マリノフスキーの豪快な一撃もユベントスが後半ATのダニーロ弾でアタランタの逃げ切り許さず劇的ドロー《セリエA》

2022.02.14 06:41 Mon
Getty Images
セリエA第25節、アタランタvsユベントスが13日に行われ、1-1で引き分けた。
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前節、守護神ムッソの退場が響いてカリアリに痛恨の敗戦を喫した5位アタランタ(勝ち点43/1試合未消化)は、3日前に行われたコッパ・イタリアでは10人のフィオレンティーナ相手に後半終了間際の失点で痛恨の敗退。公式戦2連敗となった中、ムリエルとボガの2トップで臨んだ。対する4位ユベントス(勝ち点45)は前節、新加入のヴラホビッチとザカリア弾でヴェローナに快勝。さらに3日前に行われたコッパ・イタリアでもサッスオーロ相手にヴラホビッチが後半終盤に決勝点となるオウンゴールを誘発。そのヴラホビッチがディバラ、モラタと3トップを形成した。
立ち上がりから攻勢に出たユベントスは開始3分、ヴラホビッチのコントロールシュートでゴールに迫る。ここはGKスポルティエッロの好守に阻まれた中、続く12分にもヴラホビッチのヘディングシュートで牽制。

さらに14分にはビッグチャンスが訪れる。マッケニーのフィードを受けたディバラがボックス右に侵入。狙いすましたシュートを放つも枠を捉えきれなかった。
前半半ば以降、アタランタが盛り返す流れとなった中、31分に好機。ロングボールをクリアにかかるべく飛び出したGKシュチェスニーがボールに触れず。ムリエルが無人のゴールに向かってシュートを放つも、戻ったボヌッチにカットされた。

ハーフタイムにかけてもアタランタが攻め込む展開となったが、ボガのボックス内からのシュートはことごとくデ・リフトの身体を張った守備に阻まれ、ゴールレスで前半を終えた。

迎えた後半、開始2分にデ・ローンのミドルシュートでゴールに迫ったアタランタに対し、ユベントスが徐々に盛り返すと、56分にビッグチャンス。CKの流れからルーズボールに反応したヴラホビッチのシュートが枠を捉えたが、GKスポルティエッロのファインセーブに阻まれた。

さらに60分にも良い崩しからラビオが決定的なシュートを放った中、後半半ば以降は一進一退の攻防が続く。

そんな中76分、アタランタが豪快な一撃で先制する。ゴール正面やや右で得たFKのサインプレーからマリノフスキーが左足を一閃。弾丸シュートがゴール左に突き刺さった。

さらに84分、CKの流れからマリノフスキーのクロスをハテブールがボレー。しかしバーに嫌われ、追加点を奪えなかったアタランタは追加タイム2分に落とし穴。

ディバラの右CKからダニーロのヘディングシュートが決まった。このまま1-1でタイムアップ。ユベントスがアタランタの逃げ切りを許さず、リーグ戦11試合負けなしとした。

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