怒涛の6連勝突破も最終戦で改めて露呈した選手層の薄さ。W杯8強超えに必要なチームの底上げ【日本代表カタールW杯最終予選総括】
2022.03.30 18:15 Wed
24日の敵地・オーストラリア(豪州)戦で2022年カタールW杯出場権を獲得し、安堵感に包まれた日本代表。昨年9月の初戦・オマーン戦(吹田)で不覚を取り、3戦目のサウジアラビア戦(ジェッダ)も落として2敗目を喫した時点では7大会連続出場が絶望的と見られただけに、日本はそこからの怒涛の6連勝で地力を示す形になった。
「初戦で負けた後、麻也(吉田=サンプドリア)と関係者に『辞める覚悟がある』と言いました。本当に自分でいいんだろうかという思いがあった。もしダメならば、早く代えてもらった方が日本サッカーのためになるし、判断の遅れで取り返しのつかないことにならないようにしたいと考えたんです」
25日の早朝、現地取材者だけを集めて行った囲み取材で、森保一監督は複雑な胸中を吐露したが、悲壮な覚悟が選手たちを突き動かしたのだろう。10月の豪州戦(埼玉)で[4-2-3-1]から[4-3-3]へ布陣変更したのも奏功し、遠藤航(シュツットガルト)、守田英正(サンタ・クララ)、田中碧(デュッセルドルフ)で構成する中盤が安定。右サイドの伊東純也(ヘンク)の推進力も一気に高まり、攻撃に迫力が出てきたのだ。
豪州戦では最終予選初出場の田中碧が代表初ゴールを挙げ、指揮官の秘蔵っ子・浅野拓磨(ボーフム)が決勝点をお膳立て。辛くも宿敵を下したことで勢いに乗った。続く11月のベトナム(ハノイ)、オマーン(マスカット)2連戦も、ともに1-0という薄氷の勝利だったが、絶好調の伊東が連発。後者では三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)のような秘密兵器も現れ、「イケる」という手ごたえを感じさせた。
W杯イヤー最初の中国、サウジアラビア(埼玉)2連戦は吉田に冨安健洋(アーセナル)、三笘、古橋亨梧(セルティック)といった面々をケガで欠く中、谷口彰悟(川崎フロンターレ)や板倉滉(シャルケ)らチャンスをもらった選手たちが確実に仕事をこなし、穴を作らない。攻撃陣も伊東がリードする中、大迫勇也(ヴィッセル神戸)や南野拓実(リバプール)といった森保体制発足時からの中核選手たちがゴールを決めたのも大きかった。最終予選突入後、途中交代が続き、厳しい批判にさらされた長友佑都(FC東京)もベテランパワーを見せつけ、チームを活性化。豪州が取りこぼしたのも幸いし、W杯切符獲得に王手をかけたのだ。
その停滞感を打破したのが、終盤に登場した三笘。ラスト1分というところで、山根視来(川崎フロンターレ)と守田という元川崎F同僚コンビの崩しからのマイナスクロスを確実に決めきり、さらには自身の絶対的武器であるドリブル突破からダメ押し点をゲット。「あの時間帯に薫が入って1対1を仕掛けたら、全部抜ける」と伊東が太鼓判を押すほどの迫力を示したのは大きな収穫となった。
そういった新戦力が続々と出現し、W杯本番でメンバーを柔軟に入れ替えながら戦えるようになれば、悲願の8強も夢ではなくなる…。そんな期待を持って29日の最終予選・ベトナム戦(埼玉)を迎えたが、控え組中心の前半はギクシャク感ばかりが目につき、チームとして思うように機能しなかった。森保監督は矢も楯もたまらず後半頭から伊東を入れて[4-2-3-1]へスイッチ。さらに信頼を寄せる守田、田中、南野の3枚も投入。ガムシャラに勝ちに行ったが、田中の決勝点がVAR判定で覆される不運も重なって、格下相手にまさかのドロー。最終的には7勝1分2敗の勝ち点22でB組2位でフィニッシュすることになってしまった。
「チーム全体として誰が出ても相手にスキを突かれないように、我々がやろうとすることをスムーズに発揮できるように、選手層の幅を広げていかなければいけないと思いました」と森保監督も神妙な面持ちで語っていたが、現在の日本代表は主力組と控え組の実力差が大きくある集団と言わざるを得ない。
とりわけ中盤はその傾向が強い。遠藤、守田、田中は誰がどのポジションに入ってもプレーできる柔軟性と臨機応変さがあるが、それ以外の人材が入った時はスムーズさに欠ける嫌いがある。3人が揃って入れ替わったベトナム戦は論外。特にアンカー・遠藤の代役をしっかり固めておく必要がある。守田か田中はその位置をこなせる能力を備えている。彼らを中盤の底に据え、その前に原口元気(ウニオン・ベルリン)と旗手怜央(セルティック)を配置するなどバリエーションを広げておかないと、アクシデントが起きた時に対応できない。森保監督が真っ先に取り組むべきテーマと言っていい。
大迫不在のFWも今回の豪州戦では浅野、ベトナム戦では上田綺世(鹿島アントラーズ)が先発したが、前線で収める仕事がない分、南野らが前に行きづらくなっているように見受けられた。大迫も間もなく32歳で、ケガが増えているだけに、いつまでも彼に依存しているわけにはいかない。準備期間は短いが違った戦い方を確立させる努力が必要だろう。
もう1つ注文をつけると、東京五輪世代の台頭が物足りない。久保は代表デビューから約3年が経過するのに依然として無得点のままだし、堂安律(PSV)も今シリーズでは落選を余儀なくされた。上田や林大地(シント=トロイデン)も大迫を凌駕するレベルには至っていない。東京五輪世代で確固たる地位を築いたのは、冨安、板倉、田中碧、三笘くらい。他はまだ当落線上にいる。若手比率を高めていくことが、日本代表の躍進のカギになる。彼らにはより一層の自覚を持って自チームでのプレーに取り組んでほしい。
4月1日には本大会抽選会があるが、第2ポットを逃した日本は厳しいグループに入ることが想定される。どんな逆境でも跳ね返すくらいの選手層とタフさをどう作り上げていくのか。全ては残り8カ月間に懸かっている。
「初戦で負けた後、麻也(吉田=サンプドリア)と関係者に『辞める覚悟がある』と言いました。本当に自分でいいんだろうかという思いがあった。もしダメならば、早く代えてもらった方が日本サッカーのためになるし、判断の遅れで取り返しのつかないことにならないようにしたいと考えたんです」
25日の早朝、現地取材者だけを集めて行った囲み取材で、森保一監督は複雑な胸中を吐露したが、悲壮な覚悟が選手たちを突き動かしたのだろう。10月の豪州戦(埼玉)で[4-2-3-1]から[4-3-3]へ布陣変更したのも奏功し、遠藤航(シュツットガルト)、守田英正(サンタ・クララ)、田中碧(デュッセルドルフ)で構成する中盤が安定。右サイドの伊東純也(ヘンク)の推進力も一気に高まり、攻撃に迫力が出てきたのだ。
W杯イヤー最初の中国、サウジアラビア(埼玉)2連戦は吉田に冨安健洋(アーセナル)、三笘、古橋亨梧(セルティック)といった面々をケガで欠く中、谷口彰悟(川崎フロンターレ)や板倉滉(シャルケ)らチャンスをもらった選手たちが確実に仕事をこなし、穴を作らない。攻撃陣も伊東がリードする中、大迫勇也(ヴィッセル神戸)や南野拓実(リバプール)といった森保体制発足時からの中核選手たちがゴールを決めたのも大きかった。最終予選突入後、途中交代が続き、厳しい批判にさらされた長友佑都(FC東京)もベテランパワーを見せつけ、チームを活性化。豪州が取りこぼしたのも幸いし、W杯切符獲得に王手をかけたのだ。
迎えた冒頭の豪州戦。日本は時に不用意なミスから鋭いカウンターを繰り出され、ヒヤリとさせられる時間帯もあったが、基本的には主導権を握り、優位にゲームを運んだ。が、負傷欠場した大迫不在の影響もあり、前線でタメが作れず、浅野の背後への抜け出しに依存。どうしても単調な印象が拭えなかった。
その停滞感を打破したのが、終盤に登場した三笘。ラスト1分というところで、山根視来(川崎フロンターレ)と守田という元川崎F同僚コンビの崩しからのマイナスクロスを確実に決めきり、さらには自身の絶対的武器であるドリブル突破からダメ押し点をゲット。「あの時間帯に薫が入って1対1を仕掛けたら、全部抜ける」と伊東が太鼓判を押すほどの迫力を示したのは大きな収穫となった。
そういった新戦力が続々と出現し、W杯本番でメンバーを柔軟に入れ替えながら戦えるようになれば、悲願の8強も夢ではなくなる…。そんな期待を持って29日の最終予選・ベトナム戦(埼玉)を迎えたが、控え組中心の前半はギクシャク感ばかりが目につき、チームとして思うように機能しなかった。森保監督は矢も楯もたまらず後半頭から伊東を入れて[4-2-3-1]へスイッチ。さらに信頼を寄せる守田、田中、南野の3枚も投入。ガムシャラに勝ちに行ったが、田中の決勝点がVAR判定で覆される不運も重なって、格下相手にまさかのドロー。最終的には7勝1分2敗の勝ち点22でB組2位でフィニッシュすることになってしまった。
「チーム全体として誰が出ても相手にスキを突かれないように、我々がやろうとすることをスムーズに発揮できるように、選手層の幅を広げていかなければいけないと思いました」と森保監督も神妙な面持ちで語っていたが、現在の日本代表は主力組と控え組の実力差が大きくある集団と言わざるを得ない。
とりわけ中盤はその傾向が強い。遠藤、守田、田中は誰がどのポジションに入ってもプレーできる柔軟性と臨機応変さがあるが、それ以外の人材が入った時はスムーズさに欠ける嫌いがある。3人が揃って入れ替わったベトナム戦は論外。特にアンカー・遠藤の代役をしっかり固めておく必要がある。守田か田中はその位置をこなせる能力を備えている。彼らを中盤の底に据え、その前に原口元気(ウニオン・ベルリン)と旗手怜央(セルティック)を配置するなどバリエーションを広げておかないと、アクシデントが起きた時に対応できない。森保監督が真っ先に取り組むべきテーマと言っていい。
大迫不在のFWも今回の豪州戦では浅野、ベトナム戦では上田綺世(鹿島アントラーズ)が先発したが、前線で収める仕事がない分、南野らが前に行きづらくなっているように見受けられた。大迫も間もなく32歳で、ケガが増えているだけに、いつまでも彼に依存しているわけにはいかない。準備期間は短いが違った戦い方を確立させる努力が必要だろう。
もう1つ注文をつけると、東京五輪世代の台頭が物足りない。久保は代表デビューから約3年が経過するのに依然として無得点のままだし、堂安律(PSV)も今シリーズでは落選を余儀なくされた。上田や林大地(シント=トロイデン)も大迫を凌駕するレベルには至っていない。東京五輪世代で確固たる地位を築いたのは、冨安、板倉、田中碧、三笘くらい。他はまだ当落線上にいる。若手比率を高めていくことが、日本代表の躍進のカギになる。彼らにはより一層の自覚を持って自チームでのプレーに取り組んでほしい。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C5icoShtWEr/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">sport tv(@sporttvportugal)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.04.11 00:01 Thu2
【選手評】ハリルホジッチ監督、招集メンバー26名へ期待と要求…初招集FW中島翔哉は「日本になかなかいない選手」《キリンチャレンジカップ》
▽日本サッカー協会(JFA)は15日、国際親善試合及びキリンチャレンジカップ 2018 in EUROPEに臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ▽メンバー発表会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、今回の選考基準を説明。代表復帰となったDF森重真人(FC東京)やFW本田圭佑(パチューカ/メキシコ)への期待や初選出となったFW中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル)の招集理由についても明かした。 GK 川島永嗣(メス/フランス) 中村航輔(柏レイソル) 東口順昭(ガンバ大阪) 「GKは3人。ただ、現段階のパフォーマンスに満足している訳ではない。もっともっと向上して欲しい。」 DF 酒井宏樹(マルセイユ/フランス) 遠藤航(浦和レッズ) 「酒井は日本人選手の中では、定期的に高いパフォーマンスを継続している。ここ最近調子も良い。遠藤は昨日のルヴァンカップで少し問題が出た。今検査をしている段階と聞いている。ただ、バックアップはすでに用意している。何が起きても問題はない」 DF 長友佑都(ガラタサライ/トルコ) 車屋紳太郎(川崎フロンターレ) 宇賀神友弥(浦和レッズ) 「次に左サイド。長友はクラブを変えたにも関わらず、定期的に試合に出場していて嬉しい。彼の存在は日本代表に必要不可欠だ。車屋と宇賀神の戦いは、これから始まる。合宿を多くこなしている訳ではないが、右サイドでもいけるのかというのも見極めなくてはいけない。どこまでついて行けるかをこれから見ていく」 DF 昌子源(鹿島アントラーズ) 植田直通(鹿島アントラーズ) 槙野智章(浦和レッズ) 森重真人(FC東京) 「それから真ん中。最初の3人(昌子、植田、槙野)はもっとできると思っている。そして、森重をなぜ呼んだか。まだ彼は準備できている段階ではない。すぐに使う訳でもない。ただ、彼がどのような状況になっているかを知りたい。励ますためにも呼んでいる。彼が以前のレベルに戻るかどうか。もちろん(吉田)麻也がいないということもある。彼の経験が我々にとってどこまで使えるかというのもある。ただ、まだまだトップパフォーマンスには程遠い。モチベーションを上げる努力をしていかなくてはいけない。早くレベルを戻してほしい」 MF 長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 三竿健斗(鹿島アントラーズ) 山口蛍(セレッソ大阪) 「長谷部は真ん中もできれば後ろもできる。本会までにケガなくいってほしい。三竿は、良いパフォーマンスを続けている。(山口)蛍は、常に呼んでいる選手だが、守備だけで終わるのではなく攻撃のところでもっと野心を持ってほしい。代表では良いパフォーマンスを見せている。イラク戦では我々を助けてくれた選手の1人だ」 MF 大島僚太(川崎フロンターレ) 柴崎岳(ヘタフェ/スペイン) 森岡亮太(アンデルレヒト/ベルギー) 「大島は国内でも優秀な選手の1人。彼もよくケガをするが、我々もしっかりとコンタクトをとって、そこを脱して良い状況が続いていると思う。(柴崎)岳と森岡は、(香川)真司と清武が居ないこともあり、10番や8番のタイプとして期待している。柴崎は、クラブで毎回先発という訳ではないが、レベルが上がってきていると思う。森岡はすでに2、3回観ているが、フィジカル的なところやデュエルの部分でまだ伸びると思う。ゴール数やアシスト数はリーグでも断トツ。ただ、ゲームのアクションの中でまだまだ伸びる部分はあると思う」 FW 久保裕也(ヘント/ベルギー) 本田圭佑(パチューカ/メキシコ) 「久保もまだまだ私の満足いくパフォーマンスではない。それから(本田)圭佑は、このチャンスを是非とも掴んでほしい」 FW 原口元気(デュッセルドルフ/ドイツ) 宇佐美貴史(デュッセルドルフ/ドイツ) 中島翔哉(ポルティモネンセ/ポルトガル) 「原口と宇佐美は、同じクラブでプレーしている。ここ直近の数試合で宇佐美は、しっかりと伸びている状況。ある時期はチームで干されるかもしれない状況だったが、今は出ている。原口も同じだ」 「それから長い間追跡している中島。本当にたくさん試合に出場していて、得点やアシストもしている。ドリブラーでここまで俊敏で爆発的なものを持っている選手は日本になかなかいない。前回のオリンピック代表の監督であったテグ(手倉森誠)さんともしっかりと話をして、オフェンス面で何かもたらせるのではないかという判断。ただ、守備面では代表で私が求めるレベルではない。様子を見たい」 FW 小林悠(川崎フロンターレ) 杉本健勇(セレッソ大阪) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 「最初の2人はここ最近で本当に伸びてきている。オフェンス面で日本で素晴らしい結果を出している。彼も自分たちのプレーの仕方を変えて伸びてきている。真ん中の選手として、アグレッシブに背後、そしてペナルティエリア内で存在感を出している。それから相手の最終ラインからの組み立てを最初に防ぐ仕事もしている。我々が観たここ数試合でも良いパフォーマンスだった。これを続けてくれと言いたい」 「大迫は、クラブで真ん中でなく、横や後ろでもプレーしているが、良くなってきている。代表ではクラブとは全く違うアクションをしてほしい。常に背負った状態でプレーするのではなく、ゴールに向いてプレーして欲しい。この3人は素晴らしいヘディングを持っている。W杯本大会でもこれが重要になってくる。もちろんFKを貰えればの話。守備でもしっかりと守らなくてはいけない。大事になってくる。W杯ではFKが決定的な状況を作ることもある」 ▽なお、日本代表は、3月のベルギー遠征で2試合の国際親善試合を予定。ロシアW杯に向けた選手見極めとチーム強化のため、マリ代表(23日/ベルギー)、ウクライナ代表(27日/同)と対戦する。 2018.03.15 19:50 Thu3
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5