選手権初ベスト4の関東第一が準決勝を辞退、選手2名が新型コロナ感染で小野監督「迷惑はかけられないと判断」…大津が不戦勝で決勝へ
2022.01.07 21:19 Fri
日本サッカー協会(JFA)は7日、関東第一高校が第100回全国高等学校サッカー選手権大会の準決勝を辞退することを発表した。JFAによると、ベスト4に残った4校に対して大会前に定められた検査を実施。関東第一高校の選手2名から新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応があったとのことだ。
なお、現時点でスタッフや他の選手からの体調不良の報告はないという。
JFAは、大会感染対策ガイドラインの内規に則り、正規登録チーム(選手30名及びチーム役員)に代わり予備登録チーム(選手14名及び正規登録チーム以外のチーム役員)での出場について、関東第一高校およびサッカー部の関係者で検討した結果、関東第一高校は準決勝の出場を辞退することになったと発表。これにより、準決勝で関東第一高校と対戦する予定だった大津高校が決勝に進出することとなった。
また、その他の3チームは全員の陰性が確認されているとのことだ。健康観察を継続し、検査体制の強化と感染防止対策の徹底により、準決勝と決勝を開催するという。
また大会委員長を務める全国高体連サッカー専門部の玉生謙介部長は「100回大会でこのようなことになったのは大変無念です。関東第一高校はこれ以上ない感染対策をしてきたと聞いています。それでもこのような事態になり関東第一高校の関係者の方々のことを思うと胸が痛みます。残りの2試合に関しましては、より一層の感染対策を講じ選手、関係者の安心・安全を確保して実施をしてまいります。関東第一高校の関係者、選手に対する取材はご遠慮いただきますようお願いいたします」とコメントしている。
準決勝の1試合は大津高校(熊本県代表)が不戦勝となり、もう1試合の高川学園(山口県代表)vs青森山田高校(青森県代表)の一戦は、予定通り14時20分からの開催となる。
◆準決勝
▽1月8日
大津(熊本) vs 関東第一(東京B)ー【5】※中止
高川学園(山口) vs 青森山田(青森)ー【6】
◆決勝
▽1月10日
大津(熊本) vs 【6】の勝者
なお、現時点でスタッフや他の選手からの体調不良の報告はないという。
また、その他の3チームは全員の陰性が確認されているとのことだ。健康観察を継続し、検査体制の強化と感染防止対策の徹底により、準決勝と決勝を開催するという。
関東第一高校の小野貴裕監督は「今大会だけでなく、この2年間できる限りの対策を講じてきました。それでも陽性者が出てしまった以上、大会・相手校に迷惑はかけられないと判断しました。チームは動揺が隠せない状況ですので、個別の取材はご遠慮頂けますと幸いです」とコメントしている。
また大会委員長を務める全国高体連サッカー専門部の玉生謙介部長は「100回大会でこのようなことになったのは大変無念です。関東第一高校はこれ以上ない感染対策をしてきたと聞いています。それでもこのような事態になり関東第一高校の関係者の方々のことを思うと胸が痛みます。残りの2試合に関しましては、より一層の感染対策を講じ選手、関係者の安心・安全を確保して実施をしてまいります。関東第一高校の関係者、選手に対する取材はご遠慮いただきますようお願いいたします」とコメントしている。
準決勝の1試合は大津高校(熊本県代表)が不戦勝となり、もう1試合の高川学園(山口県代表)vs青森山田高校(青森県代表)の一戦は、予定通り14時20分からの開催となる。
◆準決勝
▽1月8日
大津(熊本) vs 関東第一(東京B)ー【5】※中止
高川学園(山口) vs 青森山田(青森)ー【6】
◆決勝
▽1月10日
大津(熊本) vs 【6】の勝者
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