各賞受賞者一覧、ベストゴールは柿谷のオーバーヘッド弾!《2021Jリーグアウォーズ》

2021.12.06 20:00 Mon
©︎J.LEAGUE
6日に行われた2021Jリーグアウォーズにおいて各賞の受賞者が発表された。

最優秀選手賞に選ばれたのは、23ゴールで得点王にも輝いたFWレアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ)。2ゴールを記録した試合は5試合を数えて、ラスト4試合では4戦連発の計6ゴールと荒稼ぎした。

そのレアンドロ・ダミアンと同じく23ゴールを挙げ、もう一人の得点王となったのがFW前田大然(横浜F・マリノス)。第24節の大分トリニータ戦と第35節のFC東京戦でハットトリックをやってのけるなど、4試合で複数ゴールをマークし、最後まで得点ペースを落とさなかった。
また、ベストイレブンには、優勝した川崎Fから最多の7人が選出された。GKはランゲラック(名古屋グランパス)が初受賞。DFは川崎Fの選手が顔を揃え、中盤には、家長昭博(川崎フロンターレ)、アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)とともに、脇坂泰斗(川崎フロンターレ)と稲垣祥(名古屋グランパス)が初のベストイレブン入りを果たした。FWには2人の得点王に加え、今季は様々なポジションで可能性を見せた旗手怜央(川崎フロンターレ)が並んでいる。

ベストゴールには、名古屋FW柿谷曜一朗の第37節のセレッソ大阪戦のゴールが選ばれた。ボックス内でこぼれ球を拾った柿谷はなんと自ら右足でボールを浮かし、身体を倒しながらのオーバーヘッドキックを選択。美しい弧を描いたボールは左ポストに当たってゴールネットに吸い込まれた。
その他、ベストヤングプレーヤー賞は、94年の城彰二氏以来、史上2人目となる10代でのシーズン二桁得点を達成したFW荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)が受賞。フェアプレー個人賞にDF山根視来(川崎フロンターレ)が選ばれている。

各賞の受賞者は以下のとおり。

【2021 リーグ各賞受賞者】
◆最優秀選手賞
FWレアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ/初)

◆ベストイレブン
カッコ内は受賞数
GK
ランゲラック(名古屋グランパス/初)

DF
ジェジエウ(川崎フロンターレ/2回目)
谷口彰悟(川崎フロンターレ/3回目)
山根視来(川崎フロンターレ/2回目)

MF
家長昭博(川崎フロンターレ/3回目)
脇坂泰斗(川崎フロンターレ/初)
稲垣祥(名古屋グランパス/初)
アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸/2回目)

FW
レアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ/初)
前田大然(横浜F・マリノス/初)
旗手怜央(川崎フロンターレ/初)

◆得点王
【23得点】
FWレアンドロ・ダミアン(川崎フロンターレ/初)
FW前田大然(横浜F・マリノス/初)

◆ベストヤングプレーヤー賞
FW荒木遼太郎(鹿島アントラーズ)

◆フェアプレー個人賞
DF山根視来(川崎フロンターレ/初)

◆フェアプレー賞高円宮杯
川崎フロンターレ(初)

◆フェアプレー賞
【J1】
川崎フロンターレ
大分トリニータ
浦和レッズ
清水エスパルス
ヴィッセル神戸
セレッソ大阪
サンフレッチェ広島
名古屋グランパス
ガンバ大阪
柏レイソル
湘南ベルマーレ
北海道コンサドーレ札幌
FC東京
横浜FC
サガン鳥栖
徳島ヴォルティス

【J2】
モンテディオ山形
V・ファーレン長崎
ザスパクサツ群馬
ツエーゲン金沢
愛媛FC
ギラヴァンツ北九州
ブラウブリッツ秋田
栃木SC
水戸ホーリーホック
大宮アルディージャ
SC相模原
FC琉球
ヴァンフォーレ甲府
レノファ山口FC
ファジアーノ岡山
東京ヴェルディ
アルビレックス新潟
松本山雅FC
FC町田ゼルビア
ジュビロ磐田
京都サンガF.C.

【J3】
ガイナーレ鳥取
カマタマーレ讃岐
AC長野パルセイロ
ロアッソ熊本
テゲバジャーロ宮崎
FC今治
ヴァンラーレ八戸
カターレ富山
福島ユナイテッドFC
アスルクラロ沼津
FC岐阜

◆優勝監督賞
【J1】
鬼木達(川崎フロンターレ/4回目)
【J2】
鈴木政一(ジュビロ磐田/初)
【J3】
大木武(ロアッソ熊本/初)

◆優秀監督賞
【J1】
リカルド・ロドリゲス(浦和レッズ/初)
【J2】
曺貴裁(京都サンガ F.C./初)
【J3】
秋田豊(いわてグルージャ盛岡/初)

◆最優秀主審賞
飯田淳平(11回目)

◆最優秀副審賞
西橋勲(初)

◆最優秀育成クラブ賞
柏レイソル(初)
湘南ベルマーレ(初)

◆最優秀ゴール賞
MF柿谷曜一朗(名古屋グランパス/2回目)
※明治安田生命J1リーグ第37節のC大阪戦(11月27日)、67分のゴール

◆功労選手賞
大黒将志
佐藤寿人
清水健太
曽ヶ端準
徳永悠平
中村憲剛
前田遼一

◆功労審判員賞
該当者なし

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