英3部ウィガンFWが練習中に昏倒し緊急搬送…現在は安定した状態に回復

フットボール・リーグ1(イングランド3部)のウィガンは25日、イングランド人FWチャーリー・ワイク(28)の健康状態に関して声明を発表した。

クラブの発表によると、ワイクは24日に開催されたケンブリッジ・ユナイテッド戦に向けたトレーニング中に昏倒し、クラブのメディカルスタッフによる治療を受けた後、病院に緊急搬送されていたという。

ワイクは現在、安定した状態にあり、家族や病院のスタッフ、クラブのメディカルチームと連絡を取り合っているという。
ただ、現在も経過観察中の状況にあり、今後数日間、独立した医療コンサルタントとクラブのメディカルスタッフが慎重に健康状態を見守ることになるという。

所属選手の健康問題を受け、ウィガンの最高責任者であるマル・ブラニガン氏は以下のようなコメントを残している。「ウィガン・アスレティックに関わるすべての人にとって、何よりもまず、チャーリーの健康と幸福、そして彼とその家族へのサポートが絶対的な優先事項です」

「クラブとして困難な時期であることは承知していますが、メディカルチームと協力してチャーリーへの素晴らしい対応とその後のケアをしてくれたNHSのスタッフ全員に、心から感謝の意を表したいと思います」

「このニュースは明らかに不安を引き起こすものであると推察されますが、チャーリーとその家族のプライバシーを尊重していただくよう、丁寧にお願いします。適切な時期に、支援者の皆様に最新情報をお届けしたいと考えています」

これまでイングランドの下部カテゴリーの複数クラブを渡り歩いてきたストライカーのワイクは、昨シーズンのサンダーランド(3部所属)でリーグ戦25ゴールを挙げる活躍を披露。今シーズンからプレーするウィガンでは、ここまでリーグ戦15試合に出場し、5ゴールを挙げていた。