今夏交渉破談もブレストMFフェーヴルがミラン行き熱望 「できることはすべてやりたい」

2021.11.09 22:30 Tue
Getty Images
スタッド・ブレストのU-21フランス代表MFロマン・フェーヴル(23)が、今冬のミラン移籍の可能性について言及した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

ミランは今夏、新たな攻撃的MFの獲得候補として昨季のリーグ・アンで印象的なパフォーマンスを披露したフェーヴルへの関心を強めていた。

しかし、クラブ間での交渉が破談に終わり、最終的にブレスト残留となっていた。
それでも、イタリア屈指の名門への移籍を熱望するフェーヴルは、依然として同クラブ行きを諦めておらず、今冬、あるいは来夏のタイミングでの移籍を夢見ているようだ。

「マルディーニのようなレジェンドが自分に声をかけてくれれば、そこに大きな価値を見いだし、ミラノに行くためにできることはすべてやりたいと考えているんだ」
「僕のキャリアは昨シーズンから始まったばかりだけど、ミランから関心を集めていることを心から嬉しく思うよ」

また、23歳MFは将来的なビッグクラブへのステップアップに向けて周到な準備を進めていることを明かす。

「ミランのようなチームに加入するためには、事前に準備する必要があると考えているんだ。そのため、週に3回、パーソナルトレーナーと栄養士とのセッションを行って健康的な食事を心掛けているんだ。もちろん、料理をするのは僕ではないよ。また、ミランのような素晴らしいクラブにおいては感情やプレッシャーのコントロールが重要なんだ。それを学ぶために、メンタルコーチの指導も受けているよ」

「僕はモナコ時代から(今夏ミランに加入した)バロ・トゥーレをよく知っているんだ。 彼は、ミランが大きな野心と素晴らしいサポーターを擁する素晴らしいクラブだと話してくれているんだ。そして、僕も野心的だ。個人としては、自分がうまくやっていくためのすべてを整えているよ」

モナコでプロキャリアをスタートしたフェーヴルは、昨夏に出場機会を求めてブレストに完全移籍。昨シーズンはリーグ・アン36試合に出場し、6ゴール5アシストの数字を残した。

セントラルMFを主戦場に中盤の複数ポジションでプレー可能なレフティは、クイックネスとテクニックを生かしたドリブル突破に加え、高精度の左足を生かしたラストパスに定評があるチャンスメーカー。また、運動量やスピードも申し分なく守備の局面でも貢献可能だ。

ロマン・フェーヴルの関連記事

スタッド・ランスは26日、リーグ・アン第9節でブレストと対戦し1-2で敗戦した。ランスの伊東純也は、中村敬斗はフル出場している。 前節のオセール戦で今季2敗目を喫したランスが、公式戦4試合負けなしのブレストをホームに迎えた一戦。ランスは伊東純也、中村敬斗を両ウイングに配置した[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 2024.10.27 04:20 Sun
ボーンマスは31日、ロリアンにレンタル中だったフランス人MFロマン・フェーヴル(25)の復帰を発表した。 今冬の移籍市場でウェールズ代表MFデイビッド・ブルックスをサウサンプトンにレンタル移籍させたボーンマスは、その後釜としてリーグ・アンで活躍するフランス人MFの早期呼び戻しを決断した。 モナコでプロキャリ 2024.01.31 22:43 Wed
ボーンマスは13日、リヨンからフランス人MFロマン・フェーヴル(25)を長期契約で獲得した旨とともに、ロリアンに1年間のローン移籍を発表した。 フェーヴルはモナコでのプロ入りからブレストを挟み、2022年1月からリヨンでプレー。そのリヨンでは加入半シーズンで公式戦18試合で3得点と活躍した。 そんなレフティ 2023.07.14 09:55 Fri
今シーズンのリーグ・アンで6位と躍進を見せるロリアンが、国内の強豪2クラブからの補強に成功した。 ロリアンは28日、マルセイユのセネガル代表FWバンバ・ディエン(22)、リヨンのフランス人MFロマン・フェーヴル(24)の獲得を発表した。 マルセイユのリザーブチームを経て、昨シーズンのリーグ・アンで25試合7 2023.01.29 07:30 Sun
リヨンは1月31日、スタッド・ブレストからU-21フランス代表MFロマン・フェーヴル(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの4年半となる。 クラブの発表によると、移籍金は1500万ユーロ(約19億4000万円)+ボーナス200万ユーロ(約2億6000万円)。さらに、将来のリ 2022.02.01 01:26 Tue

ミランの関連記事

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が14日に行われ、0-1で敗れたコッパ・イタリア決勝ボローニャ戦後にコメントした。 準決勝でインテルの三冠を阻んで決勝に進出し、22年ぶり6度目の優勝を目指して臨んだ決勝。拮抗した展開をゴールレスで終えた中、後半開始8分に失点したミランはそのまま反撃できずにボローニャの前にウノゼ 2025.05.15 09:30 Thu
ボローニャのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が14日に行われ、1-0で勝利したコッパ・イタリア決勝ミラン戦後にコメントした。 今季、60年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきたボローニャ。チアゴ・モッタ前監督の後任となったイタリアーノ監督は主力が引き抜かれたチームの中、チームとして初出場のチャンピオンズリーグ(CL 2025.05.15 08:45 Thu
コッパ・イタリア決勝ミランvsボローニャが14日に行われ、0-1でボローニャが勝利した。 準決勝でエンポリを下した51年ぶり3度目の優勝を狙うボローニャと、インテルの三冠を阻んだ22年ぶり6度目の優勝を狙うミランによる決勝。 5日前にセリエAで対戦した際、3-1で逆転勝利していたミランは2選手を変更。フェリ 2025.05.15 06:01 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が14日に行われるボローニャとのコッパ・イタリア決勝を前日に控えた会見に臨んだ。 セリエAでは8位と振るわない中、インテルの3冠を阻んで進出したコッパ・イタリア決勝では、5日前にセリエAで対戦し、3-1で逆転勝利したボローニャと対戦する。 タイトルマッチであることに加え、来 2025.05.14 14:30 Wed

ロマン・フェーヴルの人気記事ランキング

1

ミラン獲得目指すブレストMFが強硬手段! ストラスブール戦の遠征参加を拒否

ミラン移籍が噂されるスタッド・ブレストのフランス人MFロマン・フェーヴル(23)が、今夏の移籍を実現させるため強硬手段に打って出たようだ。フランス『レキップ』が報じている。 ミランは今夏、新たな攻撃的MFの獲得に動いており、これまではボルドーのフランス人MFヤシン・アドリ(21)の獲得に動いていた。しかし、ボルドーとの交渉が難航しており、現在はフェーヴルにターゲット変更した模様だ。 そういった中、ミランは先日にブレストに対して、1000万ユーロ(約13億円)の公式オファーを掲示。だが、1500万ユーロ(約19億5000万円)を要求するブレストに最初のオファーを拒否されていた。 一方、フェーヴル自身はミラン移籍を希望しており、29日に行われたリーグ・アン第3節のストラスブール戦では前述のオファーを拒否したクラブに対する抗議の意図か、遠征参加を拒否していた。 クラブはこの強硬手段に対して、憤りを見せており、同選手に対する処分を検討。ただ、ミランが適切なオファーを改めて掲示した場合、売却を許可する意向も持っているという。 モナコでプロキャリアをスタートしたフェーヴルは、昨夏に出場機会を求めてブレストに完全移籍。昨シーズンはリーグ・アン36試合に出場し、6ゴール5アシストの数字を残した。 セントラルMFを主戦場に中盤の複数ポジションでプレー可能なレフティは、クイックネスとテクニックを生かしたドリブル突破に加え、高精度の左足を生かしたラストパスに定評があるチャンスメーカー。また、運動量やスピードも申し分なく守備の局面でも貢献可能だ。 2021.08.30 07:00 Mon

ミランの人気記事ランキング

1

シティがミランの司令塔獲得へ動き出す! コッパ決勝後に交渉が本格化か

マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチームのなかでセリエAで2桁ゴールを記録するなど、公式戦51試合15ゴール5アシストの数字を残している。 今年3月に2030年までの新契約にサインし、ミランが“非売品”とみなすオランダ代表MFの獲得は非常に困難なオペレーションとなる。 ただ、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの退団に加え、ポルトガル代表MFベルナルド・シウバにも流出の可能性があるなか、クラブは8番タイプの補強を優先事項に定めている。 ここまでノッティンガム・フォレストのイングランド代表MFモーガン・ギブス=ホワイト、レバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツへの関心も噂されているが、ジョゼップ・グアルディオラ監督が高く評価するラインデルスもトップターゲットの1人だという。 現時点で個人間、クラブ間の双方で交渉は初期段階となっているが、コッパ・イタリア決勝のボローニャ戦後に再開が見込まれており、選手自身がプレミアリーグでのプレーに前向きな姿勢を示しているという部分で、交渉が一気に進むことも期待されている。 2025.05.14 19:38 Wed
2

ミランにウノゼロ勝利の古豪ボローニャが51年ぶり3度目の優勝【コッパ・イタリア】

コッパ・イタリア決勝ミランvsボローニャが14日に行われ、0-1でボローニャが勝利した。 準決勝でエンポリを下した51年ぶり3度目の優勝を狙うボローニャと、インテルの三冠を阻んだ22年ぶり6度目の優勝を狙うミランによる決勝。 5日前にセリエAで対戦した際、3-1で逆転勝利していたミランは2選手を変更。フェリックスとロフタス=チークに代えてフォファナと出場停止で欠場していたレオンがスタメンとなった。 序盤の主導権争いを経て徐々にボローニャがボールを持つ展開に。そんな中10分、ミランに決定機。FKの流れからアレックス・ヒメネスの右クロスがベウケマに当たってゴールへ。しかしGKスコルプスキの好反応のセーブに阻まれた。さらにルーズボールにヨビッチがボレーで詰めたがここもスコルプスキに阻止された。 その後もボローニャがボールを持った中、守備に徹するミランが隙を見せず時間を消化していく。前半終盤の43分にはショートコーナーの流れからホルムのヘディングシュートでゴールに迫ったボローニャだったが、GKメニャンの正面を突きゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、重心を上げる入りとしたミランだったが、先制はボローニャ。53分、ファビアンのスルーパスをボックス内のオルソリーニが受け、シュートに持ち込みかけたところでテオ・エルナンデスにカットされるも、ルーズボールを拾ったエンドイエが冷静にDFを外してシュートを蹴り込んだ。 追う展開となったミランは62分に3枚替え。5日前のボローニャ戦でドッピエッタのS・ヒメネス、フェリックス、ウォーカーを投入した。 それでもボローニャを崩せず試合は膠着。終盤の88分にエイブラハムとチュクウェゼを投入したミランだったが、6分の追加タイムでもゴールは奪えず。 ウノゼロ勝利とした古豪ボローニャが51年ぶり3度目の優勝を飾っている。 ミラン 0-1 ボローニャ 【ボローニャ】 ダン・エンドイエ(後8) <span class="paragraph-title">【動画】ボローニャが51年ぶりにコッパ・イタリアを制覇!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="lqMAV-T8VSU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.15 06:01 Thu
3

CL初出場からコッパ・イタリア優勝、古豪ボローニャにタイトルをもたらしたイタリアーノ監督「素晴らしいシーズンをトロフィーで締めくくった」

ボローニャのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督が14日に行われ、1-0で勝利したコッパ・イタリア決勝ミラン戦後にコメントした。 今季、60年ぶりに欧州最高峰の舞台に戻ってきたボローニャ。チアゴ・モッタ前監督の後任となったイタリアーノ監督は主力が引き抜かれたチームの中、チームとして初出場のチャンピオンズリーグ(CL)ではリーグフェーズ敗退となるも、セリエAでは徐々に順位を上げ、来季のCL出場権争いに参戦。 そして迎えたコッパ・イタリア決勝ではミラン相手にウノゼロ勝利で51年ぶり3度目の優勝をボローニャにもたらした。そのイタリアーノ監督は「この素晴らしいシーズンをトロフィーで締めくくった。ファンの皆さんはそれに値する」と喜びのコメント。 自身としてはフィオレンティーナでの過去2シーズン、カンファレンスリーグで2度、コッパ・イタリアで1度決勝で敗れており、4度目の決勝で悲願の初タイトル獲得となった。 「その3試合は本当に大きな失望だった。正直、また決勝を戦え、優勝できるとは思っていなかったが、実際優勝できた。この勝利を並外れた選手たちに捧げるよ」 「最初は少し苦労したが、その後は個人としてもチームとしても着実に力を付けた。今はこの素晴らしい瞬間を祝わせて欲しい」 2025.05.15 08:45 Thu
4

22年ぶりのコッパ・イタリア優勝を逃したミラン、コンセイソン監督は「後半はもっとできた」と失望隠せず

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が14日に行われ、0-1で敗れたコッパ・イタリア決勝ボローニャ戦後にコメントした。 準決勝でインテルの三冠を阻んで決勝に進出し、22年ぶり6度目の優勝を目指して臨んだ決勝。拮抗した展開をゴールレスで終えた中、後半開始8分に失点したミランはそのまま反撃できずにボローニャの前にウノゼロ敗戦となった。 5日前のセリエAではボローニャ相手に3-1の逆転勝利を飾っていた中、コンセイソン監督は何もできなかった後半の戦いぶりに失望している。 「前半は均衡が取れていた。得点のチャンスは幾つかあったが、こういった試合でリードすることが重要だ。後半はもっとできたと認めざるを得ない。ボローニャのゴールは運が良かった部分もあるが、対戦相手を責めるつもりはない。優勝に相応しいプレーを見せたが、先制後はサッカーらしいプレーはほぼ見られなかった」 「審判に責任を押し付けるつもりはない。物議を醸すような判定が2、3回あったが、それを言い訳にはしたくない。もっと自分たちが頑張るべきだった。スーペル・コッパで優勝し、コッパ・イタリアで決勝に進出した。今は今季を尊厳を持って終えられるよう努める。熱狂的なファンの方々には申し訳ない。皆にとって残念な結果となった。もっと頑張れたはずだが、今日の試合は拮抗した内容で細部が勝敗を分けた。相手が得点し、我々が得点できなかった」 2025.05.15 09:30 Thu
5

コッパ・イタリア決勝に臨むコンセイソン監督「良い結果持ち帰って来季、ヨーロッパでプレーするチャンスを得たい」

ミランのセルジオ・コンセイソン監督が14日に行われるボローニャとのコッパ・イタリア決勝を前日に控えた会見に臨んだ。 セリエAでは8位と振るわない中、インテルの3冠を阻んで進出したコッパ・イタリア決勝では、5日前にセリエAで対戦し、3-1で逆転勝利したボローニャと対戦する。 タイトルマッチであることに加え、来季のヨーロッパリーグ出場が懸かる大一番に向けてコンセイソン監督は「こういったプレッシャーはミランの歴史の一部で、ビッグクラブでは普通のことだ。明日のことだけに集中し、準備を整える必要がある」とコメント。 昨年末にミラン指揮官就任後、なかなか立て直しが利かなかったものの、コッパ・イタリア優勝で有終の美を飾ると意気込んだ。 「最初の3カ月は厳しかった。我々は結果に大きく左右されるチーム。良い結果持ち帰って来季、ヨーロッパでプレーするチャンスを得たい。厳しい1年を経てトロフィーを獲得し、サポーターに満足してもらえたら本当に嬉しい。決勝を戦うことに我々は計り知れない喜びを感じている。恐怖はなくただアドレナリンが湧き上がっている。重要な一戦を待ちながら冷静さも保っている」 直近のボローニャ戦ではFWサンティアゴ・ヒメネスが復活のドッピエッタをマークした。好調を維持するFWルカ・ヨビッチとどちらを最前線に起用するのかが注目されるが、コンセイソン監督は「彼らには伝えていない。どちらが先発するか彼らは知らない」とお茶を濁した。 2025.05.14 14:30 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly