コロナ蔓延のマドリーがカディスとゴールレス…シュート36本放つも堅守破れず公式戦連勝が「10」でストップ《ラ・リーガ》
2021.12.20 07:03 Mon
ラ・リーガ第18節、レアル・マドリーvsカディスが19日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、0-0のドローに終わった。
アザール起用によって[4-4-2]への変更も予想されたマドリーだったが、ベルギー代表FWを右ウイングに配置する[4-3-3]の形でスタート。守備時に6バックに近い形で守るカディスの守備に対して、バスケスとメンディの両サイドバックが常に高い位置を取って幅を取りながら流動的な3トップを起点に揺さぶりをかけていく。
開始7分にベンゼマのスルーパスに抜け出したヴィニシウスがボックス内でGKと一対一のチャンスを迎えるが、ここはうまくシュートコースを消されてしまう。
その後、徐々にカディスが狙うロングカウンターの形が出始めるが、ミリトンを中心とするマドリーの守備陣が決定機まで持ち込ませない。そして、前半半ばから終盤にかけては完全に我慢比べの様相を呈す。何とか前半の内にゴールをこじ開けたいホームチームだが、ヴィニシウスとベンゼマが徹底マークに遭った上、バスケスやバルベルデとの右サイドでの連携で局面打開が期待されたアザールがリズムに乗れず。攻撃が手詰まりした状況でハーフタイムを迎えることになった。
後半も試合展開に大きな変化はなし。引き続き相手を押し込み、“点と点”での崩しを試みるマドリーは56分、クロースの浮き球パスに反応したアザールがゴール前フリーでヘディングシュートを試みるが、これは当たりが薄くGKレデスマのセーブに遭う。
それでも、より中央に立ち位置を取ってボールに絡み始めたアザールを起点に良いコンビネーションプレーが生まれ始めると、ヴィニシウスが立て続けにボックス内で仕掛けてシュートまで持ち込むなど、前半にはあまり感じられなかったゴールの匂いをさせる。ただ、カディスも前半同様に最後の局面で高い集中力を見せ、水際でピンチを凌ぐ。
あと一押しでゴールをこじ開けられそうな状況の中、アンチェロッティ監督はバルベルデを下げて70分にヨビッチを投入。この交代で並びを[4-4-2]の形に変更した。攻撃的な布陣変更によって攻勢を強めるマドリーは、相手陣内でハーフコートゲームを展開。アザールとのパス交換でゴール前に抜け出したベンゼマのGKとの一対一や、再三のセットプレーから力業でゴールをこじ開けにかかるが、人海戦術で守るアウェイチームの堅守をあと一歩で破れない。
その後、試合終了間際にはバスケスの仕掛けからボックス手前右の好位置でFKを獲得。だが、キッカーのアラバのシュートは壁に阻まれ、こぼれ球に反応したクロースのシュートはGK正面を突いた。
そして、シュート36本枠内9本と試合を通して攻め立てながらもカディスの堅守を破れなかったマドリーは、思わぬ伏兵相手のゴールレスドローによって公式戦の連勝を「10」でストップされた。
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前節、昨季王者のアトレティコ・マドリーとのダービーに2-0で完勝し、公式戦10連勝を達成した首位のレアル・マドリー(勝ち点42)。ただ、今週に入ってモドリッチ、マルセロ、アセンシオ、ベイル、ロドリゴ、ルニンと合計6名の新型コロナウイルス感染者を出すクラスターが発生。降格圏の18位に沈むカディス(勝ち点13)を相手に更なる連勝を目指した一戦では、ピッチ上での好調とは裏腹に思わぬ形で窮地に晒されることになった。アンチェロッティ監督はこの緊急事態を受け、ダービーから先発3人を変更。モドリッチ、アセンシオの代役にバルベルデ、アザールを起用したほか、筋肉系に問題を抱えるカルバハルに代えてルーカス・バスケスを起用。また、負傷明けのセバージョスや19歳MFピーター・ゴンサレスを初めてベンチに入れた。開始7分にベンゼマのスルーパスに抜け出したヴィニシウスがボックス内でGKと一対一のチャンスを迎えるが、ここはうまくシュートコースを消されてしまう。
以降は中央を徹底的に固める相手の守備を前に、なかなか中央でのコンビネーションやヴィニシウスやベンゼマの個人技で局面を打開できず。クロースやメンディが相手守備を引き出すために積極的に遠めの位置から足を振っていく。その流れの中で23分にはペナルティアーク付近のバルベルデが強烈なミドルシュートを枠の左へ飛ばすが、ここはGKレデスマのビッグセーブに阻まれる。
その後、徐々にカディスが狙うロングカウンターの形が出始めるが、ミリトンを中心とするマドリーの守備陣が決定機まで持ち込ませない。そして、前半半ばから終盤にかけては完全に我慢比べの様相を呈す。何とか前半の内にゴールをこじ開けたいホームチームだが、ヴィニシウスとベンゼマが徹底マークに遭った上、バスケスやバルベルデとの右サイドでの連携で局面打開が期待されたアザールがリズムに乗れず。攻撃が手詰まりした状況でハーフタイムを迎えることになった。
後半も試合展開に大きな変化はなし。引き続き相手を押し込み、“点と点”での崩しを試みるマドリーは56分、クロースの浮き球パスに反応したアザールがゴール前フリーでヘディングシュートを試みるが、これは当たりが薄くGKレデスマのセーブに遭う。
それでも、より中央に立ち位置を取ってボールに絡み始めたアザールを起点に良いコンビネーションプレーが生まれ始めると、ヴィニシウスが立て続けにボックス内で仕掛けてシュートまで持ち込むなど、前半にはあまり感じられなかったゴールの匂いをさせる。ただ、カディスも前半同様に最後の局面で高い集中力を見せ、水際でピンチを凌ぐ。
あと一押しでゴールをこじ開けられそうな状況の中、アンチェロッティ監督はバルベルデを下げて70分にヨビッチを投入。この交代で並びを[4-4-2]の形に変更した。攻撃的な布陣変更によって攻勢を強めるマドリーは、相手陣内でハーフコートゲームを展開。アザールとのパス交換でゴール前に抜け出したベンゼマのGKとの一対一や、再三のセットプレーから力業でゴールをこじ開けにかかるが、人海戦術で守るアウェイチームの堅守をあと一歩で破れない。
その後、試合終了間際にはバスケスの仕掛けからボックス手前右の好位置でFKを獲得。だが、キッカーのアラバのシュートは壁に阻まれ、こぼれ球に反応したクロースのシュートはGK正面を突いた。
そして、シュート36本枠内9本と試合を通して攻め立てながらもカディスの堅守を破れなかったマドリーは、思わぬ伏兵相手のゴールレスドローによって公式戦の連勝を「10」でストップされた。
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レアル・マドリーのモロッコ代表MFブラヒム・ディアスがハットトリックを達成した。 モロッコは18日、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)予選のグループB第6節でレソト代表と対戦。5戦全勝で迎えたなか、7-0の圧勝を収めた。 この試合で大暴れしたのが10番・ブラヒム。開始5分に左足で流し込み先制点を挙げると、15分には右ポケットから右足一閃。3点リードの42分には右ポケットへの浮き球のパスに抜け出し、角度のないところからネットを揺らした。 前半のみで3得点を奪い、62分にお役御免。15日に行われたガボン代表戦でも2ゴールを記録していたブラヒムは、4試合7ゴールで得点ランキングトップに立った。 試合後にはインスタグラムを更新。チームの勝利やプロ入り後初のハットトリックを喜んだ。 「熱心なファンの前で、ホームで大勝を収めてインターナショナルブレイクを終える。プロとして初のハットトリックには満足だ。応援ありがとう!」 <span class="paragraph-title">【動画】ブラヒムの初ハットトリック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="it" dir="ltr">Brahim…Tris<br><br>L’ex Milan non si ferma più: dopo la doppietta contro il Gabon, <a href="https://twitter.com/hashtag/BrahimDiaz?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#BrahimDiaz</a> segna una tripletta nel primo tempo del match tra <a href="https://twitter.com/hashtag/Marocco?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Marocco</a> e Lesotho<br><br>Leoni dell’Atlante avanti 5-0 al termine del primo tempo<a href="https://twitter.com/hashtag/Sportitalia?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Sportitalia</a> <a href="https://t.co/siXGun4eg9">pic.twitter.com/siXGun4eg9</a></p>— Sportitalia (@tvdellosport) <a href="https://twitter.com/tvdellosport/status/1858601972993081621?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 17:43 Tue3
クロアチア代表の未来…ディナモ・ザグレブの背番号「10」にレアル・マドリーやマンチェスター・Uが関心強める
クロアチア代表MFマルティン・バトゥリナ(21)に対するトップクラブの関心が上昇中か。 バトゥリナはクロアチア1部王者のディナモ・ザグレブで、かつてルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)も背負った背番号「10」を託されるセントラルハーフ。21歳の若さで攻撃を掌握し、すでにリーグ優勝4回を誇る。 今季はチャンピオンズリーグ(CL)初得点をゲットした一方、クロアチア代表としてユーロ2024のメンバーに滑り込み、大会後は過渡期に入ったチームの中で先発起用が増加…10月のポーランド代表戦で代表初得点を決めた。 まさに、クロアチア代表の「未来」。 そんなバトゥリナ、スペイン『Relevo』によると、レアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドが大きな関心を寄せているといい、イギリス『TalkSport』は「来年1月のマーケットで動く可能性も排除できず」と伝える。 ユーロ後の成長は明らかだといい、現在の市場価値は、クロアチア1部でダントツNo.1の2000万ユーロ(約32.9億円)。近い将来、欧州5大リーグに進出するのは間違いなさそうだ。 2024.11.15 18:20 Fri4
“絶対に不満をこぼさない男” ヘスス・バジェホも内心お怒り? CB需要高まるマドリーでも起用されず
レアル・マドリーのスペイン人DFヘスス・バジェホ(27)。スペイン『Relevo』がその忍耐強さに再びスポットライトを当てた。 マドリー所属でレンタル放出を繰り返すこと通算5回、新加入選手に背番号を奪われること通算2回…カルロ・アンチェロッティ監督のメイン構想に入ったことなど1度もないバジェホ。 それでも、たいへん高潔な人間性と人望の厚さで知られ、『Relevo』は「非の打ち所がないプロフェッショナル」と称賛。 どれだけ試合に使ってもらえずとも、練習には毎日一番乗りで現れ、ホームゲーム後は必ずピッチに出てコンディション調整に励むのだという。そして何より、現状への不満をこぼすような真似は絶対にしない男なのだという。 だが、どうしてもコーチ陣の信頼を得られず。 バジェホは9月27日、今季最初の出番としてアラベス戦の80分、3-0の状況でセンターバックとして出場したが、マドリーはそこから肝を冷やす2失点。これ以降、ウォームアップエリアのバジェホには一度も声がかかっていない。 ここ最近では、ミリトン重傷などでセンターバックの需要が高まるマドリーだが、バジェホよりもカスティージャ(Bチーム)登録の若手が優先されている状況。21歳DFラウール・アセンシオの登用が全てを物語っている。 バジェホも内心はさすがに怒っているよ…というのが関係者談。それでもなお、黙々と日々のトレーニングに励み、アンチェロッティ監督へのアピールを続けているそうだ。 2024.11.20 21:36 Wed5