東京V、柴崎貴広、富澤清太郎、福村貴幸、ジャイルトン・パライバの退団を発表

2021.12.04 18:25 Sat
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東京ヴェルディは4日、GK柴崎貴広(39)、DF富澤清太郎(39)、DF福村貴幸(29)、FWジャイルトン・パライバ(31)が今季限りで退団することを発表した。

同クラブでプロデビューを果たした柴崎は、一度2004年に退団するも、横浜FCとFC東京を渡り歩き、2007年に復帰。以降は2013年に横浜FCへの期限付き移籍はあったものの、通算17年もの在籍期間を数えた。ただ、ここ4シーズンは控えGKの役回りとなり、今季はJ2で7試合のみの出場だった。
ヴェルディユース出身の富澤は2001年から2011年まで東京Vでプレー。その後は横浜F・マリノス、ジェフユナイテッド千葉、アルビレックス新潟、SC相模原を渡り歩き、今季10年ぶりに復帰していた。出場はJ2の3試合のみ。

福村は京都サンガF.C.出身で、清水エスパルスやFC岐阜、ガイナーレ鳥取でプレーを重ね、2020年に東京Vに加入した。昨季も今季もJ2で33試合に出場するなど、主力として活躍した。

ジャイルトン・パライバは母国ブラジルや中国、トルコのクラブを経て、2019年夏の東京V加入で初来日。同シーズン終了後に退団したものの、今年3月に再加入し、リーグ戦10試合に出場した。
各選手のコメントは以下の通りとなっている。

◆柴崎貴広
「この度、契約満了により退団することになりました。ヴェルディでは合計17年在籍させていただきました。憧れのヴェルディの選手として、国立競技場でデビューしてから味スタなど色々なスタジアムでプレーした時間は本当に幸せでした」

「来シーズン、ヴェルディの選手としてプレー出来ないのは悔しいし、本当に悲しいです。でもそれは自分の人間としての日頃の行いやサッカー選手としての力不足だからだと思います」

「このリリースで今後の事をお伝えできないのは申し訳ありませんが、また何らかの形でお伝えしたいと思います。17年間ありがとうございました!これからも東京ヴェルディをよろしくお願いします!」

◆富澤清太郎
「この度私はチームを離れる事となりました。久しぶりに戻ったヴェルディでの日々は最高の仲間に恵まれ、大変貴重な財産となりました。私自身が得た他チームでの経験を、少しでもヴェルディと仲間たちに還元する事ができたなら本望です」

「クラブ支えてくださるパートナー企業の皆様、地域・行政の皆様、ファン・サポーターの皆様、ともに戦ったチームのみんな、ありがとうございました」

◆福村貴幸
「2年間東京ヴェルディで過ごした1日1日は自分にとって素晴らしい日々でありました。毎日質の向上の為にこだわって練習し身体の為にクラブハウスで食事をして次の日の為にケアをして帰るの繰り返しでした」

「試合ではこの2年は手拍子だけの応援となりましたが、手が痛くなるほどの手拍子やどんな状況でも毎試合応援してくださる皆さんには本当に力を貰えました。なかなか多くの勝利と笑顔を届けられず申し訳ありませんでした」

「残りホーム1試合、勝利の為にサポーターの皆さん、クラブスタッフ、選手のみんな頑張ろう!!!!ありがとうございました」

◆ジャイルトン・パライバ
「まず初めに、サポーターの皆様、いつも温かいサポート本当に感謝しています。今年は怪我に苦しみ、思うようにチームに貢献でぎず難しいシーズンを過ごしました。東京ヴェルディに戻ってくる機会を作ってくださった永井前監督にはとても感謝しています。今後も東京ヴェルディの発展を願っています。ありがとうございました」
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