【プレミアリーグ第23節プレビュー】チェルシーとトッテナムが激突! コンテがスタンフォード・ブリッジでの記録破りに挑む
2022.01.21 19:00 Fri
1週間前に行われた第22節では、マンチェスター・シティとチェルシーによる頂上戦が行われた。終始シティが攻勢を続ける展開ながら、堅守のチェルシーも水際で守りつつ、時に速攻でチャンスを作る緊迫した一戦に。そんなハイレベルの攻防の決着をつけたのが、古巣戦だったデ・ブライネ。自らドリブルで持ち運び、ボックス手前から見事なミドルシュートを突き刺して見せた。
前回対戦に続き、またしても王者相手に苦杯を嘗めたチェルシーは、その3日後の18日に第24節のブライトン戦がクラブ・ワールドカップとの兼ね合いで前倒しで行われた。年末に第20節で対戦した際には終了間際の失点で引き分けに持ち込まれていたが、今回も追いつかれる形でドローという結果に。
これでリーグ戦4試合未勝利となった中、今節はトッテナムをホームに迎え撃つ。年始に行われたEFLカップ準決勝では、1st・2ndレグ共に白星を挙げているが、リーグ戦でも直近6試合で5勝1分けで、そのうち5回のクリーンシートを記録している。
また、チェルシーはプレミアリーグにおいてロンドン・ダービーを271試合戦っているが、そのうち獲得した勝ち点は498。このトッテナム戦に勝利すれば、史上初の勝ち点500達成となる。
一方のトッテナムは、前節のアーセナルとのノース・ロンドン・ダービーが相手側の要請によって延期となった中、19日に延期分の第17節レスター戦を消化。90分を迎えた時点で1点リードされた状態だったものの、後半アディショナルタイムでベルフワインが2ゴールを挙げ、劇的逆転勝利を収めた。チェルシーとは4試合消化が少ないが、8ポイント差となっている。
チェルシーを破り、首位の座をさらに強固なものとしたシティは、13連勝を目指してサウサンプトンとのアウェイ戦に臨む。セインツは本拠地セント・メリーズでは直近7試合無敗で、その中でチェルシーからレンタル中のアルマンド・ブロヤが、ホームで先発した最初の4試合で連続ゴール中。同様の条件で5試合連続ゴールを記録した選手は、かつてQPRに所属したゲイリー・ペンリスのみ。1992年の9月から12月にかけて達成している。
2位のリバプールはアウェイでクリスタル・パレスと対戦する。前節のブレントフォード戦は南野拓実のゴールなどでリーグ戦4試合ぶりの勝利を収めた中、20日にはEFLカップ準決勝2ndレグが行われ、ジョタの2ゴールでアーセナルを撃破。チェルシーの待つ決勝へ駒を進めた。
パレス戦は昨シーズンの7-0の勝利を含めてリーグ戦では6連勝中で、合計19得点を挙げている。なお、フィルミノは昨季のセルハースト・パークでの一戦からここ10ゴールは全てアウェイ戦で奪ったもの。ホーム無得点のまま10ゴール以上挙げた選手は過去に3人しかいない。
トッテナム戦の延期に対して否定的な意見も多いアーセナルは、バーンリーとのホーム戦を迎える。リーグ戦は22日ぶりとなるが、この間にFAカップとEFLカップではノッティンガム・フォレストとリバプールに敗れる形でそれぞれ敗退が決定している。
バーンリー戦に向けては、ブカヨ・サカが現在リーグ戦5試合で得点またはアシストでゴールに直接関与しているが、この試合でゴールに絡めば、大会史上最年少の20歳140日での6試合連続のゴール関与記録となる。
7位のマンチェスター・ユナイテッドは、4位のウェストハムと激突する。トッテナム同様、19日に延期分のブレントフォード戦が行われ、1-3で勝利。リーグ戦では3試合ぶりの白星となった。今節はホーム戦となるが、本拠地でのウェストハム戦は13試合無敗。クリスティアーノ・ロナウドは、過去5回のハマーズ戦で6ゴール1アシストを記録している。
対するウェストハムは、前節のリーズ戦でリーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した。ユナイテッド戦はホームでの前回対戦は敗れたものの、EFLカップ3回戦ではアウェイで0-1で勝利。オールド・トラッフォードで1シーズンの間に2度の勝利を挙げたのは、アストン・ビラ(1919-20)、トッテナム(89-90)、チェルシー(04-05)の3チームのみとなっている。
◆プレミアリーグ第23節
▽1/21(金)
《29:00》
ワトフォード vs ノリッジ
▽1/22(土)
《21:30》
エバートン vs アストン・ビラ
《24:00》
ブレントフォード vs ウォルバーハンプトン
リーズ・ユナイテッド vs ニューカッスル
マンチェスター・ユナイテッド vs ウェストハム
《26:30》
サウサンプトン vs マンチェスター・シティ
▽1/23(日)
《23:00》
クリスタル・パレス vs リバプール
アーセナル vs バーンリー
レスター・シティ vs ブライトン
《25:30》
チェルシー vs トッテナム
前回対戦に続き、またしても王者相手に苦杯を嘗めたチェルシーは、その3日後の18日に第24節のブライトン戦がクラブ・ワールドカップとの兼ね合いで前倒しで行われた。年末に第20節で対戦した際には終了間際の失点で引き分けに持ち込まれていたが、今回も追いつかれる形でドローという結果に。
これでリーグ戦4試合未勝利となった中、今節はトッテナムをホームに迎え撃つ。年始に行われたEFLカップ準決勝では、1st・2ndレグ共に白星を挙げているが、リーグ戦でも直近6試合で5勝1分けで、そのうち5回のクリーンシートを記録している。
一方のトッテナムは、前節のアーセナルとのノース・ロンドン・ダービーが相手側の要請によって延期となった中、19日に延期分の第17節レスター戦を消化。90分を迎えた時点で1点リードされた状態だったものの、後半アディショナルタイムでベルフワインが2ゴールを挙げ、劇的逆転勝利を収めた。チェルシーとは4試合消化が少ないが、8ポイント差となっている。
コンテ監督にとってスタンフォード・ブリッジ凱旋となるが、プレミアリーグにおいて元チェルシー指揮官がこのスタジアムで勝利したケースは一度もない(7分け13敗)。コンテ監督はその8人目の指揮官となるが、過去3人(モウリーニョ、ベニテス、アンチェロッティ)はいずれも初挑戦で敗れている。
チェルシーを破り、首位の座をさらに強固なものとしたシティは、13連勝を目指してサウサンプトンとのアウェイ戦に臨む。セインツは本拠地セント・メリーズでは直近7試合無敗で、その中でチェルシーからレンタル中のアルマンド・ブロヤが、ホームで先発した最初の4試合で連続ゴール中。同様の条件で5試合連続ゴールを記録した選手は、かつてQPRに所属したゲイリー・ペンリスのみ。1992年の9月から12月にかけて達成している。
2位のリバプールはアウェイでクリスタル・パレスと対戦する。前節のブレントフォード戦は南野拓実のゴールなどでリーグ戦4試合ぶりの勝利を収めた中、20日にはEFLカップ準決勝2ndレグが行われ、ジョタの2ゴールでアーセナルを撃破。チェルシーの待つ決勝へ駒を進めた。
パレス戦は昨シーズンの7-0の勝利を含めてリーグ戦では6連勝中で、合計19得点を挙げている。なお、フィルミノは昨季のセルハースト・パークでの一戦からここ10ゴールは全てアウェイ戦で奪ったもの。ホーム無得点のまま10ゴール以上挙げた選手は過去に3人しかいない。
トッテナム戦の延期に対して否定的な意見も多いアーセナルは、バーンリーとのホーム戦を迎える。リーグ戦は22日ぶりとなるが、この間にFAカップとEFLカップではノッティンガム・フォレストとリバプールに敗れる形でそれぞれ敗退が決定している。
バーンリー戦に向けては、ブカヨ・サカが現在リーグ戦5試合で得点またはアシストでゴールに直接関与しているが、この試合でゴールに絡めば、大会史上最年少の20歳140日での6試合連続のゴール関与記録となる。
7位のマンチェスター・ユナイテッドは、4位のウェストハムと激突する。トッテナム同様、19日に延期分のブレントフォード戦が行われ、1-3で勝利。リーグ戦では3試合ぶりの白星となった。今節はホーム戦となるが、本拠地でのウェストハム戦は13試合無敗。クリスティアーノ・ロナウドは、過去5回のハマーズ戦で6ゴール1アシストを記録している。
対するウェストハムは、前節のリーズ戦でリーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した。ユナイテッド戦はホームでの前回対戦は敗れたものの、EFLカップ3回戦ではアウェイで0-1で勝利。オールド・トラッフォードで1シーズンの間に2度の勝利を挙げたのは、アストン・ビラ(1919-20)、トッテナム(89-90)、チェルシー(04-05)の3チームのみとなっている。
◆プレミアリーグ第23節
▽1/21(金)
《29:00》
ワトフォード vs ノリッジ
▽1/22(土)
《21:30》
エバートン vs アストン・ビラ
《24:00》
ブレントフォード vs ウォルバーハンプトン
リーズ・ユナイテッド vs ニューカッスル
マンチェスター・ユナイテッド vs ウェストハム
《26:30》
サウサンプトン vs マンチェスター・シティ
▽1/23(日)
《23:00》
クリスタル・パレス vs リバプール
アーセナル vs バーンリー
レスター・シティ vs ブライトン
《25:30》
チェルシー vs トッテナム
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