各カテゴリーの日本代表年間スケジュールが発表! カタールW杯予選や女子アジアカップなど
2021.12.17 14:47 Fri
日本サッカー協会(JFA)は17日、2022年の日本代表年間スケジュールを発表した。
2021年は、コロナ禍において東京オリンピックやカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選が開催。一方で、世代別の国際大会が中止になるなど、大きな変更が起きたシーズンだった。
2022年に関しては、日本代表はカタールW杯が11月21日から12月18日まで開催。その出場権を懸け、1月27日に中国代表、2月1日にサウジアラビア代表、3月24日にオーストラリア代表、3月29日にベトナム代表と対戦。現在2位につける中で、そのまま出場権確保といきたいところだ。
なお、2022年最初の試合は、1月21日のキリンチャレンジカップ2022のウズベキスタン代表戦となる。
また、5月から6月にかけてと9月にインターナショナルウィンドウが設定。7月には19日から27日に中国でEAFF E-1サッカー選手権が予定されている。
なでしこジャパンは、1月にトレーニングキャンプを実施。その後、1月20日からAFC女子アジアカップがインドで開催され、2月6日まで行われる、その後は4月、6月、11月にインターナショナルウインドウが設定されているほか、7月にはトレーニングキャンプとEAFF E-1サッカー選手権、9月にはアジア競技大会、10月には2試合の国際親善試合が予定されている。
大岩剛監督の就任が決定した2024年のパリ五輪出場を目指すU-21日本代表は、3月にトレーニングキャンプと海外遠征を予定。5月にはAFC U-23アジアカップがウズベキスタンで行われる。9月には中国で開催されるアジア競技大会に出場、11月には海外遠征も予定されている。
その他、U-19日本代表は9月にU-20アジアカップ予選、 U-16日本代表は9月から10月にかけてU-17アジアカップ予選が開催。U-20日本女子代表は8月にコスタリカでU-20女子W杯、U-17日本女子代表は10月にインドでU-17女子W杯が開催される。
また、フットサル日本代表は10月にフットサルアジアカップがクウェートで開催。その地区予選が4月上旬に予定されている。
各カテゴリーの日本代表のスケジュールは以下の通り。
◆2022年 年間スケジュール
【SAMURAI BULE(日本代表)】
・1月21日
キリンチャレンジカップ2022
vsウズベキスタン代表/埼玉スタジアム2002
・1月27日
カタールW杯アジア最終予選
vs中国代表/埼玉スタジアム2002
・2月1日
カタールW杯アジア最終予選
vsサウジアラビア代表/埼玉スタジアム2002
・3月24日
カタールW杯アジア最終予選
vsオーストラリア代表/未定
・3月29日
カタールW杯アジア最終予選
vsベトナム代表/埼玉スタジアム2002
・5月30日〜6月14日
FIFA インターナショナルウインドウ
・7月19日〜7月27日
EAFF E-1サッカー選手権/中国
・9月19日〜9月27日
FIFA インターナショナルウインドウ
・11月21日〜12月18日
カタールW杯
【なでしこジャパン(日本女子代表)】
・1月11日〜1月16日
トレーニングキャンプ
・1月20日〜2月6日
AFC 女子アジアカップ/インド
・4月4日〜4月12日
FIFA インターナショナルウインドウ
・6月20日〜6月28日
FIFA インターナショナルウインドウ
・7月13日〜7月17日
トレーニングキャンプ
・7月19日〜7月27日
EAFF E-1サッカー選手権/中国
・9月7日〜9月25日
アジア競技大会/中国・杭州
・10月6日
国際親善試合/ノエビアスタジアム神戸
・10月9日
国際親善試合/長野Uスタジアム
・11月7日〜11月15日
FIFA インターナショナルウインドウ
【U-21日本代表】
・3月6日〜3月9日
トレーニングキャンプ
・3月21日〜3月29日
海外遠征
・5月8日〜5月11日
トレーニングキャンプ
・5月23日〜6月19日
AFC U-23アジアカップ/ウズベキスタン
・9月7日〜9月25日
アジア競技大会/中国・杭州
・11月14日〜11月22日
海外遠征
【U-19日本代表】
・2月27日〜3月2日
トレーニングキャンプ
・3月21日〜3月29日
海外遠征
・4月24日〜4月27日
トレーニングキャンプ
・5月26日〜6月13日
海外遠征
・8月14日〜8月17日
トレーニングキャンプ
・9月5日〜9月19日
AFC U-20アジアカップ予選
・11月14日〜11月22日
海外遠征
【U-18日本代表】
・2月下旬〜3月上旬
トレーニングキャンプ
・6月18日〜6月22日
トレーニングキャンプ
・8月22日〜8月28日
SBSカップ国際ユースサッカー/静岡
・11月14日〜11月22日
海外遠征
【U-17日本代表】
・3月16日〜3月21日
トレーニングキャンプ
・8月8日〜8月14日
国内大会
・9月13日〜9月19日
国際ユースサッカー/新潟
・11月14日〜11月22日
海外遠征
【U-16日本代表】
・2月上旬
トレーニングキャンプ
・3月中旬
トレーニングキャンプ
・4月10日〜4月20日
モンテギュー国際大会/フランス
・6月8日〜6月12日
U-16インターナショナルドリームカップ/ユアテックスタジアム仙台
・7月10日〜7月14日
トレーニングキャンプ
・8月中旬
海外遠征
・9月26日〜10月10日
AFC U-17アジアカップ予選
・11月中旬
海外遠征
【U-15日本代表】
・2月上旬
トレーニングキャンプ
・6月中旬
海外遠征
・8月上旬
トレーニングキャンプ
・10月下旬
海外遠征
【U-20日本女子代表】
・3月6日〜3月10日
トレーニングキャンプ
・5月8日〜5月12日
トレーニングキャンプ
・6月13日〜6月30日
海外遠征
・7月29日〜8月5日
トレーニングキャンプ
・8月6日〜8月30日
U-20女子ワールドカップ/コスタリカ
【U-17日本女子代表】
・2月27日〜3月3日
トレーニングキャンプ
・4月10日〜4月14日
トレーニングキャンプ
・5月15日〜5月20日
トレーニングキャンプ
・7月10日〜7月14日
トレーニングキャンプ
・8月中旬
海外遠征
・9月30日〜10月6日
トレーニングキャンプ
・10月
U-17女子ワールドカップ/インド
【U-15日本女子代表】
・8月
トレーニングキャンプ
【フットサル日本代表】
・1月20日〜2月4日
FIFA インターナショナルウインドウ
・4月上旬
フットサルアジアカップ地区予選
・9月5日〜9月12日
トレーニングキャンプ
・9月15日
国際親善試合/松江市総合体育館
・9月18日
国際親善試合/スカイホール豊田
・10月上旬〜中旬
フットサルアジアカップ
・11月5日〜11月9日
トレーニングキャンプ
【フットサルU-19日本代表】
・3月7日〜3月14日
海外遠征/スペイン
・5月27日〜6月5日
トレーニングキャンプ
・12月25日〜12月27日
トレーニングキャンプ
【フットサル日本女子代表】
・8月
トレーニングキャンプ
・11月
海外遠征
【ビーチサッカー日本代表】
・2月
トレーニングキャンプ
・5月
トレーニングキャンプ
・6月
海外遠征
・8月
トレーニングキャンプ
・10月25日〜10月29日
インターコンチネンタルカップ/UAE
【サッカーe日本代表】
・1月27日〜1月28日
FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Match Week2
・3月10日〜3月11日
FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Match Week3
・4月7日〜4月8日
FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Match Week4
・4月下旬
サッカーe日本代表選考
・5月19日〜5月21日
FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Main Stage
・6月7日〜6月12日
FIFAe Nations Playoffs 2022
・7月18日〜7月24日
FIFAe Nations Cup 2022
2021年は、コロナ禍において東京オリンピックやカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選が開催。一方で、世代別の国際大会が中止になるなど、大きな変更が起きたシーズンだった。
2022年に関しては、日本代表はカタールW杯が11月21日から12月18日まで開催。その出場権を懸け、1月27日に中国代表、2月1日にサウジアラビア代表、3月24日にオーストラリア代表、3月29日にベトナム代表と対戦。現在2位につける中で、そのまま出場権確保といきたいところだ。
また、5月から6月にかけてと9月にインターナショナルウィンドウが設定。7月には19日から27日に中国でEAFF E-1サッカー選手権が予定されている。
同日会見に出席した反町康治技術委員長は、5月から6月にかけては4試合の親善試合を予定していると明言。ただ、カタールW杯開幕直前の11月の強化試合については海外組との折り合いもあるため未定とのこと。「できて2試合」とのみ答えた。
なでしこジャパンは、1月にトレーニングキャンプを実施。その後、1月20日からAFC女子アジアカップがインドで開催され、2月6日まで行われる、その後は4月、6月、11月にインターナショナルウインドウが設定されているほか、7月にはトレーニングキャンプとEAFF E-1サッカー選手権、9月にはアジア競技大会、10月には2試合の国際親善試合が予定されている。
大岩剛監督の就任が決定した2024年のパリ五輪出場を目指すU-21日本代表は、3月にトレーニングキャンプと海外遠征を予定。5月にはAFC U-23アジアカップがウズベキスタンで行われる。9月には中国で開催されるアジア競技大会に出場、11月には海外遠征も予定されている。
その他、U-19日本代表は9月にU-20アジアカップ予選、 U-16日本代表は9月から10月にかけてU-17アジアカップ予選が開催。U-20日本女子代表は8月にコスタリカでU-20女子W杯、U-17日本女子代表は10月にインドでU-17女子W杯が開催される。
また、フットサル日本代表は10月にフットサルアジアカップがクウェートで開催。その地区予選が4月上旬に予定されている。
各カテゴリーの日本代表のスケジュールは以下の通り。
◆2022年 年間スケジュール
【SAMURAI BULE(日本代表)】
・1月21日
キリンチャレンジカップ2022
vsウズベキスタン代表/埼玉スタジアム2002
・1月27日
カタールW杯アジア最終予選
vs中国代表/埼玉スタジアム2002
・2月1日
カタールW杯アジア最終予選
vsサウジアラビア代表/埼玉スタジアム2002
・3月24日
カタールW杯アジア最終予選
vsオーストラリア代表/未定
・3月29日
カタールW杯アジア最終予選
vsベトナム代表/埼玉スタジアム2002
・5月30日〜6月14日
FIFA インターナショナルウインドウ
・7月19日〜7月27日
EAFF E-1サッカー選手権/中国
・9月19日〜9月27日
FIFA インターナショナルウインドウ
・11月21日〜12月18日
カタールW杯
【なでしこジャパン(日本女子代表)】
・1月11日〜1月16日
トレーニングキャンプ
・1月20日〜2月6日
AFC 女子アジアカップ/インド
・4月4日〜4月12日
FIFA インターナショナルウインドウ
・6月20日〜6月28日
FIFA インターナショナルウインドウ
・7月13日〜7月17日
トレーニングキャンプ
・7月19日〜7月27日
EAFF E-1サッカー選手権/中国
・9月7日〜9月25日
アジア競技大会/中国・杭州
・10月6日
国際親善試合/ノエビアスタジアム神戸
・10月9日
国際親善試合/長野Uスタジアム
・11月7日〜11月15日
FIFA インターナショナルウインドウ
【U-21日本代表】
・3月6日〜3月9日
トレーニングキャンプ
・3月21日〜3月29日
海外遠征
・5月8日〜5月11日
トレーニングキャンプ
・5月23日〜6月19日
AFC U-23アジアカップ/ウズベキスタン
・9月7日〜9月25日
アジア競技大会/中国・杭州
・11月14日〜11月22日
海外遠征
【U-19日本代表】
・2月27日〜3月2日
トレーニングキャンプ
・3月21日〜3月29日
海外遠征
・4月24日〜4月27日
トレーニングキャンプ
・5月26日〜6月13日
海外遠征
・8月14日〜8月17日
トレーニングキャンプ
・9月5日〜9月19日
AFC U-20アジアカップ予選
・11月14日〜11月22日
海外遠征
【U-18日本代表】
・2月下旬〜3月上旬
トレーニングキャンプ
・6月18日〜6月22日
トレーニングキャンプ
・8月22日〜8月28日
SBSカップ国際ユースサッカー/静岡
・11月14日〜11月22日
海外遠征
【U-17日本代表】
・3月16日〜3月21日
トレーニングキャンプ
・8月8日〜8月14日
国内大会
・9月13日〜9月19日
国際ユースサッカー/新潟
・11月14日〜11月22日
海外遠征
【U-16日本代表】
・2月上旬
トレーニングキャンプ
・3月中旬
トレーニングキャンプ
・4月10日〜4月20日
モンテギュー国際大会/フランス
・6月8日〜6月12日
U-16インターナショナルドリームカップ/ユアテックスタジアム仙台
・7月10日〜7月14日
トレーニングキャンプ
・8月中旬
海外遠征
・9月26日〜10月10日
AFC U-17アジアカップ予選
・11月中旬
海外遠征
【U-15日本代表】
・2月上旬
トレーニングキャンプ
・6月中旬
海外遠征
・8月上旬
トレーニングキャンプ
・10月下旬
海外遠征
【U-20日本女子代表】
・3月6日〜3月10日
トレーニングキャンプ
・5月8日〜5月12日
トレーニングキャンプ
・6月13日〜6月30日
海外遠征
・7月29日〜8月5日
トレーニングキャンプ
・8月6日〜8月30日
U-20女子ワールドカップ/コスタリカ
【U-17日本女子代表】
・2月27日〜3月3日
トレーニングキャンプ
・4月10日〜4月14日
トレーニングキャンプ
・5月15日〜5月20日
トレーニングキャンプ
・7月10日〜7月14日
トレーニングキャンプ
・8月中旬
海外遠征
・9月30日〜10月6日
トレーニングキャンプ
・10月
U-17女子ワールドカップ/インド
【U-15日本女子代表】
・8月
トレーニングキャンプ
【フットサル日本代表】
・1月20日〜2月4日
FIFA インターナショナルウインドウ
・4月上旬
フットサルアジアカップ地区予選
・9月5日〜9月12日
トレーニングキャンプ
・9月15日
国際親善試合/松江市総合体育館
・9月18日
国際親善試合/スカイホール豊田
・10月上旬〜中旬
フットサルアジアカップ
・11月5日〜11月9日
トレーニングキャンプ
【フットサルU-19日本代表】
・3月7日〜3月14日
海外遠征/スペイン
・5月27日〜6月5日
トレーニングキャンプ
・12月25日〜12月27日
トレーニングキャンプ
【フットサル日本女子代表】
・8月
トレーニングキャンプ
・11月
海外遠征
【ビーチサッカー日本代表】
・2月
トレーニングキャンプ
・5月
トレーニングキャンプ
・6月
海外遠征
・8月
トレーニングキャンプ
・10月25日〜10月29日
インターコンチネンタルカップ/UAE
【サッカーe日本代表】
・1月27日〜1月28日
FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Match Week2
・3月10日〜3月11日
FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Match Week3
・4月7日〜4月8日
FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Match Week4
・4月下旬
サッカーe日本代表選考
・5月19日〜5月21日
FIFAe Nations Online Qualifiers 2022 Play-In Main Stage
・6月7日〜6月12日
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・7月18日〜7月24日
FIFAe Nations Cup 2022
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まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon3
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日本サッカー協会(JFA)は2日、スペイン遠征を行う U-19日本代表のメンバーを発表した。 13日から23日までスペイン遠征を行うU-19日本代表。現地では、U-19スロバキア代表(11/17) 、U-18スペイン代表(11/19)、U-19フランス代表(11/21)と対戦する。 今回のメンバーには、レアル・マドリーのMF中井卓大が招集。また、MF松木玖生(FC東京)やDF中野伸哉(サガン鳥栖)らJ1で多くの出場機会を得た選手の他、1月にバイエルンへと移籍が決まっているMF福井太智(サガン鳥栖U-18)も招集を受けている。 また、大学生はGK木村凌也(日本大学)、DF諏訪間幸成(筑波大学)、MF熊取谷一星(明治大学)の3名が招集されている。 なお、松木、中野、福井の他にも、DF松田隼風(水戸ホーリーホック)、DF田中隼人(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレU-18)、MF佐野航大(ファジアーノ岡山)、MF甲田英將(名古屋グランパス)、MF北野颯太(セレッソ大阪)、FW熊田直紀(FC東京U-18)は、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表のトレーニングパートナーとして合流する。 今回発表されたU-19日本代表メンバーは以下の通り。 ◆U-19日本代表メンバー GK 1.木村凌也(日本大学) 12.若林学歩(大宮アルディージャ) DF 13.諏訪間幸成(筑波大学) 19.西久保駿介(ジェフユナイテッド千葉) 4.菊地脩太(V・ファーレン長崎) 2.中野伸哉(サガン鳥栖)☆ 5.松田隼風(水戸ホーリーホック)☆ 15.屋敷優成(大分トリニータ) 3.田中隼人(柏レイソル)☆ 22.高井幸大(川崎フロンターレU-18)☆ MF 11.熊取谷一星(明治大学) 14.永長鷹虎(川崎フロンターレ) 8.松木玖生(FC東京)☆ 6.山根陸(横浜F・マリノス) 7.佐野航大(ファジアーノ岡山)☆ 21.甲田英將(名古屋グランパス)☆ 17.中井卓大(レアル・マドリー/スペイン)◇ 20.福井太智(サガン鳥栖U-18)☆ 10.北野颯太(セレッソ大阪)☆ 16.保田堅心.(大分トリニータU-18) FW 9.坂本一彩(ガンバ大阪) 18.熊田直紀(FC東京U-18)☆ ☆は11月22日にカタールへと移動し、日本代表のトレーニングパートナーとして活動する。12月4日に帰国 ◇は14日に現地合流、22日に現地解散 2022.11.02 16:47 Wed4
「まさに死闘ってカンジ」歴史に残るバーレーンとの4-3の激闘!2004年大会プレイバックに反響「このゴールで中澤佑二に惚れた」
31日、日本代表はアジアカップ2023のラウンド16でバーレーン代表と対戦する。 過去の対戦成績は日本の8勝2敗となっているが、アジアカップの舞台で最後に対戦したのは2004年の中国大会での準決勝。記憶に残る激闘だった。 MF小野伸二、FW高原直泰ら当時の主力選手が欠場していた当時の日本は、開催国の中国サポーターにブーイングを浴びせられながらも決勝トーナメントに進出すると、準々決勝ではPK戦途中でのサイド変更とGK川口能活の神がかり的なセーブが印象深いヨルダン代表戦に勝利し、準決勝でバーレーンと対戦した。 しかし、バーレーン戦では開始6分に先制ゴールを許すと、40分にはMF遠藤保仁が不可解な判定で一発退場。日本はビハインドの状況で数的不利を負ってしまった。 数的不利の状況でもMF中田浩二とFW玉田圭司のゴールで逆転した日本だったが、その後2失点。2-3と1点ビハインドで試合終盤を迎えた。 それでも日本は最後まで諦めず。DFも攻めあがって同点ゴールを狙うと、90分にDF中澤佑二が値千金の同点ゴール。不屈の精神で同点に追いつくと、延長前半には玉田の独走ゴールが決まり、4-3で激闘を制していた。 なんとか決勝に進出した日本は、決勝で中国代表を撃破。見事に大会連覇を成し遂げていた。 久しぶりの対戦を前に『DAZN』は当時の試合映像をプレイバック。SNS上のファンも「このゴールで中澤佑二に惚れた」、「バーレーン戦といえばこの試合よな」、「痺れたね、玉田」、「まさに「死闘」ってカンジだった!」、「2004の大会は激熱だった」と当時を思い返している。 ベスト8を懸けた一戦は、31日の20時30分にキックオフ。『DAZN』で視聴が可能だ。 <span class="paragraph-title">【動画】当時の記憶が蘇る!2004年大会でのバーレーンとの激闘ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>「バーレーンvs日本」<br>過去対戦をプレイバック<br>\<br><br>アジアカップ2004年大会で起きた<br>奇跡の大逆転劇<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCアジアカップ</a> ラウンド16<br>バーレーン×日本<br>1/31(水)20:30(19:45配信開始)<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 独占配信<br>出演:水沼貴史/小野伸二/佐藤寿人/下田恒幸/桑原学 <a href="https://t.co/x7Sals8iKu">pic.twitter.com/x7Sals8iKu</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1752609401201189348?ref_src=twsrc%5Etfw">January 31, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.31 18:45 Wed5
