【ブンデス第26節プレビュー】ウニオンvsシュツットガルト、フランクフルトvsビーレフェルトの日本人対決

2022.03.12 07:30 Sat
Getty Images
前節はバイエルンがレバークーゼンとの上位対決を引き分け、新型コロナウイルスのクラスターによってマインツ戦が延期となった2位ドルトムントとの勝ち点差を9に広げるにとどまった。日本人ではMF遠藤航が2戦連発とし、チームの逆転勝利に貢献している。迎える第26節、ウニオン・ベルリンvsシュツットガルト、フランクフルトvsビーレフェルトの日本人対決が2試合組まれている。

まずは土曜開催のウニオンvsシュツットガルトから。7位ウニオン(勝ち点37)は前節、ヴォルフスブルクに0-1でシャットアウト負けとなった。先発した原口は見せ場を作れず64分での交代となった。その原口はコロナ陽性判定を受けて欠場が確定。代わってMF遠藤渓太が負傷から復帰することが予想されているが、日本人対決実現なるか。

一方、前述のように遠藤航の2戦連発でボルシアMG相手に逆転勝利を収めた17位シュツットガルト(勝ち点22)。2点差とされた苦しい中、反撃ののろしを上げるチーム1点目を挙げた遠藤。その遠藤は伊藤と共に引き続き先発予想となっているが、日本人対決で3戦連発を目指す。
続いて日曜開催のフランクフルトvsビーレフェルト。10位フランクフルト(勝ち点34)は前節、ヘルタ・ベルリンに快勝。4点目をアシストしたMF鎌田は、木曜に行われたヨーロッパリーグのベティス戦でも先発。ELとの好相性な鎌田はゴールを挙げ、調子を上げている。その鎌田は先発予想、DF長谷部はベンチスタート予想となっている。

対する11位ボーフム(勝ち点32)は前節、最下位グロイター・フュルト戦を勝利。途中出場の浅野はカウンターの起点となって牽制し、勝利に貢献した。その浅野は引き続きベンチからチャンスを伺うことになりそうだ。
首位バイエルン(勝ち点59)は前節、レバークーゼン相手に先制しながらもコロナ明けのMFミュラーのオウンゴールで1-1の引き分けに、後半は一方的に押し込む展開としたが、勝ち切ることはできなかった。ただ、火曜に行われたチャンピオンズリーグではザルツブルク相手に圧巻の7発。FWレヴァンドフスキはCL史上最速ハットトリックをかまし、格の違いを見せつけた。そのバイエルンは4位ホッフェンハイム(勝ち点43)とのアウェイ戦で首位固めを狙う。

前節マインツ戦が延期となった2位ドルトムント(勝ち点50)は、MF奥川の15位ビーレフェルト(勝ち点25)とのホーム戦に臨む。MFロイスが引き続き欠場見込みだが、再離脱と報じられたFWハーランドがベンチ入り予想。ケガにより思うようにプレーできていないゴールゲッターは得点を奪うことで鬱憤を晴らせるか。

奥川は前節、アウグスブルク相手に見せ場を作れずチームも敗戦。2連敗となった。コロナによりDFフンメルス、DFラファエウ・ゲレイロ不在の守備陣を切り裂けるか。

◆ブンデスリーガ第26節
▽3/12(土)
《23:30》
ウニオン・ベルリンvsシュツットガルト
ホッフェンハイムvsバイエルン
フライブルクvsヴォルフスブルク
《26:30》
ボルシアMGvsヘルタ・ベルリン

▽3/13(日)
《23:30》
レバークーゼンvsケルン
《25:30》
フランクフルトvsボーフム
ドルトムントvsビーレフェルト
《27:30》
グロイター・フュルトvsライプツィヒ

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