【ラ・リーガ注目プレビュー】覇権争いを大きく左右する今季最初の首都決戦!
2021.12.12 12:00 Sun
ラ・リーガ第17節、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーによるマドリード・ダービーが、日本時間12日29:00にサンティアゴ・ベルナベウでキックオフされる。覇権争いを大きく左右する今季最初の首都決戦だ。現在、2位以下に8ポイント差を付けて首位を快走するレアル・マドリー(勝ち点39)は前節、絶好調のFWヴィニシウスと負傷のFWベンゼマとの交代で入ったFWヨビッチの2ゴールによって難敵レアル・ソシエダを撃破。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)のグループ最終節ではインテルとの首位攻防戦をMFクロース、FWアセンシオのゴラッソ2発で勝ち切り、公式戦9連勝でのグループ首位通過を決めた。
そして、攻守にそつのないアンチェロッティ率いるエルブランコは、久々のサンティアゴ・ベルナベウでの有観客でのダービーでは、昨季プリメーラ王者を相手に10連勝を狙う。
一方、4位のアトレティコ(勝ち点29)は前節、昇格組マジョルカ相手のホームゲームでFWクーニャのゴールによって先制に成功したものの、相手のセットプレーで追いつかれると、後半アディショナルタイムには途中出場のMF久保建英に今季初ゴールを献上して痛恨の逆転負けとなった。
それでも、ポルト、ミランとの三つ巴の2位争いとなったCLでは難所ポルトガルの地で不屈の戦いを披露。終始守勢を強いられながらも、守護神オブラクの好守で流れを引き寄せると、後半にFWグリーズマンが3ゴールに絡む活躍をみせ、3-1の勝利。加えてリバプールのアシストもあり、最下位からの見事な逆転突破を決めた。敵地でのダービーに向けては攻守に盤石のレアル相手に苦戦必至も、久々に見せたシメオネのチームらしいエモーショナルな勝利が大きな後押しとなるはずだ。
◆レアル・マドリー◆
【4-3-3】
▽レアル・マドリー予想スタメン

GK:クルトワ
DF:カルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ
MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース
FW:アセンシオ、ベンゼマ、ヴィニシウス
負傷者:MFセバージョス
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては前節のソシエダ戦でハムストリングを痛め負傷交代したエースFWベンゼマの出場が危ぶまれていたが、無事メンバー入りを果たしている。
スタメンに関しては前述の11人を予想したが、ヴィニシウスを除く3トップの人選に関しては変更の可能性がある。負傷明けのベンゼマがスタートから難しい場合はヨビッチが代役に入り、右ウイングに関してはロドリゴの起用も考えられる。
◆アトレティコ・マドリー◆
【3-5-2】
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン

GK:オブラク
DF:フェリペ、コンドグビア、エルモソ
MF:マルコス・ジョレンテ、デ・パウル、コケ、レマル、カラスコ
FW:クーニャ、グリーズマン
負傷者:DFサビッチ、ホセ・ヒメネス、ヴルサリコ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはサビッチ、ホセ・ヒメネスに加え、直近のポルト戦で頬骨を骨折したヴルサリコが欠場となる。一方で、そのポルト戦で負傷交代したスアレスはトリッピアーらと共に全体練習に復帰しており、起用可能だ。
システムに関しては[3-5-2(3-4-2-1)]を継続する見込みだが、トリッピアー、ロージと本職のサイドバックを起用した[4-4-2]への変更もオプションとして想定される。
スタメンは採用する布陣によって若干のメンバー変更が考えられるが、前述の11人の起用を予想。グリーズマンの相棒に関しては好調のクーニャが有力だが、コンディションが問題なければ本来の主力のスアレス。アンヘル・コレアやフェリックスにもチャンスがありそうだ。
★注目選手
◆レアル・マドリー:MFトニ・クロース

レアルの注目プレーヤーはエルブランコが誇る精密MF。6年ぶりに復帰したアンチェロッティ監督の下、モドリッチと共に第一次政権と変わらずに中盤を取り仕切るクロース。世界屈指のキック精度、パスセンスを武器に、今季も絶妙なゲームメイク能力を発揮。さらに、今年7月のドイツ代表引退によってクラブの戦いに専念したことで、30歳を過ぎてよりダイナミックなプレーが増えている。
イタリア人指揮官は阿吽の呼吸を見せる“黄金の中盤”に対して、自由を与えていると公言しているが、今季に関してはカゼミロがよりどっしりと中盤の底に構えてバランスを取っている印象だ。また、ビルドアップの局面で抜群の働きを見せるアラバの加入によってクロースはピボーテよりもインテリオールの仕事に比重が傾いており、今季はより相手陣内の深い位置で崩しやフィニッシュの局面に絡んでいる。ラ・リーガでは1ゴールも、CLでは2ゴールを挙げており、2019–20シーズンに記録したレアルでのキャリアハイとなる6ゴールの更新が期待される。
今回のダービーでは相手のフィジカルな中盤に対して、相棒2人と優位性をもたらすと共に、後ろに重い5バックで徹底的にスペースを消してくる相手の守備バランスを崩すダイナミックなオフ・ザ・ボールの動き、直近のインテル戦でも披露した両足から繰り出される高精度のミドルシュートで、ゴールに絡む仕事を期待したい。
◆アトレティコ・マドリー:FWアントワーヌ・グリーズマン

アトレティコの注目プレーヤーはいよいよ本領発揮の元エース。今夏の移籍市場最終日にバルセロナから物議を醸す形で2年ぶりの古巣帰還を果たしたフランス代表FW。過去に一度クラブを裏切る形となったことで、大半のサポーターからの厳しい視線に晒された中、シーズン序盤はチームの新スタイルへの順応、新たなチームメイトとの連携構築に苦戦を強いられ、ほぼ“消えている”低調なパフォーマンスに終始した。
それでも、CL第2節のミラン戦での復帰後初ゴールをキッカケに周囲の信頼を掴み始めると、10月以降は公式戦6ゴール3アシストとかつての輝きを取り戻している。とりわけ、前々節のカディス戦、直近のCLポルト戦ではチームのほとんどの決定機に関与するなど、エースとしての存在感を示した。
復帰後初のダービーでは相棒スアレスが万全の状態ではないこともあり、エースとしての真価が試されるところだ。バルセロナ在籍時のレアル戦は4戦連続無得点に終わっていたが、2019年2月の直近のダービーでは1ゴールを挙げており、約3年ぶりとなる今回のダービーでも決定的な仕事を果たしたい。
そして、攻守にそつのないアンチェロッティ率いるエルブランコは、久々のサンティアゴ・ベルナベウでの有観客でのダービーでは、昨季プリメーラ王者を相手に10連勝を狙う。
それでも、ポルト、ミランとの三つ巴の2位争いとなったCLでは難所ポルトガルの地で不屈の戦いを披露。終始守勢を強いられながらも、守護神オブラクの好守で流れを引き寄せると、後半にFWグリーズマンが3ゴールに絡む活躍をみせ、3-1の勝利。加えてリバプールのアシストもあり、最下位からの見事な逆転突破を決めた。敵地でのダービーに向けては攻守に盤石のレアル相手に苦戦必至も、久々に見せたシメオネのチームらしいエモーショナルな勝利が大きな後押しとなるはずだ。
なお、ラ・リーガにおけるここ数年のダービーではレアルが直近4勝6分けの10戦無敗と圧倒的な戦績を収めている。ただ、アンチェロッティ監督とシメオネ監督の対戦成績は、アルゼンチン人指揮官が6勝4分け5敗とわずかながら優位に立っている。
◆レアル・マドリー◆
【4-3-3】
▽レアル・マドリー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:クルトワ
DF:カルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ
MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース
FW:アセンシオ、ベンゼマ、ヴィニシウス
負傷者:MFセバージョス
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては前節のソシエダ戦でハムストリングを痛め負傷交代したエースFWベンゼマの出場が危ぶまれていたが、無事メンバー入りを果たしている。
スタメンに関しては前述の11人を予想したが、ヴィニシウスを除く3トップの人選に関しては変更の可能性がある。負傷明けのベンゼマがスタートから難しい場合はヨビッチが代役に入り、右ウイングに関してはロドリゴの起用も考えられる。
◆アトレティコ・マドリー◆
【3-5-2】
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:オブラク
DF:フェリペ、コンドグビア、エルモソ
MF:マルコス・ジョレンテ、デ・パウル、コケ、レマル、カラスコ
FW:クーニャ、グリーズマン
負傷者:DFサビッチ、ホセ・ヒメネス、ヴルサリコ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはサビッチ、ホセ・ヒメネスに加え、直近のポルト戦で頬骨を骨折したヴルサリコが欠場となる。一方で、そのポルト戦で負傷交代したスアレスはトリッピアーらと共に全体練習に復帰しており、起用可能だ。
システムに関しては[3-5-2(3-4-2-1)]を継続する見込みだが、トリッピアー、ロージと本職のサイドバックを起用した[4-4-2]への変更もオプションとして想定される。
スタメンは採用する布陣によって若干のメンバー変更が考えられるが、前述の11人の起用を予想。グリーズマンの相棒に関しては好調のクーニャが有力だが、コンディションが問題なければ本来の主力のスアレス。アンヘル・コレアやフェリックスにもチャンスがありそうだ。
★注目選手
◆レアル・マドリー:MFトニ・クロース

Getty Images
レアルの注目プレーヤーはエルブランコが誇る精密MF。6年ぶりに復帰したアンチェロッティ監督の下、モドリッチと共に第一次政権と変わらずに中盤を取り仕切るクロース。世界屈指のキック精度、パスセンスを武器に、今季も絶妙なゲームメイク能力を発揮。さらに、今年7月のドイツ代表引退によってクラブの戦いに専念したことで、30歳を過ぎてよりダイナミックなプレーが増えている。
イタリア人指揮官は阿吽の呼吸を見せる“黄金の中盤”に対して、自由を与えていると公言しているが、今季に関してはカゼミロがよりどっしりと中盤の底に構えてバランスを取っている印象だ。また、ビルドアップの局面で抜群の働きを見せるアラバの加入によってクロースはピボーテよりもインテリオールの仕事に比重が傾いており、今季はより相手陣内の深い位置で崩しやフィニッシュの局面に絡んでいる。ラ・リーガでは1ゴールも、CLでは2ゴールを挙げており、2019–20シーズンに記録したレアルでのキャリアハイとなる6ゴールの更新が期待される。
今回のダービーでは相手のフィジカルな中盤に対して、相棒2人と優位性をもたらすと共に、後ろに重い5バックで徹底的にスペースを消してくる相手の守備バランスを崩すダイナミックなオフ・ザ・ボールの動き、直近のインテル戦でも披露した両足から繰り出される高精度のミドルシュートで、ゴールに絡む仕事を期待したい。
◆アトレティコ・マドリー:FWアントワーヌ・グリーズマン

Getty Images
アトレティコの注目プレーヤーはいよいよ本領発揮の元エース。今夏の移籍市場最終日にバルセロナから物議を醸す形で2年ぶりの古巣帰還を果たしたフランス代表FW。過去に一度クラブを裏切る形となったことで、大半のサポーターからの厳しい視線に晒された中、シーズン序盤はチームの新スタイルへの順応、新たなチームメイトとの連携構築に苦戦を強いられ、ほぼ“消えている”低調なパフォーマンスに終始した。
それでも、CL第2節のミラン戦での復帰後初ゴールをキッカケに周囲の信頼を掴み始めると、10月以降は公式戦6ゴール3アシストとかつての輝きを取り戻している。とりわけ、前々節のカディス戦、直近のCLポルト戦ではチームのほとんどの決定機に関与するなど、エースとしての存在感を示した。
復帰後初のダービーでは相棒スアレスが万全の状態ではないこともあり、エースとしての真価が試されるところだ。バルセロナ在籍時のレアル戦は4戦連続無得点に終わっていたが、2019年2月の直近のダービーでは1ゴールを挙げており、約3年ぶりとなる今回のダービーでも決定的な仕事を果たしたい。
レアル・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
レアル・マドリーの人気記事ランキング
1
メッシが引退のカシージャスに別れ「最悪で最高のライバルだった」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、引退を発表した元スペイン代表GKイケル・カシージャスにメッセージを送った。スペイン『アス』が伝えている。 4日、自身の公式SNSを通じて現役引退を発表したカシージャス。スペイン代表やレアル・マドリーで数々のタイトルを獲得し、晩年のポルトでは2017-18シーズンに5年ぶりのリーグ優勝に貢献していた。 史上最も成功したGKと言っても過言ではないが、そのキャリアの中でカシージャスの頭を悩ませ続けたメッシが『アス』のインタビューの中で、名ライバルの引退に花を添えた。 「イケルは今日引退するけど、彼はラ・リーガのベンチマークだっただけでなく、全ての国際大会に勝ってきた。ずっと前からサッカーの歴史に刻まれていたんだ」 「非常にスペクタクルなGKで、相手にするのは本当に困難だった。でも振り返ってみると、対戦するたびにお互いに自分たちを高め合うことができた素晴らしいライバルだったと思う」 2020.08.05 20:49 Wed2
ノルウェー代表で定位置と背番号を譲った後輩…セルロートが5歳年下ハーランドをラ・リーガに勧誘?「適応間違いなし」
ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが、マンチェスター・シティの同代表FWアーリング・ハーランドについて語った。 今季ラ・リーガ14得点、公式戦17得点のセルロート。過去2年のレアル・ソシエダ時代を上回るペースでネットを揺らす195cmストライカーだ。 当然、この活躍からノルウェーを代表するセンターフォワードなのは確か。しかし、ノルウェー代表には当代屈指のゴールマシーン・ハーランドがおり、A代表通算53試合18得点セルロートは左右どちらかのウイングが“守備位置”となる。 このように、ハーランドがいることで、ノルウェー代表だと本職ではないポジションを任されるセルロート。それでもスペイン『Relevo』のインタビューでは、ハーランドとの良い関係性を語る。 「アーリングとはとても仲が良いよ。もう5年くらいノルウェー代表で一緒だしね。彼は天性のリーダー的な部分を持つんだ。どちらかと言えば、陰から人知れずチームを支えるタイプかな。全てを口に出して引っ張るのではなく、黙々と率先して行動することができる」 数年前には、当時20歳そこそこで台頭してきたハーランドに、ノルウェー代表で背番号「9」を譲ったセルロート。 「彼はあの時すでにフットボーラーとして“ブランド”が出来上がっていたからね。NIKEとの繋がりも考えればピッタリだろう(笑) 彼のほうから『9が欲しい』って来たから、僕は11にしたんだ」 その一方、ハーランドは昨季があまりに強烈だったためか、最近は得点ペースの鈍化が指摘される。この件についてセルロートは、同じFWとして少しばかり不快感を抱いている様子だ。 「彼が自らの個人賞をチームの戦績より優先させているとでも? 僕の知る彼はそうじゃないし、もしそうだとしても口には出さない」 また、将来のレアル・マドリー行きが噂され続けていることについては歓迎。スペインサッカーへの適応も問題ないだろうとした。 「イングランドもドイツもスペインもそんなに異なるサッカーじゃない。リーグの特色をつけたがる人々が私見を言っているに過ぎないんだ。アーリングも間違いなくスペインにフィットする。選手からチームへ、チームから選手へ、お互いに適応の努力をすれば、適応できないなんてあり得ない」 2024.04.19 16:20 Fri3
「暴行とみなされる」久保建英の顔面に3度も打撃…レアルFWに非難集まる「退場にすべきだった」
14日に行われたラ・リーガ第28節のマジョルカvsレアル・マドリーの一戦。マジョルカの日本代表MF久保建英にとって保有元へのアピールの場にもなる舞台だったが、0-3でマドリーが勝利を収めていた。 この試合はやや荒れ模様となり、後半にはマドリーの2選手が負傷退場する格好に。また、マジョルカDFパブロ・マフェオがマドリーFWヴィニシウス・ジュニオールのヒザにタックルを食らわせた場面もあったが、ファウルすら取られない場面もあった。 また、この試合では久保もその被害の一部を受けていたようだ。スペインのテレビ番組『エル・チリンギート』では、前半7分にルーズボールを巡って久保とマドリーFWロドリゴが競り合う場面に着目した。 動画で見ると、ロドリゴはその過程で久保に右、左、右と両手で3回も攻撃を食らわせており、特に2発目は左腕が久保のアゴにクリーンヒット。久保は顔を両手で覆ってピッチに倒れ込んだ。 この場面ではカードが提示されることはなかったが、『エル・チリンギート』内では「ロドリゴを退場にすべきだった」と断罪。また、スペイン『COPE』も「これは暴行とみなされ、レッドカードが出される可能性があった」と指摘。現地のメディアからも判定に疑問を呈する声が上がっている。 <span class="paragraph-title">【動画】2発目が顎にもろにヒット…ロドリゴが久保の顔面に3連撃</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe id="reddit-embed" src="https://www.redditmedia.com/r/soccer/comments/te7sop/rodrygo_elbowing_kubo_in_the_back_of_the_head/?ref_source=embed&ref=share&embed=true" sandbox="allow-scripts allow-same-origin allow-popups" style="border: none;" height="800" width="100%" scrolling="no"></iframe> 2022.03.17 11:50 Thu4
アンチェロッティ監督のブラジル代表監督就任が正式決定! W杯を任される初の外国人監督に「我々の決意を世界に示すもの」
ブラジルサッカー連盟(CBF)は12日、ブラジル代表の新監督にレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督(65)が就任することを発表した。 CBFによると、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)までブラジル代表を指揮するとのこと。6月に行われるエクアドル代表、パラグアイ代表との南米予選から指揮を執ることになる。 CBFのエドナルド・ロドリゲス会長は、待望のアンチェロッティ監督招へいにコメントしている。 「カルロ・アンチェロッティ氏をブラジルの指揮官に迎えることは、単なる戦略的な動きではない。表彰台の頂点を奪還するという我々の決意を世界に示すものだ」 「彼は史上最高の監督であり、今や世界最高の代表チームを率いている。共に、ブラジルサッカー界の輝かしい新たな章を刻んでいきましょう」 アンチェロッティ監督は、レッジーナ、パルマ、ユベントス、ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン(PSG)、レアル・マドリー、バイエルン、ナポリ、エバートンを指揮。2021年7月にマドリーで2度目の監督に就任していた。 2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を制し、ラ・リーガも制して2冠を達成。2度目の指揮で通算で6シーズン目を迎えたアンチェロッティ監督は、これまでリーグ優勝2回、CLで2回、コパ・デル・レイで2回の優勝を経験し、多くのタイトルをチームに残してきた。 ブラジル代表は史上最多となる5度のW杯優勝を経験。しかし、2018年のロシアW杯、2022年のカタールW杯と2大会連続でベスト8敗退に。コパ・アメリカも2019年を最後に、2大会優勝を逃していた。 なお、1925年にウルグアイ人のラモン・プラテロ監督、1944年にポルトガル人のジョレカ監督が短期的に指揮をとっており、81年ぶりの外国人指揮官となる。また、1965年にはアルゼンチン人のフィルポ・ヌニェス監督が1日だけ指揮したが、これは暫定監督となっている。 <span class="paragraph-title">【写真】ブラジルサッカー連盟が正式発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DJjnSUTNb-l/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/DJjnSUTNb-l/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/DJjnSUTNb-l/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">CBF • Seleção Brasileira de Futebol(@cbf_futebol)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2025.05.12 23:50 Mon5