コロナ陽性から一転して陰性に、LASKのFW中村敬斗が先発出場で2戦連発ゴール!《オーストリア・ブンデスリーガ》
2021.11.08 12:40 Mon
LASKリンツのFW中村敬斗が好調を維持している。2019年7月にG大阪からトゥベンテへとレンタル移籍し、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた中村。その後、シント=トロイデン、そしてLASKのセカンドチームであるFCパッシングへのレンタル移籍を経て、今シーズンから正式にファーストチームに所属している。
その中村は、4日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のアラシュケルト戦で大会初出場。左ウイングでフル出場すると2ゴールを決めて2-0の勝利に貢献。LASK加入後初ゴールを決めるとともに、マン・オブ・ザ・マッチにも選出されていた。
初ゴールで勢いに乗りたい中村だったが、試合後に新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性判定を受けて週末のリーグ戦を欠場するとみられていたが、どうやら直前で陰性と診断されたとのこと。その中村は、7日に行われたオーストリア・ブンデスリーガ第14節のWSGスワロフスキー・ティロル戦に左ウイングで先発出場を果たした。
低迷しているLASKだが、この試合では36分にホン・ヒョンソクのアシストから、マルビン・ポッツマンがネットを揺らして先制。すると53分に、右サイドを崩すと、ハーフスペースに走り込んだホン・ヒョンソクがダイレクトでパス。ニアサイドに走り込んだ中村がダイレクトで流し込み、チーム2点目を記録。中村にとって2戦連発となるリーグ戦初ゴールを記録した。
LASKリンツ 3-0 WSGスワロフスキー・ティロル
【LASK】
マルビン・ポッツマン(前36)
中村敬斗(後8)
ペーター・ミショル(後46)
その中村は、4日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のアラシュケルト戦で大会初出場。左ウイングでフル出場すると2ゴールを決めて2-0の勝利に貢献。LASK加入後初ゴールを決めるとともに、マン・オブ・ザ・マッチにも選出されていた。
低迷しているLASKだが、この試合では36分にホン・ヒョンソクのアシストから、マルビン・ポッツマンがネットを揺らして先制。すると53分に、右サイドを崩すと、ハーフスペースに走り込んだホン・ヒョンソクがダイレクトでパス。ニアサイドに走り込んだ中村がダイレクトで流し込み、チーム2点目を記録。中村にとって2戦連発となるリーグ戦初ゴールを記録した。
なお、LASKは後半アディショナルタイムにもペーター・ミショルがダメ押しゴール。3-0で勝利を収めた。
LASKリンツ 3-0 WSGスワロフスキー・ティロル
【LASK】
マルビン・ポッツマン(前36)
中村敬斗(後8)
ペーター・ミショル(後46)
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