コロナ感染で心臓の問題伝えられたオーバメヤンが状態チェックのためアーセナルに帰還

2022.01.17 23:35 Mon
Getty Images
ガボン代表に招集中のFWピエール=エメリク・オーバメヤンが、心臓の状態をチェックするため、保有元のアーセナルに帰還することになった。フランス『AFP通信』が報じている。
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オーバメヤンは現在、アフリカ・ネーションズカップ参戦のため開催地のカメルーンに滞在中。しかし、大会開幕直前に新型コロナウイルス感染が発覚。その後、一度陰性が確認されてトレーニングに復帰していたが、最新の検査の結果、感染の際の残留物が検出されたため、再びチームから外れることになった。なお、一部ではオーバメヤンがニースMFマリオ・レミナと共に、心臓の問題が生じているとの報道も出ていたが、その可能性はなく、今回の保有元への早期帰還は、あくまで「さらなる検査」を行うための措置だという。
ガボンのパトリス・ヌヴー監督は17日に行われた公式会見の場で2選手の帰還に関して以下のように説明している。

「ピエール=エメリク(・オーバメヤン)とマリオ(・レミナ)が抱えている医療問題を考慮し、医師、連盟会長、プレーヤーたちの合意のもと、彼らを所属クラブに戻し、そこでケアしてもらうという賢明な決断を下した」
「心臓の問題に関して心配する大きな原因はないが、我々は炎症を引き起こした残留物によってどのようなダメージが与えられるかを適切に分析する立場にはない」

「リスクを冒すことはできないし、心理的にもずっと部屋にこもるのは耐え難くなってきた。だから日曜日に話し合って、彼らを家に帰すことにしたんだ」

アーセナルで規律違反によるキャプテンはく奪、実質トップチーム追放処分を科されているオーバメヤンは、今冬の退団が既定路線と見られていたが、今回の健康上のリスク発覚を受け、残留の可能性が高まっている。

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