ミランが30本以上シュートを放つもボローニャの牙城を崩せず…2位ナポリとの勝ち点差は1に《セリエA》

ミランは4日、セリエA第31節でボローニャと対戦し0-0の引き分けに終わった。

リーグ戦3連勝中の首位ミラン(勝ち点66)が、4試合勝利のない13位ボローニャ(勝ち点33)をホームに迎えた一戦。3試合連続クリーンシート中のミランは、前節のスタメンからケシエをトナーリに代えた以外は同じメンバーで試合に臨んだ。

一進一退の展開が続く中、ミランは15分にシュートのこぼれ球をゴールエリア左でカルルが頭で折り返すと、DFに当たったボールをラファエル・レオンがダイレクト狙ったが、シュートは枠の上に外れた。
対するボローニャは22分、バロウのパスでボックス左に抜け出したスヴァンベリが折り返すと、アルナウトビッチがスルーしたボールをエビシェアがダイレクトで狙ったが、シュートはGKメニャンがキャッチ。さらに26分にはバロウのミドルシュートが枠をとらえたが、これもGKメニャンが好セーブで弾き出した。

ハーフタイムにかけては、ミランが攻勢を続けると前半アディショナルタイム1分にトナーリの右クロスからジルーが決定機を迎えたが、ヘディングシュートは相手GKが好セーブ。ミランは前半で15本のシュートを放ったが、ゴールレスで試合を折り返した。迎えた後半、メシアスを下げてレビッチを投入したミランが立ち上がりから攻勢をかけると、61分にレオンのラストパスをボックス右で受けたカラブリアがチャンスを迎えたが、シュートはわずかにゴール左に外れた。

1点が遠いミランは、70分にジルーとベナセルを下げてイブラヒモビッチとケシエを投入。すると72分、ボックス右から切り込んだイブラヒモビッチの折り返しからレオンがダイレクトシュートで合わせたが、ボールはゴール右に外れた。

さらにミランは86分にも、CKの二次攻撃からトナーリの右クロスをトモリが頭で合わせたが、これも枠の上。結局、30本以上のシュートを放ったものの、最後までボローニャの堅守をこじ開けられなかったミランは、4試合ぶりのドローで2位ナポリとの勝ち点差が1に縮まった。