青森山田が3大会ぶり3度目Vで3冠達成! 松木玖生らの4ゴールで大津の堅守攻略【高校サッカー選手権】
2022.01.10 16:02 Mon
第100回全国高校サッカー選手権大会の決勝が10日に国立競技場で行われ、勝てば熊本県勢としても初優勝の大津高校(熊本)と3大会ぶり3度目の制覇に迫る青森山田高校(青森)が激突した。
大津は新型コロナウイルス陽性者を出した関東第一高校(東京B)の辞退により、不戦勝という形でこの決勝に。青森山田は高川学園高校(山口)を6-0で下して、4大会連続のファイナル進出となる。
そんな両者の決勝はこれまでの歩みどおり、今大会最多17得点の攻撃が武器の青森山田が攻め、今大会1失点の堅守が持ち味の大津が守る形でスタート。それでも、決勝らしく拮抗した流れで進む。
ただ、青森山田が総じて攻め立て、大津が自陣の低い位置に押し込まれ、耐え忍ぶ展開。セカンドボールも拾い切れず、何とか凌ぐ流れが続く大津はなかなかフィニッシュの形にすら持っていけない。
すると、青森山田が9本目のCKからスコアを動かす。37分、 藤森颯太がキッカーを務めた左CKからニアサイドに飛び込んだ丸山大和がヘディング。我慢を続けた大津だが、青森山田が均衡を破る。
後半に入り、大津も攻め返す時間を増やすが、青森山田が3点目。敵陣左サイドからロングスローに転じた55分、相手DFのクリアボールを藤森颯太が頭で送り直すと、松木玖生がヘッドでネットを揺らした。
より劣勢の大津は一矢報いようとするが、78分に左サイドからのクロスにボックス中央の渡邊星来がヘッドで合わせ、ダメ押しのチーム4得点目。青森山田が3大会ぶり3度目の全国制覇を成し遂げた。
青森山田はこれでインターハイ、高円宮杯U-18プレミアリーグEASTに続くタイトルとなり、3冠達成も遂げている。
大津高校(熊本) 0-4 青森山田高校(青森)
【青森山田】
丸山大和(前37)
名須川真光(前41)
松木玖生(後10)
渡邊星来(後33)
大津は新型コロナウイルス陽性者を出した関東第一高校(東京B)の辞退により、不戦勝という形でこの決勝に。青森山田は高川学園高校(山口)を6-0で下して、4大会連続のファイナル進出となる。
そんな両者の決勝はこれまでの歩みどおり、今大会最多17得点の攻撃が武器の青森山田が攻め、今大会1失点の堅守が持ち味の大津が守る形でスタート。それでも、決勝らしく拮抗した流れで進む。
すると、青森山田が9本目のCKからスコアを動かす。37分、 藤森颯太がキッカーを務めた左CKからニアサイドに飛び込んだ丸山大和がヘディング。我慢を続けた大津だが、青森山田が均衡を破る。
その青森山田は前半のうちに大津の堅守を攻略した勢いでさらに攻め立て、先制から4分後に追加点。41分、バイタルエリア左でボールを回収した田澤夢積の左足折り返しに名須川真光が右足で合わせた。
後半に入り、大津も攻め返す時間を増やすが、青森山田が3点目。敵陣左サイドからロングスローに転じた55分、相手DFのクリアボールを藤森颯太が頭で送り直すと、松木玖生がヘッドでネットを揺らした。
より劣勢の大津は一矢報いようとするが、78分に左サイドからのクロスにボックス中央の渡邊星来がヘッドで合わせ、ダメ押しのチーム4得点目。青森山田が3大会ぶり3度目の全国制覇を成し遂げた。
青森山田はこれでインターハイ、高円宮杯U-18プレミアリーグEASTに続くタイトルとなり、3冠達成も遂げている。
大津高校(熊本) 0-4 青森山田高校(青森)
【青森山田】
丸山大和(前37)
名須川真光(前41)
松木玖生(後10)
渡邊星来(後33)
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