守田の代役は? 酒井は間に合うのか? そして三笘を起用する勇気を/六川亨の日本サッカーの歩み
2021.11.16 18:30 Tue
11月15日、オマーンとの決戦を翌日に控えた日本代表の4選手がズームによる取材に応じた。そこから見えてきた、オマーン戦のスタメンを探ってみよう。
システムは2試合連続して勝利を収めた4-3-3を踏襲するものと思われる。その上で注目されるのは2つのポジションだ。まずはリーグ戦の負傷でベトナム戦はベンチ外となった酒井宏樹である。15日の会見でも足の付け根の負傷について「よくなってます」と言いつつ、「練習の中でやれることも増えている」と、まだ完治していないことを明かした。
そして「もっと早く治したかった。ケガというのは先が読めないので当初の予定とは違う」と筋肉系のケガのため長引いていることと、昨シーズンにマルセイユで捻挫した際、ガマンしてプレーしたことで「半年を棒に振った」経験から、「試合に出たいとか、根性で試合に出るのではなく、チームにとってプラス材料をもたらせられるかを判断している」ことで、オマーン戦の出場はほとんどないだろう。ベトナム戦に続きベンチ外の可能性もある。
そうなると右SBの候補はベトナム戦と同様に山根視来になるのか、室屋成ということになる。ベトナム戦では長友佑都、守田英正、南野拓実の3人による左サイドからの攻撃が多かった。このため山根はバランスをとって攻撃参加を控えたのかもしれないが、物足りなさを感じたものだ。
とはいえ、ベトナム戦での疲労が残っていなければ、あえて室屋を使う理由が見当たらない。順当なら山根で決まりだろう。
そうなると選択肢は原口か柴崎か。ベトナム戦での柴崎は田中碧と交代で、逆三角形の前目のポジションに入り、決定的なシュートを2本放った。このシーンについて柴崎は「ポジションが前目ということもあり、ビルドアップ、組み立てよりフィニッシュの場面で自分の良さを出そうと思った。シュートやラストパスなど、ゲームメーカーというよりフィニッシャーという役割をより意識した」と、ポジションに応じてプレーを変えていた。
しかしベトナム戦は1-0とリードした状況だったこと。左サイドからの攻撃を担っていた南野と長友がベンチに下がり、前線には1人で突破できる浅野拓磨が、SBには中山雄太が後ろで構えたことで、柴崎が起用された時は守備への負担がかなり軽減されていた。
このためスタメンで南野と長友が起用される限り、左サイドのインサイドハーフは攻撃力が持ち味の柴崎より、「攻撃で前に推進力をもたらせるし、守備のインテンシティも強い」(遠藤航)原口の方が適任と言える。柴崎が、守田のように落ちてカバーに入り、長友を前線に押し出すようなプレーができたとしても、それは彼の能力を生かしているとは言えない。
もしも柴崎を使うとしたら、やはりボランチであり、遠藤とのダブルになるだろう。そうすると田中を頂点とする三角形の中盤になる。3人が状況に応じてポジションをチェンジし、交互にボックス内に飛び出せればそれも面白いが、3人のユニットは試合でトライしたことがない。このため現実的ではないのと、逆三角形の中盤でなければ4-3-3のメリットも生きないだろう。
やはり消去法でも原口の起用に落ち着く。原口は前回のロシアW杯最終予選のアウェーUAE戦でもオマル・アブドゥルラフルマンを完封した実績があるのも心強い。
以上が明日のスタメン予想だが、最後に森保監督には三笘薫の起用を是非ともお願いしたい。伊東純也のスピードは酒井も「純也みたいに1人で剥がせる選手は戦術を立てても役に立たない」と言うように効果は絶大だ。右サイドにスピードスターがいるのだから、南野と交代で起用するなら、同じタイプの浅野ではなくドリブラーの三笘の方が効果的なのは火を見るより明らかだ。
森保監督には三笘を起用する勇気を持ってもらいたい。
システムは2試合連続して勝利を収めた4-3-3を踏襲するものと思われる。その上で注目されるのは2つのポジションだ。まずはリーグ戦の負傷でベトナム戦はベンチ外となった酒井宏樹である。15日の会見でも足の付け根の負傷について「よくなってます」と言いつつ、「練習の中でやれることも増えている」と、まだ完治していないことを明かした。
そして「もっと早く治したかった。ケガというのは先が読めないので当初の予定とは違う」と筋肉系のケガのため長引いていることと、昨シーズンにマルセイユで捻挫した際、ガマンしてプレーしたことで「半年を棒に振った」経験から、「試合に出たいとか、根性で試合に出るのではなく、チームにとってプラス材料をもたらせられるかを判断している」ことで、オマーン戦の出場はほとんどないだろう。ベトナム戦に続きベンチ外の可能性もある。
とはいえ、ベトナム戦での疲労が残っていなければ、あえて室屋を使う理由が見当たらない。順当なら山根で決まりだろう。
問題は累積警告で出場停止となり、ポルトガルへ帰国した守田の代わりに誰を起用するかだ。現状で代役候補は原口元気、柴崎岳の2人である。個人的には旗手怜央も候補に入れて欲しいところだが、オーストラリアとの2位争いに加わるためと、当該対戦成績を五分に戻す意味でもオマーン戦は勝利が義務づけられる。このため旗手はベトナム戦に続きベンチ外の可能性が高い。
そうなると選択肢は原口か柴崎か。ベトナム戦での柴崎は田中碧と交代で、逆三角形の前目のポジションに入り、決定的なシュートを2本放った。このシーンについて柴崎は「ポジションが前目ということもあり、ビルドアップ、組み立てよりフィニッシュの場面で自分の良さを出そうと思った。シュートやラストパスなど、ゲームメーカーというよりフィニッシャーという役割をより意識した」と、ポジションに応じてプレーを変えていた。
しかしベトナム戦は1-0とリードした状況だったこと。左サイドからの攻撃を担っていた南野と長友がベンチに下がり、前線には1人で突破できる浅野拓磨が、SBには中山雄太が後ろで構えたことで、柴崎が起用された時は守備への負担がかなり軽減されていた。
このためスタメンで南野と長友が起用される限り、左サイドのインサイドハーフは攻撃力が持ち味の柴崎より、「攻撃で前に推進力をもたらせるし、守備のインテンシティも強い」(遠藤航)原口の方が適任と言える。柴崎が、守田のように落ちてカバーに入り、長友を前線に押し出すようなプレーができたとしても、それは彼の能力を生かしているとは言えない。
もしも柴崎を使うとしたら、やはりボランチであり、遠藤とのダブルになるだろう。そうすると田中を頂点とする三角形の中盤になる。3人が状況に応じてポジションをチェンジし、交互にボックス内に飛び出せればそれも面白いが、3人のユニットは試合でトライしたことがない。このため現実的ではないのと、逆三角形の中盤でなければ4-3-3のメリットも生きないだろう。
やはり消去法でも原口の起用に落ち着く。原口は前回のロシアW杯最終予選のアウェーUAE戦でもオマル・アブドゥルラフルマンを完封した実績があるのも心強い。
以上が明日のスタメン予想だが、最後に森保監督には三笘薫の起用を是非ともお願いしたい。伊東純也のスピードは酒井も「純也みたいに1人で剥がせる選手は戦術を立てても役に立たない」と言うように効果は絶大だ。右サイドにスピードスターがいるのだから、南野と交代で起用するなら、同じタイプの浅野ではなくドリブラーの三笘の方が効果的なのは火を見るより明らかだ。
森保監督には三笘を起用する勇気を持ってもらいたい。
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ワールドカップ(W杯)の熱気を冷ましてしまうのはもったいない。 日本代表の活躍も記憶に新しいカタールW杯はアルゼンチン代表の優勝で閉幕したが、サッカーファンにはとっては高校サッカー、インカレ、皇后杯など、まだまだイベントが続く。 23日には来季のJリーグ開幕節の日程も発表に。さらにJリーグは翌日、公式SNSで開幕へ向けたプロモーションビデオを公開した。 各W杯戦士がJリーグチームに在籍していた際の懐かしいユニフォームをファンが着用し、試合を注視。さらに当時の映像に加え、ラストにはサプライズも盛り込まれてる。 「Jリーグから巣立った選手たちが、カタールで戦っていた。」 「祭りが終わって、もうすぐ日常が始まる。」 「次の主役たちは、たぶん、私たちの日常の中にいる。もしかしたら、いつものスタジアムのピッチに。」 「また、ここから始めよう。」 「四年後じゃない。二ヶ月後だ。」 「2023年2月17日、Jリーグ開幕。」 近年では新卒で海外挑戦をする選手や海外クラブの育成組織へ加入するプレーヤーも増加しているが、カタールW杯を戦った日本代表26選手は全員がJリーグ経験者。中にはJ3でのプレー経験を持つ選手もいる。 過去から未来へとつながる映像には、ファンからも「素晴らしいムービーありがとうございます」、「感動したわ」、「泣かせますやん」、「2ヶ月後とか待ちきれないな」などの声が届けられたほか、現役選手やOBからも大きな反響が寄せられている。 <span class="paragraph-title">【動画】Jリーグ開幕へ向けた煽りPV</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="A32xw6cPO3w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.12.24 15:50 Sat4
「日本代表を熟知している」妻は日本人、過去に京都所属のモンゴル代表指揮官が意気込む《カタールW杯アジア2次予選》
日本代表は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼アジアカップ予選のモンゴル代表戦を行う。 試合に先立ち、モンゴル代表のドイツ人指揮官、ミハエル・ワイス監督が記者会見に出席した。 ワイス監督は、会見の冒頭に「どっちが良いですか?日本語ですか?」と日本語を披露。「どちらでも良いですが、英語で話しましょう」と語ると、日本人女性と結婚していることを明かした。 2000年7月から2004年6月までは、京都パープルサンガでゲルト・エンゲルス監督、ピム・ファーベーク監督の下でアシスタントコーチを務めていた。 日本との関わりも深く、日本代表も熟知しているワイス監督は、日本代表戦に向けた意気込みを語った。 ◆ミハエル・ワイス監督(モンゴル代表) 「では、英語で話しましょう。モンゴル代表監督として、アジアでベストのチームと試合ができることを誇りに思っています。それから個人的に思い入れがありまして、実は21年間神戸に住んでいる日本人の女性と結婚しているので、今回の凱旋に関しては特別な思いがあります」 「しかし、それは脇に置いておいて、チームは明日日本代表と戦うわけですが、若い選手が多く、このレベルで試合をした経験があまりない選手もいますので、明日の雰囲気に飲まれないように、日本に怖気付かないように、立派なプレーができるように望んでいます」 ──日本代表を熟知しているかと思いますが、日本代表の印象は。またモンゴル代表の強みをどう生かしたいか 「まず、私自身、随分前になりますが、京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)で仕事をしていましたので、日本に住んでいたことがあります。あとは家族の関係もありますので、日本代表や日本のサッカーはずっとフォローしていますし、多くの知人もいます。日本代表については深い知識があると思っています」 「今、日本代表はちょうど過渡期にあって変革の時にあると思います。若いワクワクするような選手が台頭しています。中島選手、堂安選手、南野選手たちです。それから、コパ・アメリカから始まって、最近2試合のミャンマー戦、パラグアイ戦もしっかりとモニタリングしました」 「そうした色々な自分たちの知識に基づいて、我々は攻撃的なリスクをとるのではなく、守備的な試合を明日はします。選手たちが明日圧倒されないように、そして自分たちが持っているベストの能力を最大限にしっかりと発揮できるようにしたいと思います。あとは、どれだけモンゴルのサッカーが発展しているかを見せたい」 ──明日の試合は、監督、選手にとって良いパフォーマンスをすることと、良い結果を残すことのどちらが大事か 「もちろん、我々はしっかりとしたパフォーマンスを見せること、我々のやり方を見せることが大事です。そして、明日の試合で多くを学びたいと思います。そして、我々モンゴル代表の優れたパフォーマンス、長所をしっかり出していきたいと思います」 「日本の攻撃的なアクションにあふれたプレーに対して、しっかりと照準を合わせて、メンバーの面でも日本代表にしっかりと対応していく準備ができています。準備を実践することが大事だと思っています」 ──明日は元横綱の朝青龍も観に来ると言っていますが、何かチームに影響はあるのか 「とてもポジティブだと思います。自分たちの存在をしっかりと認めてくれていて、横綱が応援してくれる、サポートしてくれるということは、代表にとって心強いです。素晴らしいパフォーマンスを見せようとやる気が出ると思うので、良いことだと思います」 ──今回のメンバーの中でベストと考える選手のコンディションが起用に影響するか 「私はあまりたくさんのことを変えることは好きではなく、継続性を大事にしています。ただ、対戦相手のスタイルに合わせて、早い動きができる選手、経験のある選手、フィジカルに強い選手、ヘディングが強い選手を選びます。我々の日本代表のリサーチに基づいて、明日の選手をしっかり選んでいきます」 ──この日に向けてはどれぐらいの期間調整をして、準備をしてきたのか 「実は2年半前から準備を始めました。このレベルに達するために、私は2017年3月に監督に就任した時から、まず最初の目標はW杯の2次予選に出ることでした。そして6月にブルネイ戦の結果、目標が達成できました」 「明日の試合の準備に関しては、先週金曜日に集合して開始しました。モンゴルはリーグ戦が4月から10月までしかありません。その他の季節は寒すぎてプレーできません。ですので、年の初めやモンゴルでプレーできないときは、海外で合宿をしたりして、しっかりとした一環のプロセスの下、一連の準備を行っています」 「JFAの皆様が、我々モンゴル代表、そして女子サッカーに対しても、非常に大きなサポートをしてくださっています。モンゴル協会と日本サッカー協会は良い関係を育んでおり、常日頃のご支援に感謝します」 2019.10.09 20:15 Wed5
