初戦で圧勝、関東第一のキャプテンDF池田健人は大量ゴールも反省「あまり満足していない」【高校サッカー選手権】

2021.12.29 08:15 Wed
©超ワールドサッカー
第100回全国高校サッカー選手権大会が28日に開幕。開幕ゲームは国立競技場で行われ、東京B代表の関東第一高校が大分県代表の中津東高校を6-0で下し、初戦を突破した。

試合は13分に若松歩[8]がCKのこぼれ球を蹴り込み、新国立競技場での高校サッカー初ゴールで関東第一高校が先制。すると22分には坂井航太[11]が本間凜[9]の落としをボレーで決めて追加点。さらにアディショナルタイム2分には、藤井日向[7]がミドルシュートを決めて前半でリードを3点とする。

後半に入っても43分に本間がゴールを決めて4点差とすると、76分には途中出場の平形京太[18]が豪快に胸とラップからボレーを決めてゴール。79分には左からのクロスをニアサイドに飛び込んだ肥田野蓮治[10]が合わせて、6-0で大勝した。
試合後、主将を務め、安定感のある守備を見せたDF池田健人がメディア取材に応じた。

まずは開幕戦での勝利について「まずはこのような素晴らしいピッチでプレーできることに感謝をする気持ちを持って臨みました。試合内容としては、点差は開きましたが、内容的にはあまり満足していないです」とコメント。6点を取りながらもまだまだ満足できないとした。
試合内容については「もう少し決め切れる場面もあったと思いますし、守備でもピンチを何度も作ってしまったり、入りの部分はもう少し強気に行くべきだったと反省点があります」とコメント。立ち上がりからもっと行けたと感じているようだ。

新国立競技場での開幕ゲームということでの緊張感については「試合前の5分、10分は緊張していましたが、試合前にボールを蹴る時間があって、そこで少しは緊張もほぐれて、いつも通りの状態になったと思います」とコメント。実際にプレーした感想は「ピッチからの見え方は迫力を感じましたし、初めての場所で初めての体験だったので、最初は少し動揺しました」と、立ち上がりは圧倒されたという。

組み合わせ抽選会から1カ月。開幕カードが決まってからの過ごし方については「今日までの1カ月間で、パスやトラップの精度、前線での崩しの質とかをこだわってやってきました」と語り、「その中でも、今日の国立競技場は普通の場所ではないので、環境をあえて、昨日、一昨日はグラウンドを変えてやって、対応してきました」と、普段とは違う環境でのトレーニングもしたという。「いつも通りの練習をやっている練習場ではなくて、JFAのグラウンドを借りたり、東京の日大豊山高校のグラウンドを借りて、普通じゃない場所に慣れる練習をしました」と対策もしっかりとハマったようだ。

昨年は2回戦で神戸弘陵学園を相手に、土壇場で追いつくも、PK戦の末に敗れていた関東第一。「1回戦を突破して、まだ課題も全然多いです。初戦のチームは2日間が空くので、しっかりリカバリーとチーム内のコミュニケーションをとって、2回戦突破に向けて準備したいと思います」と、昨年敗退した2回戦突破に向けて準備するとした。

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