ルヴァン決勝苦杯のC大阪・小菊監督「立ち上がりの失点でプランが崩れた」
2021.10.30 17:30 Sat
セレッソ大阪の小菊昭雄監督が、敗れたルヴァンカップ決勝の名古屋グランパス戦を振り返った。
「今日のファイナルまでリーグ戦、天皇杯と連戦が続きましたけれども、日々のトレーニングを含めて、全員で本当に素晴らしい準備をしてきました。その中で水曜日は、普段なかなか試合に出ていない選手が、しっかりとバトンを今日のメンバーに繋げてくれて、最高の準備ができたと思います」
「ただ、今日のようなファイナルで勝ち切るというところは、本当に困難なことだということを改めて感じましたし、選手たちは精一杯最後までスタイルを貫いて戦ってくれました。あとは私の監督としての力を上げていかなければならない、そういったところを痛感しましたし、まだ、リーグ戦と天皇杯が続きますので、必ず良い終わり方ができるように、また明日からやっていこうと思っています」
「想像以上に名古屋が自陣に引き込んで、カウンターという戦術を徹底してきました。加藤(陸次樹)、山田(寛人)の2トップはなかなかスペースがなく、ボールを引き出せない状況が続いていました。その中で、キヨ(清武)は間でボールを引き出せる長所がありますので、彼の投入でゴールに迫っていくという選択をしました」
「前半立ち上がりは相手の圧力に押されていたんですけども、時間の経過とともにボールを保持しながらゴールに向かって行くサッカーができるようになりました。前半の流れも決して悪かったわけではないですし、ボールを保持していた中で、立ち位置やもっと裏を突くということを反省してハーフタイムを迎えました。その中でのリスタートからの失点ということで、プランが崩れてしまったところはありました」
「あの失点で攻守のバランスが崩れてしまいました。相手もより一層強固にリトリートして自陣を埋めてきましたし、その中で、ゴールに迫る回数が少なくなっていったという流れだったと感じています」
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30日、埼玉スタジアム2002でルヴァンカップ決勝の名古屋vsC大阪が行われた。試合は立ち上がりから徐々に主導権を掴んで行ったC大阪が優勢で後半へ折り返したが、その立ち上がりにCKから失点。さらに終盤の79分には、大会MVPにも選ばれたMF稲垣祥のゴールが決まり、名古屋が勝利を収めた。小菊監督は準備を万全に整えてきた選手たちを称えながらも、優勝は困難なタスクだと改めて実感した模様。それでも来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権を目指すリーグ戦、そして優勝を目指す天皇杯に向けて、早くも頭を切り替えているようだ。「ただ、今日のようなファイナルで勝ち切るというところは、本当に困難なことだということを改めて感じましたし、選手たちは精一杯最後までスタイルを貫いて戦ってくれました。あとは私の監督としての力を上げていかなければならない、そういったところを痛感しましたし、まだ、リーグ戦と天皇杯が続きますので、必ず良い終わり方ができるように、また明日からやっていこうと思っています」
小菊監督はまた、ハーフタイムでのMF清武弘嗣の投入意図を踏まえて前半を振り返った。やはり、後半早々の失点が響いていたようだ。
「想像以上に名古屋が自陣に引き込んで、カウンターという戦術を徹底してきました。加藤(陸次樹)、山田(寛人)の2トップはなかなかスペースがなく、ボールを引き出せない状況が続いていました。その中で、キヨ(清武)は間でボールを引き出せる長所がありますので、彼の投入でゴールに迫っていくという選択をしました」
「前半立ち上がりは相手の圧力に押されていたんですけども、時間の経過とともにボールを保持しながらゴールに向かって行くサッカーができるようになりました。前半の流れも決して悪かったわけではないですし、ボールを保持していた中で、立ち位置やもっと裏を突くということを反省してハーフタイムを迎えました。その中でのリスタートからの失点ということで、プランが崩れてしまったところはありました」
「あの失点で攻守のバランスが崩れてしまいました。相手もより一層強固にリトリートして自陣を埋めてきましたし、その中で、ゴールに迫る回数が少なくなっていったという流れだったと感じています」
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