った。

一方、ラウンド16でガラタサライ相手に苦戦を強いられながらも敵地での逆転勝利によって8強入りを決めたバルセロナ。以降のリーグ戦ではレアル・マドリーとのエル・クラシコ、直近のセビージャ戦とラ・リーガでの上位対決にいずれも勝利を収め、6連勝で一気に2位浮上。その絶好調のチャビ率いるチームは、セビージャ戦から先発3人を変更。今大会登録外のダニエウ・アウベスに代えてエリック・ガルシアをセンターバックに入れ、アラウホが右サイドバックに。フレンキー・デ・ヨング、デンベレに代わってガビ、アダマ・トラオレが入った。
開始直後の3分にブスケッツのパスを受けたフェラン・トーレスがいきなり際どい右足のシュートを放ち、GKトラップのファインセーブを強いる。

ここから一気にアウェイチームペースで試合が進むかに思われたが、ホームサポーターによる大歓声を後押しにフランクフルトも食らいつく。5分に鎌田の折り返しからクナウフがファーストシュートを放つと、直後の6分にも鋭いカウンターからボックス中央でリンドストロームのプルバックに反応したソウがフリーでシュートを放つが、これは枠を捉え切れない。
それでも、これをキッカケに勢いに乗ったフランクフルトは強度の高い守備で相手を撥ね返し、前線でタメを作る鎌田を起点にバルセロナを脅かすカウンターを仕掛けていく。

以降はバルセロナがボール支配率を高めていくが、フランクフルトの集中した守備に手を焼き、なかなか攻撃にスイッチが入らず。トラオレ、フェラン・トーレスの両翼による個人技も不発。さらに、20分過ぎにはピケが筋肉系のトラブルかプレー続行不可能となり、ラングレのスクランブル投入を余儀なくされた。

前半半ばから終盤にかけて試合は膠着状態に。ただ、ほとんどフィニッシュまで持ち込めないバルセロナに対して、フランクフルトはバイタルエリアでうまく浮く鎌田を起点に両ウイングバックが深い位置まで侵攻し、よりゴールを匂わせる場面を創出。

38分には鎌田、コスティッチの左サイドでの崩しからゴール前でGKテア・シュテーゲンがこぼしたボールに詰めたボレがブスケッツと交錯しPKを獲得。だが、オンフィールドレビューの結果、ブスケッツが先にボールにチャレンジしていたとしてPKは取り消しに。

結局、試合はゴールレスでの折り返しとなったが、ホームのフランクフルトがより良いイメージでハーフタイムを迎えることになった。

互いに選手交代なしで臨んだ後半、先にゴールをこじ開けたのはフランクフルト。立ち上がりの48分、右CKの流れからペナルティアーク付近でクリアボールに反応したクナウフが右足アウトにかけた見事なダイレクトシュートをゴール右上隅に突き刺した。

後半の仕切り直しに失敗してビハインドを背負ったバルセロナはすぐさま反撃を試みるが、後半もリズムを掴めない。これを受けてチャビ監督は62分、ガビとトラオレを諦めてF・デ・ヨング、デンベレの主力を同時投入した。

すると、この選手交代が即座に機能し、同点ゴールをもたらす。66分、右サイドでボールを受けたデンベレが内に切り込んでF・デ・ヨングの足元にパス。ここからF・デ・ヨングと鮮やかな2度のパス交換を行ったボックス中央のフェラン・トーレスがゴール左隅へ右足のシュートを流し込んだ。

これで今度こそバルセロナペースで試合が進むかに思われたが、フランクフルトも気落ちすることなくきっちり押し返していく。そして、決定機には至らないものの、鋭いカウンターで前に出たいバルセロナをきっちりけん制する。

だが、一進一退の攻防が続く中、フランクフルトは78分にペドリを遅れてスパイクしてしまったDFトゥタに2枚目のイエロカードが掲示され、数的不利を背負う。これにより、81分には健闘光った鎌田を下げてトゥーレを最終ラインに入れた。

この退場によって試合終盤は攻勢を強めるバルセロナ、1-1でのクローズを狙うフランクフルトと構図がより明確に。何とかゴールをこじ開けたいバルセロナだったが、専守防衛の構えを見せるフランクフルトを前になかなか決定機まで持ち込むことができず。試合は均衡が保たれたままタイムアップを迎えた。

この結果、敵地で最低限のドローに持ち込んだバルセロナが若干の優位性を得たものの、両チームにほぼ同等のチャンスが残った中、1週間後のリターンレグを戦うことになった。

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