【プレミア注目プレビュー】今季初の対ビッグ6で真価試されるユナイテッド、唯一無敗のリバプールと激突!

2021.10.24 13:00 Sun
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Getty Images
プレミアリーグ第9節、マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールが、日本時間24日24:30にオールド・トラッフォードでキックオフされる。開幕から好不調の波が目立つユナイテッドが、真価試される今季初の対ビッグ6で無敗リバプールと激突する。今夏の移籍市場でDFヴァラン、FWサンチョに加え、かつてのエースFWクリスティアーノ・ロナウドが電撃復帰を果たしたユナイテッド。このピンポイント補強により、開幕前には優勝候補に挙がったが、ここまで首位チェルシーと6ポイント差の6位(勝ち点14)に甘んじている。

4勝2分け2敗と数字上は決して悲観すべきではないが、上位チームが数試合対ビッグ6を戦っている中、今回のリバプール戦が初の対ビッグ6との一戦となり、2-4で敗戦した前節レスター・シティ戦からスタートした強豪4連戦でその真価が試される。

直近のチャンピオンズリーグ(CL)では難敵アタランタ相手に前半の0-2から後半に3点を奪って勝ち切る劇的な逆転勝利を挙げたが、リーグ戦では1分け2敗の3戦未勝利と苦境が続く。とりわけ、C・ロナウドの加入によって、以前から補強ポイントに挙がるワールドクラスの守備的MF不在による守備面の課題がクローズアップされており、世界屈指の攻撃力を誇るリバプール戦に向け大きな不安を抱える。

一方、ブレントフォード戦でのドローが響きチェルシーに首位の座を譲も、ここまで唯一の無敗で1ポイント差の2位に位置するリバプール(勝ち点18)。DFファン・ダイク、DFマティプの復帰によって守備が安定した上、絶好調のFWサラー、DFアレクサンダー=アーノルド、FWフィルミノらの復調によって攻撃も昨季以上の破壊力を誇り、チェルシーとマンチェスター・シティと並びチームの完成度では頭一つ抜けた存在となっている。

前節はラニエリを新指揮官に迎え、モチベーション高く臨んだワトフォードを敵地で5-0のスコアで粉砕し、ミッドウィークのCLでは同じく敵地でアトレティコ・マドリーとのタフな試合を3-2で競り勝ち、公式戦2連勝。盤石の状態で宿敵のホームに乗り込む。

なお、昨シーズンの公式戦3度の対戦は1勝1敗1分けの全くの五分。ただ、オールド・トラッフォードでの前回対戦はリバプールがフィルミノの2ゴールの活躍などで4-2の快勝を収めている。

◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:デ・ヘア
DF:ワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ショー
MF:マクトミネイ、フレッジ
MF:グリーンウッド、ブルーノ・フェルナンデス、ポグバ
FW:クリスティアーノ・ロナウド

負傷者:DFヴァラン、MFブルーノ・フェルナンデス、フレッジ、FWマルシャル、ラッシュフォード、アマド・ディアロ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはヴァランの欠場が確定し、直近のアタランタ戦でいずれも軽傷を負ったブルーノ・フェルナンデス、フレッジ、ラッシュフォードの3選手に関してはギリギリまで状況を見極めることになる。

スタメンに関しては軽傷の3選手が起用可能なことを前提に、前述の11人を予想。その中でマクトミネイの相棒、左ウイングの人選に注目が集まるところだ。

格上リバプール相手に守備を優先する場合はフレッジを2セントラルの一角、ポグバを左ウイング(右ウイング)に配置。攻撃を優先する場合はポグバを2セントラルの一角、ラッシュフォードあるいはサンチョを左ウイングに配置することになる。守備の貢献が著しく低いC・ロナウドに代えてカバーニのスタート起用というオプションもあるが、ホームゲームということを考えれば、さすがに難しいか…。

◆リバプール◆
【4-3-3】
▽リバプール予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、ミルナー
FW:サラー、ジョタ、フィルミノ

負傷者:MFチアゴ、エリオット
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のエリオットに加え、チアゴが欠場する。一方で、カーティス・ジョーンズがチームトレーニングに復帰し、メンバー入りが確実だ。

スタメンに関しては直近のアトレティコ戦のメンバーをベースに、ナビ・ケイタに代えてファビーニョがアンカーに復帰する見込みだ。また、C・ジョーンズとジョタがミルナー、フィルミノ、マネに代わって起用される可能性もありそうだ。

★注目選手
◆マンチェスター・ユナイテッド:FWクリスティアーノ・ロナウド
Getty Images

ユナイテッドの注目プレーヤーはオールド・トラッフォードで12年ぶりのリバプール戦に臨むC・ロナウド。今夏、ユベントスを電撃退団し、古巣ユナイテッドに電撃復帰を果たした36歳は、ここまで公式戦9試合で6ゴールを記録。再デビュー戦となったニューカッスルでの2ゴールに、CLのビジャレアル戦、アタランタ戦ではいずれもチームを劇的逆転勝利に導く決勝点を挙げる千両役者の働きを見せている。

その一方で、元々の守備意識の低さに加え、加齢による運動量の低下によってファーストディフェンダーとしてはほぼ機能しておらず、その守備の貢献度の低さがチームの足かせとなっている。ここまでは守護神デ・ヘアのビッグセーブやヴァランらの活躍によってチームとしての収支は若干プラスと言えるが、拮抗した相手や格上相手の試合では全体の収支をマイナスにするレベルだ。さらに、ユベントス在籍時の終盤からかげりを見せ始めていた打開力や決定力も今後のビッグマッチに向けた不安要素の一つだ。

とはいえ、ユナイテッドが現時点で格上のリバプールを破るためには傑出した勝負強さを持つエースストライカーの活躍は必須。とりわけ、今季リバプールが最も崩されているアレクサンダー=アーノルドの背後のスペース、右サイドからマティプ、アレクサンダー=アーノルドの間に入れるクロスはC・ロナウドの得点パターンと重なる部分が多く、そこでの攻防を優位に進められれば、必ずや決定的な仕事ができるはずだ。

◆リバプール:FWモハメド・サラー
Getty Images

リバプールの注目プレーヤーは絶好調のエジプト代表FW。直近3シーズンも安定した成績を残したものの、今季は開幕から多くのフットボールファンに衝撃を与えたリバプールデビューシーズンを彷彿とさせる異次元のパフォーマンスを披露しているサラー。ここまで公式戦11試合12ゴール4アシストを記録している上、8月28日のプレミアリーグ第3節のチェルシー戦から公式戦9試合連続でゴールを重ね、クラブレコードを樹立している。

その数字以上にプレーのインパクトが強烈で、前々節のマンチェスター・シティ戦、前節のワトフォード戦ではいずれも複数のDFを鮮やかにかわすゴール・オブ・ザ・シーズン級のスーパーゴールに、ワトフォード戦ではデ・ブライネ級のラストパスでマネのゴールをお膳立て。今シーズンここまでに限って言えば、世界最高のアタッカーと言っても過言はないはずだ。

また、クラブとの契約延長交渉の難航が伝えられる中、直近のイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューでは、「自分次第ではない」と断りを入れながらも、「キャリア最後の日までここにいたい」とリバプール残留宣言とも取れるコメントを残しており、多くのKOPを安堵させている。

そして、レッズへの忠誠を改めて示した29歳はチームを勝利に導く公式戦10試合連続ゴールを狙う。

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【プレミア注目プレビュー】4連勝アーセナルと10連勝シティが激突する2022年元日決戦

プレミアリーグ第21節、アーセナルvsマンチェスター・シティが、日本時間1月1日21:30にエミレーツ・スタジアムでキックオフされる。2022年のプレミアリーグ初陣となるビッグマッチだ。 開幕3連敗スタートからの8戦無敗、リバプール戦の惨敗、マンチェスター・ユナイテッド、エバートン相手の連敗と、浮き沈みの激しいシーズンを送るアーセナル(勝ち点35)。現在は難敵ウェストハムを破るなど、内容の伴った4連勝で4位に浮上している。 だが、今節からは昨季王者シティ、アントニオ・コンテの下で復調気配を見せるトッテナムとの重要な連戦を控えており、ここで再び沈み込むようだと、悲願のトップ4フィニッシュが大きく遠のくことになる。 前回対戦で0-5の屈辱的な大敗を喫した相手とのリベンジマッチに向けては、複数の選手と共に新型コロナウイルス感染が発覚したアルテタ監督がベンチ入り不可となり、暫定指揮官スタイフェンベルフ氏の下での戦いとなる。しかし、直前のリーズ戦の開催延期によって中5日で臨める点は、大きなアドバンテージとなるはずだ。 一方、直近のブレントフォード戦を1-0で競り勝った首位のシティ(勝ち点50)は、破竹の10連勝を飾ると共に、2021年のプレミアリーグで歴代最多の36勝を達成。ここに来て取りこぼしが目立ち始めたチェルシー、リバプールとの三つ巴の優勝争いで頭一つ抜け出している。 今節にそのチェルシーとリバプールが直接対決で潰し合う中、さらに勝ち点差を広げる格好のチャンスとなる今回の一戦では、目下プレミアリーグで9連勝中とカモにしているアーセナルを相手に11連勝と、新年白星スタートを狙う。 ◆アーセナル◆ 【4-2-3-1】 ▽アーセナル予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211231_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラムズデール DF:ホワイト、ホールディング、ガブリエウ、ティアニー MF:トーマス、ジャカ MF:サカ、ウーデゴール、スミス・ロウ FW:ラカゼット 負傷者:DFコラシナツ コロナ陽性者:DF冨安健洋 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者はコラシナツ一人だが、コロナウイルス陽性の冨安健洋に関しても引き続き欠場となる可能性が高い。また、構想外とされるオーバメヤンは、すでにアフリカ・ネーションズカップ参戦のためガボン代表に早期合流し、起用不可だ。 スタメンに関しては直近のノリッジ戦をベースに、冨安が起用可能な場合、ホールディングに代わってバックラインに戻り、守勢の試合展開を考慮し、左ウイングにはマルティネッリではなくスミス・ロウが起用される見込みだ。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-3-3】 ▽マンチェスター・シティ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211231_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:エデルソン DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジンチェンコ MF:デ・ブライネ、ギュンドアン、ベルナルド・シウバ FW:マフレズ、フォーデン、スターリング 負傷者:DFストーンズ、ウォーカー、MFロドリ コロナ陽性者:なし 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては軽傷を抱えるストーンズ、ロドリに欠場の可能性がある一方、コンディション不良で直近4試合を欠場していたウォーカーに復帰の可能性が高まっている。 アーセナルと異なり、中2日での3連戦となるため、幾つかのポジションでのターンオーバーが見込まれる。直近のブレントフォード戦からは3試合連続フル出場のベテランMFフェルナンジーニョをベンチに置き、ギュンドアン(ロドリ)が代役を担う他、ガブリエウ・ジェズス、グリーリッシュの両ウイングをマフレズ、スターリングに入れ替える見込みだ。 なお、先月30日に自宅で強盗に遭遇し、家族を守るため顔面にケガを負ったカンセロに関してはメディカルスタッフの診断、選手本人のプレー希望の意思を確認し、遠征メンバーに入ったが、起用可能かどうかは微妙なところだ。 ★注目選手 ◆アーセナル:GKアーロン・ラムズデール <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211231_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 進境著しいガナーズの新守護神。昨夏、レノのポジション争いのライバルとして加入した23歳のイングランド代表GKは、奇しくもチームがシティ戦で0-5の大敗によって開幕3連敗を喫した翌節からリーグ戦でスタメンの座を与えられると、以降16試合連続でスタメンを継続。その間に9度のクリーンシートを記録するなど、冨安やホワイトらと共に新生ガナーズの堅守を牽引する活躍を見せている。 的確なポジショニング、傑出したアスリート能力を生かした無類のショットストップの強さに加え、飛び出しの判断やハイボールの処理も安定と、23歳ながらGKとしての総合力の高さが際立つ。さらに、現イングランド人GKでは随一の足元の技術を武器に、スペイン人指揮官が求めるビルドアップの局面での貢献度も絶大だ。 アーセナルの守護神として初めて戦うシティ戦では、これまでのビッグマッチ同様、普段以上に多くのセービング機会が訪れるはずだ。その中でいかに相手の決定機を阻止し、イーブンの時間帯を維持できるかが勝利のカギを握る。また、相手の猛烈なハイプレスに対して、ビルドアップの苦戦が予想される中、12人目のフィールドプレーヤーとして味方の逃げどころとなると共に、相手のハイラインの背後を一発で突く好フィードでカウンターチャンスを演出したい。 ◆マンチェスター・シティ:FWラヒーム・スターリング <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211231_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 放出候補から一転、得点源として存在感。昨シーズンからパフォーマンスを落とし、昨夏には有力な放出候補に挙がっていたスターリングだが、MFベルナルド・シウバやDFラポルテに続くように自らの力でグアルディオラ監督の信頼を再び勝ち得ることに成功した。 シーズン序盤は再三の決定機逸に加え、アタッキングサードでの判断ミス、一対一での個的優位性をもたらせずに苦しんだが、11月に入った辺りから一気にパフォーマンスレベルを向上。シティにおいてもイングランド代表で見せているような決定的な仕事を見せ、直近のリーグ戦では4試合連続を含む5ゴールと傑出した数字を残している。 チーム同様に絶好調の状態で臨む今回の一戦では、シティ加入後のリーグ戦12試合6ゴール2アシストという相性の良さを生かしたい。途中出場となった前回対戦では決定的な仕事はできなかったが、それ以前に先発出場した6試合では全試合でゴールかアシストを記録中だ。冨安欠場濃厚な中、ホワイトとのマッチアップが予想されるが、同胞DF相手に個的優位をもたらし、チームの突破口となりたい。 2022.01.01 12:00 Sat
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【プレミア注目プレビュー】コロナで満身創痍スパーズ、コンテ体制初のビッグマッチは盤石リバプール戦

プレミアリーグ第18節、トッテナムvsリバプールが、日本時間19日25:30にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。コンテ新体制初のビッグマッチに臨むスパーズと、公式戦8連勝と絶好調のレッズが対峙する注目の一戦だ。 トッテナム(勝ち点25)は今月5日に行われた第15節のノリッジ戦に3-0で快勝し、新体制で初となる3連勝を達成。1試合未消化ながら当時4位のウェストハムに2ポイント差に迫った。 しかし、その直後にクラブ内で新型コロナウイルスのクラスターが発生。一時は選手9名、スタッフ7名、ユースチームにも複数の感染が確認される窮地に陥り、トレーニング施設の閉鎖を強いられることに。これにより、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のスタッド・レンヌ戦、第16節のブライトン戦が開催延期。その後、12日にはトレーニング再開にこぎ着けたが、16日開催予定だった第17節のレスター・シティ戦は対戦相手のクラスター発生によってまたしても延期。この結果、3試合未消化で暫定4位のアーセナルと4ポイント差の7位という立ち位置で、今回の仕切り直しの一戦を迎えることになった。 コロナ蔓延によってスタメンはおろか、当日のメンバーも予想困難な満身創痍の状態で戦うコンテ新体制初のビッグマッチではどのような戦いを見せられるか…。 一方、首位のマンチェスター・シティ(勝ち点41)、3位のチェルシー(勝ち点37)と共に三つ巴のリーグタイトル争いに身を置く2位のリバプール(勝ち点40)。他クラブに比べて、コロナ禍の影響を最低限に留めるクロップ率いるチームは、目下公式戦8連勝中と抜群の安定感を誇る。 第15節のウォルバーハンプトン戦(1-0)で公式戦連続複数得点記録が「18」でストップし、前々節のアストン・ビラ戦も1-0の最少得点差での辛勝となったが、直近のニューカッスル戦ではDFアレクサンダー=アーノルドの弾丸ミドルシュートを含む3ゴールを奪って3-1の逆転勝利。相変わらずの強さを見せつけている。そのニューカッスル戦ではDFファン・ダイクら3選手がコロナ陽性疑いにより欠場を強いられた点がやや気がかりも、良い状態で年内最後のビッグマッチに臨めるはずだ。 なお、直近の両者の対戦ではリバプールが目下6連勝と圧倒的な戦績を残しており、トッテナムが最後に勝利したのは2017年10月に4-1で勝利したゲームまで遡る。また、コンテ監督とクロップ監督はイタリア人指揮官がチェルシーを率いた時代に通算4度対戦しており、こちらは1勝1敗2分けの五分となっている。 ◆トッテナム◆ 【3-4-3】 ▽トッテナム予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211218_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ロリス DF:ダビンソン・サンチェス、ダイアー、タンガンガ MF:エメルソン、ウィンクス、エンドンベレ、レギロン FW:ベルフワイン、ケイン、ソン・フンミン 負傷者:DFロメロ 体調不良者:DFエメルソン、ベン・デイビス、MFスキップ、ホイビュルク、FWソン・フンミン、ブライアン・ヒル、ルーカス・モウラ、スカーレット 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のロメロが引き続き起用できない一方、トレーニングに復帰したレギロンに関しては起用の目途が立っている。 少なくとも9選手の新型コロナウイルス感染が確認されており、その回復具合によってスタメンの顔ぶれが大きく変わることになりそうだ。ただ、直近のトレーニングで姿が確認できなかったホイビュルクの欠場は濃厚と見られる。 それ以外では感染が報じられたベン・デイビス、スキップ、ルーカス・モウラのベンチスタートが有力な一方、エメルソンやソン・フンミンに関してはスタートからの起用が可能と見られる。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽リバプール予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211218_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、コナテ、ロバートソン MF:オックスレイド=チェンバレン、ヘンダーソン、ナビ・ケイタ FW:サラー、フィルミノ、マネ 負傷者:GKアドリアン、DFフィリップス、MFエリオット、FWオリジ 体調不良者:DFファン・ダイク、MFファビーニョ、カーティス・ジョーンズ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはエリオットら長期離脱組に加え、足首を痛めているオリジが引き続き起用できない。また、新型コロナウイルス感染の疑いで直近のニューカッスル戦を欠場したファン・ダイク、ファビーニョ、カーティス・ジョーンズの3選手に関しては最新の検査で陰性が確認されない限り、欠場となる見込みだ。 スタメンに関してはニューカッスル戦から中2日という過密日程を受け、幾つかのポジションでターンオーバーが想定される。チアゴに代えてナビ・ケイタ、ジョタに代えてトッテナムと相性が良いフィルミノの起用を予想。また、コンディション面への配慮が必要なマティプに代えてジョー・ゴメスを今季リーグ初先発で起用するプランもあるようだ。 ★注目選手 ◆トッテナム:FWハリー・ケイン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211218_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 満身創痍のチーム状態の中、完全復活待たれるエースストライカー。昨シーズンは23ゴール14アシストという圧倒的な数字を残し、自身3度目の得点王と共に初のアシスト王をダブル受賞したイングランド代表のスキッパー。しかし、マンチェスター・シティへの移籍問題に揺れたプレシーズンを経て臨んだ今シーズンは、ここまで13試合1ゴール1アシストと、レギュラー定着後で最も低調な序盤戦となっている。ただ、ECLやイングランド代表ではきっちり数字を残しており、新指揮官コンテも「奇妙な状況」とエースのゴール日照りについて言及している。 それでも、チームとして崩しのアイデアが皆無だったヌーノ前体制とは異なり、現体制ではカウンターを軸に徐々にゴールへの道筋が整理されており、ケイン自身にも決定機の数自体は増えている。そのため、そろそろ本領発揮が期待されるところだ。 今回の一戦に向けては、相棒のソン・フンミン、ルーカスらがコロナから回復したばかりで多くを求めるのは酷な状況だ。そのため、普段以上にエースに懸かる責任は重い。試合前には「ユルゲン(・クロップ)はサラーを抱えていることを好んでいるが、私はハリーがチームにいることを好む。彼が自分のチームにいれば、より強いチームと感じられる」と全幅の信頼を示したイタリア人指揮官に報いる活躍を見せられるか。 ◆リバプール:FWモハメド・サラー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211218_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アラン・シアラー超えを目指す絶好調のエジプト代表FW。昨シーズンは前述のケインにわずか1ゴール及ばず、自身3度目の得点王獲得を逃したサラー。しかし、今シーズンはそのライバルの大不振を尻目にいずれもリーグトップの15ゴール9アシストと圧巻のパフォーマンスを披露。 ここまでは昨年以上の個での打開力に加え、動き出しの質の向上、利己的なプレーが減ったことで、より相手守備にとって抑え辛いアタッカーに進化。また、DFファン・ダイクの復帰、アレクサンダー=アーノルドの復調といったチーム全体のレベルアップが個人の数字にも好影響を与えている印象だ。 そして、クリスマス前時点で24ゴールに関与した29歳FWは、1994-95シーズンに当時ブラックバーンのシアラーが記録した25ゴール(16ゴール9アシスト)という快記録超えを期して今回のビッグマッチに臨む。 リバプール加入後のトッテナムとのリーグ戦では8戦5ゴールと相性は良く、対戦相手のコンディションを考えれば、敵地と言えども間違いなく90分を通して優位にゲームを運べるはずだ。その中でコンテ新体制移行後、安定し始めた相手の堅固な5バックを攻略するエースの仕事を期待したい。 2021.12.19 12:00 Sun
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【ラ・リーガ注目プレビュー】覇権争いを大きく左右する今季最初の首都決戦!

ラ・リーガ第17節、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーによるマドリード・ダービーが、日本時間12日29:00にサンティアゴ・ベルナベウでキックオフされる。覇権争いを大きく左右する今季最初の首都決戦だ。 現在、2位以下に8ポイント差を付けて首位を快走するレアル・マドリー(勝ち点39)は前節、絶好調のFWヴィニシウスと負傷のFWベンゼマとの交代で入ったFWヨビッチの2ゴールによって難敵レアル・ソシエダを撃破。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)のグループ最終節ではインテルとの首位攻防戦をMFクロース、FWアセンシオのゴラッソ2発で勝ち切り、公式戦9連勝でのグループ首位通過を決めた。 そして、攻守にそつのないアンチェロッティ率いるエルブランコは、久々のサンティアゴ・ベルナベウでの有観客でのダービーでは、昨季プリメーラ王者を相手に10連勝を狙う。 一方、4位のアトレティコ(勝ち点29)は前節、昇格組マジョルカ相手のホームゲームでFWクーニャのゴールによって先制に成功したものの、相手のセットプレーで追いつかれると、後半アディショナルタイムには途中出場のMF久保建英に今季初ゴールを献上して痛恨の逆転負けとなった。 それでも、ポルト、ミランとの三つ巴の2位争いとなったCLでは難所ポルトガルの地で不屈の戦いを披露。終始守勢を強いられながらも、守護神オブラクの好守で流れを引き寄せると、後半にFWグリーズマンが3ゴールに絡む活躍をみせ、3-1の勝利。加えてリバプールのアシストもあり、最下位からの見事な逆転突破を決めた。敵地でのダービーに向けては攻守に盤石のレアル相手に苦戦必至も、久々に見せたシメオネのチームらしいエモーショナルな勝利が大きな後押しとなるはずだ。 なお、ラ・リーガにおけるここ数年のダービーではレアルが直近4勝6分けの10戦無敗と圧倒的な戦績を収めている。ただ、アンチェロッティ監督とシメオネ監督の対戦成績は、アルゼンチン人指揮官が6勝4分け5敗とわずかながら優位に立っている。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-3-3】 ▽レアル・マドリー予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211212_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:クルトワ DF:カルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース FW:アセンシオ、ベンゼマ、ヴィニシウス 負傷者:MFセバージョス 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては前節のソシエダ戦でハムストリングを痛め負傷交代したエースFWベンゼマの出場が危ぶまれていたが、無事メンバー入りを果たしている。 スタメンに関しては前述の11人を予想したが、ヴィニシウスを除く3トップの人選に関しては変更の可能性がある。負傷明けのベンゼマがスタートから難しい場合はヨビッチが代役に入り、右ウイングに関してはロドリゴの起用も考えられる。 ◆アトレティコ・マドリー◆ 【3-5-2】 ▽アトレティコ・マドリー予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211212_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:オブラク DF:フェリペ、コンドグビア、エルモソ MF:マルコス・ジョレンテ、デ・パウル、コケ、レマル、カラスコ FW:クーニャ、グリーズマン 負傷者:DFサビッチ、ホセ・ヒメネス、ヴルサリコ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはサビッチ、ホセ・ヒメネスに加え、直近のポルト戦で頬骨を骨折したヴルサリコが欠場となる。一方で、そのポルト戦で負傷交代したスアレスはトリッピアーらと共に全体練習に復帰しており、起用可能だ。 システムに関しては[3-5-2(3-4-2-1)]を継続する見込みだが、トリッピアー、ロージと本職のサイドバックを起用した[4-4-2]への変更もオプションとして想定される。 スタメンは採用する布陣によって若干のメンバー変更が考えられるが、前述の11人の起用を予想。グリーズマンの相棒に関しては好調のクーニャが有力だが、コンディションが問題なければ本来の主力のスアレス。アンヘル・コレアやフェリックスにもチャンスがありそうだ。 ★注目選手 ◆レアル・マドリー:MFトニ・クロース <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211212_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> レアルの注目プレーヤーはエルブランコが誇る精密MF。6年ぶりに復帰したアンチェロッティ監督の下、モドリッチと共に第一次政権と変わらずに中盤を取り仕切るクロース。世界屈指のキック精度、パスセンスを武器に、今季も絶妙なゲームメイク能力を発揮。さらに、今年7月のドイツ代表引退によってクラブの戦いに専念したことで、30歳を過ぎてよりダイナミックなプレーが増えている。 イタリア人指揮官は阿吽の呼吸を見せる“黄金の中盤”に対して、自由を与えていると公言しているが、今季に関してはカゼミロがよりどっしりと中盤の底に構えてバランスを取っている印象だ。また、ビルドアップの局面で抜群の働きを見せるアラバの加入によってクロースはピボーテよりもインテリオールの仕事に比重が傾いており、今季はより相手陣内の深い位置で崩しやフィニッシュの局面に絡んでいる。ラ・リーガでは1ゴールも、CLでは2ゴールを挙げており、2019–20シーズンに記録したレアルでのキャリアハイとなる6ゴールの更新が期待される。 今回のダービーでは相手のフィジカルな中盤に対して、相棒2人と優位性をもたらすと共に、後ろに重い5バックで徹底的にスペースを消してくる相手の守備バランスを崩すダイナミックなオフ・ザ・ボールの動き、直近のインテル戦でも披露した両足から繰り出される高精度のミドルシュートで、ゴールに絡む仕事を期待したい。 ◆アトレティコ・マドリー:FWアントワーヌ・グリーズマン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211212_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アトレティコの注目プレーヤーはいよいよ本領発揮の元エース。今夏の移籍市場最終日にバルセロナから物議を醸す形で2年ぶりの古巣帰還を果たしたフランス代表FW。過去に一度クラブを裏切る形となったことで、大半のサポーターからの厳しい視線に晒された中、シーズン序盤はチームの新スタイルへの順応、新たなチームメイトとの連携構築に苦戦を強いられ、ほぼ“消えている”低調なパフォーマンスに終始した。 それでも、CL第2節のミラン戦での復帰後初ゴールをキッカケに周囲の信頼を掴み始めると、10月以降は公式戦6ゴール3アシストとかつての輝きを取り戻している。とりわけ、前々節のカディス戦、直近のCLポルト戦ではチームのほとんどの決定機に関与するなど、エースとしての存在感を示した。 復帰後初のダービーでは相棒スアレスが万全の状態ではないこともあり、エースとしての真価が試されるところだ。バルセロナ在籍時のレアル戦は4戦連続無得点に終わっていたが、2019年2月の直近のダービーでは1ゴールを挙げており、約3年ぶりとなる今回のダービーでも決定的な仕事を果たしたい。 2021.12.12 12:00 Sun
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