【プレミア注目プレビュー】レッズvsシチズンズ! 混戦模様のリーグ戦をリードする2強による首位攻防戦

2021.10.03 12:00 Sun
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
プレミアリーグ第7節、リバプールvsマンチェスター・シティが、日本時間3日24:30にアンフィールドでキックオフされる。混戦模様のリーグ戦をリードする、首位リバプール(勝ち点14)と、2位シティ(勝ち点13)による首位攻防戦だ。

リバプールは前節、昇格組ブレントフォード相手に2度のリードを手にしながらも、相手の徹底した右サイドからのクロスボールという戦術に対応し切れず、3-3のドローと痛い取りこぼしを経験。公式戦の連勝が「4」でストップした。だが、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)では堅守を誇るポルトを相手に、エースFWサラーとFWフィルミノが2ゴールずつを奪うなど、今季最多5ゴールを挙げて敵地で5-1の圧勝。見事なバウンスバックを見せて今回の首位攻防戦に弾みを付けた。

対するシティは前節、直近の対戦で3連敗中だった因縁の相手チェルシーと対戦。ゴールこそFWガブリエウ・ジェズスの1点に留まったものの、相手のエースFWルカクを完璧に封じ込めるなど、1-0のスコア以上の差を見せつける会心の勝利を挙げた。しかし、直近のCLではパリ・サンジェルマン(PSG)相手に、今度は決定力の差を見せ付けられる格好で0-2の敗戦。トッテナムとのリーグ開幕戦以来となる今季2敗目を喫することになった。

ただ、パフォーマンス自体は悲観するものではなく、今回のビッグマッチ3連戦を白星で飾ることができれば、来月初旬のマンチェスター・ダービーまで比較的ラクな相手との対戦が続くだけに、気持ちを切り替えて難所から勝ち点3を持ち帰りたいところだ。

なお、昨シーズンの2度の対戦ではシティが1勝1分けと勝ち越している。さらに、今年2月に行われた直近の対戦では鬼門アンフィールドで4-1の圧勝。2002-03シーズン以来となる18試合ぶりの白星を手にした。だが、その勝利は無観客開催が多分に影響した部分もあり、今回の一戦では熱狂的なホームサポーターからのプレッシャーの中で連勝を目指すことになる。

◆リバプール◆
【4-3-3】
▽リバプール予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:アリソン
DF:ミルナー、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン
MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、カーティス・ジョーンズ
FW:サラー、フィルミノ、マネ

負傷者:DFアレクサンダー=アーノルド、MFエリオット、チアゴ
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のエリオットに加え、チアゴとアレクサンダー=アーノルドの欠場が確定している。

スタメンに関しては直近のポルト戦のメンバーをベースに、ジョタからフィルミノへの変更を予想。中4日という日程面の余裕もあり、ミルナーやC・ジョーンズらコンディションが懸念される一部選手も継続起用が可能と見る。

◆マンチェスター・シティ◆
【4-3-3】
▽マンチェスター・シティ予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルテ、カンセロ
MF:ベルナルド・シウバ、ロドリ、デ・ブライネ
FW:ガブリエウ・ジェズス、フェラン・トーレス、グリーリッシュ

負傷者:DFジンチェンコ、MFギュンドアン
出場停止者:なし

出場停止者はいない。負傷者に関してはジンチェンコとギュンドアンが欠場となるが、それ以外の選手はすべて起用可能だ。

スタメンに関しては直近のPSG戦をベースに、グリーリッシュを除く前線2枚の変更を予想。マフレズとスターリングに替えてフェラン・トーレスとガブリエウ・ジェズスを起用すると見る。前線に関してはデ・ブライネ、フォーデンを偽CFとして起用する可能性もあるが、ハイラインのリバプールに対して、背後を突けるフェラン・トーレス(スターリング)を選択するか。

★注目選手
◆リバプール:MFカーティス・ジョーンズ
Getty Images

リバプールの注目プレーヤーは直近数試合で猛アピール中の20歳MF。昨季、公式戦34試合に出場し、アレクサンダー=アーノルドに続く新たな生え抜きのスター候補として大きな期待を集めるC・ジョーンズ。今季はコンディションの問題で出遅れた中、18歳MFエリオットやMFナビ・ケイタに出番を譲ってきたが、CL初戦のミラン戦で今季の公式戦初出場を飾ると、直近のEFLカップのノリッジ戦、リーグ前節のブレントフォード戦、CLポルト戦と3試合連続スタメン出場中だ。

そして、ブレントフォード戦では強烈なミドルシュートで今季初ゴールを挙げると、ポルト戦では2アシストを含めてほぼ全ゴールに絡む圧巻のパフォーマンスを披露している。

持ち味の正確なキックに加え、攻守両面でプレーの連続性に優れるクロップ好みの逸材MFは、自身2度目のシティ戦でスタメン起用が濃厚だ。その前回対戦ではチームが守護神のミス絡みで1-4の大敗を喫したものの、個人としては攻守両面で好パフォーマンスを見せており、臆せずにアンフィールドでの戦いに臨めるはずだ。

◆マンチェスター・シティ:MFベルナルド・シウバ
Getty Images

シティの注目プレーヤーはビッグマッチで存在感光る中盤の仕事人。2018-19シーズンの優勝時にMVP級の輝きを放ったポルトガル代表MFだが、直近2シーズンはチーム内での序列を下げている。今夏の移籍市場では移籍希望を明言したことで、退団が濃厚と思われたが、最終的に残留の運びとなった。

すると、一部主力の負傷離脱によって開幕から主力として出番を与えられると、ここまで公式戦8試合に出場。リーグ戦のレスター戦では接戦の中でチームを勝利に導く貴重な決勝点も挙げている。依然として去就は不透明な状況だが、MFデ・ブライネやMFフォーデンらの本領発揮に時間を要している中、グアルディオラ監督にとって頼りになる存在の一人だ。

決して主役になるタイプではないものの、指揮官が絶賛した前節のチェルシー戦のように、攻守両面で質と量を約束し、且つハードに戦えるベルナルド・シウバの黒子としての役割は、ビッグマッチにおいて勝敗を左右する重要なものとなるはずだ。


関連ニュース
thumb

【プレミア注目プレビュー】今季初黒星リバプールが8戦無敗アーセナルを迎え撃つ! 南野vs冨安の日本人対決も…

プレミアリーグ第12節、リバプールvsアーセナルが、日本時間20日26:30にアンフィールドでキックオフされる。今季初黒星からのバウンスバックを図るレッズと、8戦無敗で完全復調のガナーズによる、注目の上位対決だ。 リバプール(勝ち点22)は前節、ウェストハムとの上位対決に2-3で敗れて今季の公式戦初黒星。これにより順位を4位に落としてインターナショナルマッチウィークに入った。そのウェストハム戦では相手の優れたパフォーマンスに加え、先制点に繋がる微妙な判定など幾つかのエクスキューズはあったものの、守備時の切り替えの鈍さや以前から指摘される攻撃的な両サイドバックの背後のリスク管理と、現チームの課題が浮き彫りとなった。 その敗戦からのリバウンドメンタリティが試される今節はウェストハム戦に続き、順位が近い相手とのシックスポインターとなる。アーセナルとのリーグ戦におけるホームゲームは、目下5連勝中で8戦無敗と圧倒的な戦績を残しているが、今季のチームはここまでのリーグ戦2勝3分けとアンフィールドで思うような結果を残せておらず、わずかながらの不安要素に。また、今回の代表戦において多くの負傷者を出した点も気がかりだが、チャンピオンズリーグ(CL)ですでに首位通過を果たしており、週明けのポルト戦に控え、若手メンバーを送り込める点はプラスに働くはずだ。 一方、クラブ史上最悪となる開幕3試合連続無得点の3連敗と厳しい船出となったアーセナル(勝ち点20)だが、そこから6勝2分けの8戦無敗と見事な復活を遂げ、気付けばトップ4圏内と2ポイント差の5位にまで順位を上げてきた。直近の2試合ではDF冨安健洋やGKラムズデール、DFホワイトら守備陣の新戦力の活躍によってレスター・シティ、ワトフォード相手に2試合連続のクリーンシートを達成し、今季2度目の3連勝を飾っている。 これにより、前述の守備陣を中心にアルテタ監督率いる若きスカッドの評判はうなぎのぼりだが、この間の対戦相手はレスターを除き絶不調だったトッテナムを含め相手に恵まれた感も否めなくない。したがって、敵地アンフィールドでの今回のビッグマッチこそ、新生ガナーズがトップ4争いの真のコンテンダーになり得るかを計る試金石となる。 なお、今回の一戦ではリバプールにFW南野拓実、アーセナルに冨安が在籍しており、MF香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)とDF吉田麻也(サウサンプトン)、吉田とFW岡崎慎司(レスター)以来となる、3度目の日本人対決が期待される。 右サイドバックでレギュラーを務める冨安はコンディションに問題がなければ出場の可能性は高いが、南野は今季ここまでのリーグ戦出場が直近のブライトン戦、ウェストハム戦の2試合の短い途中出場に留まっている。現在、チームは中盤や前線に多くの負傷者が出ているが、わずか3枚の交代枠を巡る争いを制することができるか…。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽リバプール予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211119_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ツィミカス MF:オックスレイド=チェンバレン、ファビーニョ、チアゴ FW:サラー、ジョタ、マネ 負傷者:DFジョー・ゴメス、ロバートソン、MFナビ・ケイタ、エリオット、ミルナー、カーティス・ジョーンズ、ヘンダーソン、FWフィルミノ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては代表戦前に負傷したフィルミノやケイタらに加え、代表期間に負傷したロバートソン、ヘンダーソンらに欠場の可能性がある。その一方で、セネガル代表で肋骨を痛めたマネはプレー可能だ。 代表戦明けでコンディション面が読めずスタメン予想は困難だが、前述の11人の起用を予想。ロバートソンとヘンダーソンがプレー可能な場合、ツィミカスとオックスレイド=チェンバレン(チアゴ)に代わってスタメンに入る可能性が高い。また、マネがスタートから難しい場合はオリジか南野を左に置くか、オックスレイド=チェンバレンを9番で起用してジョタを左に回すことになる。 ◆アーセナル◆ 【4-2-3-1】 ▽アーセナル予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211119_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ラムズデール DF:冨安、ホワイト、ガブリエウ、ティアニー MF:トーマス、サンビ・ロコンガ MF:サカ、ラカゼット、スミス・ロウ FW:オーバメヤン 負傷者:DFコラシナツ、MFジャカ、トーマス、FWオーバメヤン 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のジャカに加え、代表戦で負傷したコラシナツの欠場が確定。代表戦前に負傷したトーマス、軽傷を抱えるオーバメヤンに関してはトレーニングに復帰しており、起用可能な模様だ。 スタメンに関してはリバプール同様に代表戦明けのコンディションを考慮する必要があるが、前節のワトフォード戦をベースにヌーノ・タヴァレスとメイトランド=ナイルズ(サンビ・ロコンガ)に代わって、負傷明けのティアニーとトーマスの復帰を予想する。また、ガボン代表での負傷が報じられたオーバメヤンはトレーニングに復帰したものの、スタートからの起用が難しい場合はウーデゴール、ペペが代役を担い、ラカゼットが最前線に入る形になる。 ★注目選手 ◆リバプール:DFトレント・アレクサンダー=アーノルド <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211119_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リバプールの注目プレーヤーは今季プレミアリーグで最も多くのチャンスを作り出すDF。昨季はセンターバックに相次ぐ離脱者が出た影響もあり、攻守両面で難しいシーズンを過ごした23歳は、ケガの影響でイングランド代表でもユーロ2020のメンバーから外れる苦難を味わった。 しかし、今シーズンは頼れるディフェンスリーダーのファン・ダイクらの復帰に伴い、チーム全体の守備、ビルドアップの安定が図られた結果、昨季終盤戦から復調を示していたアレクサンダー=アーノルドの攻撃力が再び爆発。ここまで公式戦12試合で1ゴール7アシストと、2ゴール9アシストを記録した昨季の数字に早くも肉薄している。 とりわけ、今季は同じサイドでプレーするサラーが圧倒的なパフォーマンスを披露し、多くの相手守備者を引き付けることで、相手陣内でより自由にプレーすることが可能となっており、サイドの深い位置を取ってのマイナスのクロスに加え、ハーフスペースやより早いタイミングでのピンポイントクロスから多くの決定機を創出。攻撃面においてはほぼ完璧な活躍を見せている。 ただ、守備の局面においてはポジショニングや切り替えの部分で課題を見せており、とりわけ相手の右サイドからのクロスに対して、絞り切れずにマティプ(コナテ)の間に入られてピンチを招くシーンも少なくない。今回の対戦ではティアニーという同じ攻撃型のサイドバック、絶好調のスミス・ロウとのマッチアップに加え、左に流れる形が多い1トップのオーバメヤンがおり、自身の上がった背後を狙われるケースが想定される。その中でサラーと共に相手のサイドを押し込めつつ、周囲とうまく連携しながらリスク管理も徹底したい。 ◆アーセナル:MFエミール・スミス・ロウ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211119_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アーセナルの注目プレーヤーは絶好調の新10番。今季開幕前にはアストン・ビラ移籍の可能性が伝えられながらも、最終的に2026年までの新契約締結と共にメスト・エジルが背負っていた背番号10を託された21歳MF。そのクラブからの期待に応えるように、厳しい開幕3連敗の中でも生え抜きとしての気概を示すと、トッテナムとのダービーではチームを勝利に導く1ゴール1アシストの活躍を披露。さらに、直近のアストン・ビラ戦、レスター戦、ワトフォード戦では自身初の3試合連続ゴールで今季2度目の3連勝に導いた。 その活躍が認められ、今回の代表ウィークには追加招集ながら待望のイングランドのフル代表に初招集され、出場2試合目となったサンマリノ代表戦では待望の初ゴールも記録。同僚サカやグリーリッシュ、マウント、スターリング、フォーデンらライバルは強力も、来年のカタール・ワールドカップ出場に向けたスタートラインに立っている。 そして、心身ともに充実の状態で自身初のリバプール戦ではチームを勝利に導くエースの仕事が期待される。アウェイゲーム、地力の差を考えれば、対面のアレクサンダー=アーノルド、サラーという強力コンビを、ティアニーや味方セントラルMFとの連携で抑え込むことが優先事項。加えて、質の高い動き出しで相手守備に脅威を与える自身の特長を発揮し、攻撃の起点となると共に、個人としては4試合連続ゴールを狙いたい。 2021.11.20 12:00 Sat
twitterfacebook
thumb

【プレミア注目プレビュー】C・ロナウド帰還で俄然盛り上がる今季最初のマンチェスター・ダービー!

プレミアリーグ第11節、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティによるマンチェスター・ダービーが、日本時間6日21:30にオールド・トラッフォードでキックオフされる。クリスティアーノ・ロナウド帰還で俄然盛り上がりを見せる今季最初のダービーマッチだ。 現在、5位のユナイテッド(勝ち点17)は、ここ最近の成績不振によって解任危機を迎えたスールシャール監督が、背水の陣で臨んだトッテナムとの前節を3-0で快勝。ノルウェー人指揮官による[3-5-2]へのシステム変更、的確な交代策が完璧に嵌り、C・ロナウドとカバーニの2トップ揃い踏みに、公式戦11試合ぶりのクリーンシートという最高の内容でリーグ5戦ぶりの白星を手にした。 さらに、直近のチャンピオンズリーグ(CL)では難敵アタランタとのアウェイゲームにおいて2度のビハインドを背負う苦しい試合展開ながら、試合後に指揮官が「マイケル・ジョーダンのよう」と激賞した背番号7による前後半のアディショナルタイムに挙げた劇的2ゴールによって勝ち点1を持ち帰り、グループ首位キープに成功した。そのアタランタ戦全体の試合内容、新たなディフェンスリーダーのヴァランの離脱を考えると、ホームとはいえ厳しい戦いが想定されるが、ひとまず危機を脱して今季最初のダービーを迎えることになった。 一方、ユナイテッドと3ポイント差で3位に位置するシティ(勝ち点20)は、前節のホームゲームで格下クリスタル・パレス相手にまさかの0-2の敗戦。試合序盤のバックラインのミスで与えた先制点に、前半終了間際のDFラポルテの退場が響く形となった。また、その直前に行われたEFLカップではウェストハムにPK戦の末に敗れ、5連覇の夢が潰えている。 今季初の公式戦2試合連続の無得点という状況もあり、今回のダービーに向けて暗雲漂うも、直近のCLではクラブ・ブルージュを相手にホームで4-1の快勝。カンセロの圧巻の3アシストに、フォーデン、マフレズ、スターリング、ガブリエウ・ジェズスと攻撃陣が揃ってゴールと実りある内容での勝利となった。この試合では対戦相手のブルージュが[5-3-2]の守備的な布陣で戦っており、仮にユナイテッドがトッテナム戦と同じスタイルで戦う場合、レベルは異なるものの良い形で予習を行った形だ。 昨シーズンのプレミアリーグでの対戦成績はユナイテッドの1勝1分け。さらに、その前年はユナイテッドが10シーズンぶりのシーズンダブルを達成しており、目下4戦無敗を継続中だ。 なお、今夏の移籍市場でシティ行きも報じられた中、古巣帰還を選んだ今回のダービーの主役であるC・ロナウドは、レアル・マドリー在籍時を含め対シティ通算14試合に出場し9勝2分け3敗。個人としては5ゴールを挙げており、自身最後のダービーとなった2008-09シーズンのリーグ戦では決勝点となる直接FKを決めて2-0の勝利に貢献している。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【5-3-2】 ▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211105_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ワン=ビサカ、バイリー、マグワイア、リンデロフ、ショー MF:マクトミネイ、ブルーノ・フェルナンデス、フレッジ FW:グリーンウッド、クリスティアーノ・ロナウド 負傷者:DFヴァラン、リンデロフ、FWカバーニ 出場停止者:MFポグバ(2/3) 3試合出場停止中のポグバが引き続き欠場。負傷者に関しては約1カ月の離脱となるヴァランの欠場が確定。また、それぞれ打撲と腱に問題を抱えるリンデロフとカバーニに関しては、前日夜に宿泊先に姿を現さなかったとの現地報道もあり、欠場の可能性がある。同じく宿泊先入りの際に姿が確認できなかったラッシュフォードに関してはプレー可能と言われている。 システムに関しては[5-3-2]、[4-2-3-1]の双方の可能性がある。その中でリンデロフが間に合うか否かがシステム選考のカギを握りそうだ。仮に間に合わない場合、シティの前線に高さがないことを考慮すれば、ショーを3バックの左に置き、テレスを左ウイングバックで起用する形も想定されるが、直近のアタランタ戦途中からの[4-2-3-1]を継続する可能性も十分にある。 スタメンに関してはシステム次第で人選に変更が加えられるが、[5-3-2]採用を予想して前述の11人を予想。カバーニとラッシュフォードが万全の状態の場合、いずれかがグリーンウッドに代わってC・ロナウドの相棒を担う。4バック採用時にはサンチョやリンガードにもチャンスがあるはずだ。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【4-3-3】 ▽マンチェスター・シティ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211105_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:エデルソン DF:ウォーカー、ストーンズ、ルベン・ディアス、カンセロ MF:デ・ブライネ、ロドリ、ベルナルド・シウバ FW:ガブリエウ・ジェズス、フォーデン、グリーリッシュ 負傷者:DFウォーカー、FWフェラン・トーレス 出場停止者:DFラポルテ(1/1) 直近のパレス戦で退場したラポルテが欠場となる。負傷者に関しては長期離脱中のフェラン・トーレスの欠場が確定。ブルージュ戦で打撲を負ったウォーカーに関しても欠場の可能性がある。 スタメンに関しては前述の並びとメンバーを予想。ラポルテの代役にストーンズが入り、前線はガブリエウ・ジェズス、フォーデン、グリーリッシュの3トップが濃厚か。ただ、ウォーカーの状態次第ではジンチェンコかアケが左サイドバックに入り、カンセロが右サイドバックに回ることになる。また、中盤ではギュンドアン、前線ではスターリング、マフレズの起用も十分にあり得る。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:MFブルーノ・フェルナンデス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211105_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユナイテッドの注目プレーヤーは今シーズンもここまで公式戦全15試合に出場とフル稼働が続く27歳のポルトガル代表MF。加入3シーズン目を迎える絶対的司令塔は、今季プレミアリーグにおいて4ゴール3アシストと直近2シーズンに比べると、数字上のインパクトは少ないが、キーパスやチャンスクリエイトの数字は依然として高く攻撃面の貢献度は非常に高い。 さらに、今季は同胞C・ロナウドの加入によって守備面の負担が大きくなっている中、的確なポジショニング、イーブンボールに対する身体を張ったプレーで前線の守備破綻を一人で防いでいると言っても過言ではない。 直近のトッテナム戦、アタランタ戦では守備におけるハードワークもさることながら、絶妙なお膳立てからC・ロナウドの2ゴールを演出しており、勤続疲労による疲労感は漂うものの、パフォーマンス自体は良好だ。 リーグ戦におけるダービーでは自身の加入後2勝1分けと3戦無敗を継続しており、個人としても前回対戦でPKから決勝点を挙げており、悪い印象はない。今回の一戦に関してはより守勢が見込まれる中、守備ではロドリや相手のインサイドハーフに対する牽制、攻撃ではアンカー脇のスペースでボールを引き出しながら決定的なパスをC・ロナウドら前線の選手に届ける重要な役割を担う。 ◆マンチェスター・シティ:MFフィル・フォーデン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211105_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> シティの注目プレーヤーは生え抜きとしてダービー勝利に最も意気込む21歳の至宝。昨シーズンは左ウイングでの起用が目立ったフォーデンだが、今季は同胞MFグリーリッシュの加入やセンターフォワード不在のチーム事情もあり、最前線起用やインサイドハーフ起用とよりフレキシブルな起用法が続いている。その中でここまでは公式戦12試合5ゴール4アシストときっちり数字を残す。 とりわけ、今季は先日のリバプール戦での圧巻のパフォーマンスに代表されるように、ここ数シーズン、プレミアリーグで揉まれてきたことで、フィジカル面の成長が著しく体幹の強さやスピード感溢れるプレーでより個での局面打開が印象的。ここにペップ仕込みの優れた戦術眼が加わり、好調時のデ・ブライネ同様に手が付けられない領域に到達しつつある。 そして、心身ともに充実した状況で臨む今回のダービーでは初アシストや初ゴールといった主役級の働きが期待されるところだ。ここまでリーグ戦では通算3度ダービーを経験しているが、3-1でリードしている試合終盤に投入された最初の試合を除き、いずれも敗戦という結果に終わっている。そのため、リベンジに燃える気持ちは誰よりも強いはずだ。 2021.11.06 13:32 Sat
twitterfacebook
thumb

【プレミア注目プレビュー】苦境脱出目指す両雄が激突! 崖っぷちのオーレは背水の陣

プレミアリーグ第10節、トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッドが、日本時間30日25:30にトッテナム・ホットスパースタジアムでキックオフされる。正指揮官就任2年半が過ぎた中、最も苦境に立たされるスールシャールが背水の陣で臨む、スパーズとの重要なビッグマッチだ。 現在、6位のトッテナム(勝ち点15)は、前節のウェストハム戦で0-1の敗戦を喫し、公式戦連敗と共にリーグ連勝がストップした。ここに来て守備に安定感が出始めた一方、エースFWケインの状態がなかなか上がり切らず、ヌーノスタイルの浸透の遅れを含め攻撃面の停滞が著しい状況だ。直近のEFLカップではバーンリーを相手にFWルーカス・モウラのゴールで勝ち切り公式戦3試合ぶりの白星を手にしたが、その代償に多数起用した主力のコンディションが気がかりな点だ。 一方、トッテナムと1ポイント差の7位に位置するユナイテッド(勝ち点14)は、直近のリーグ戦3敗1分けの4試合未勝利と泥沼の状況に陥る。とりわけ、前節は宿敵リバプール相手に、プレミアリーグにおけるクラブワーストとなる0-5の屈辱的な惨敗を喫した。これにより、ファン、首脳陣、一部主力の信頼を失ったスールシャール監督の解任の可能性が高まり、今節を含めチャンピオンズリーグ(CL)のアタランタ戦、マンチェスター・ダービーの結果いかんでクラブを去ることになりそうだ。 EFLカップ敗退に伴い、この試合に向けて中5日と十分な準備期間を得た中、ノルウェー人指揮官は公式戦10試合連続失点中且つ、直近2試合で9失点と崩壊中の守備の立て直しを含め、ドラスティックな戦術変更に踏み切るか…。 なお、昨シーズンの対戦は1勝1敗の全くの五分。ユナイテッドホームの初戦はトッテナムが6-1で圧勝も、トッテナムホームの2戦目はユナイテッドが3-1の逆転勝利でリベンジを果たしている。 ◆トッテナム◆ 【4-2-3-1】 ▽トッテナム予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211029_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:ロリス DF:エメルソン、ロメロ、ダイアー、レギロン MF:ホイビュルク、スキップ MF:ルーカス・モウラ、エンドンベレ、ソン・フンミン FW:ケイン 負傷者:MFセセニョン、FWブライアン・ヒル 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはセセニョンに加え、直近のバーンリー戦で負傷交代したブライアン・ヒルの欠場が決定している。 スタメンに関しては、コンディションの問題がなければ、ここ最近固定されている前述の11人がピッチに立つはずだ。変更点がある場合は右サイドバックにタンガンガ、トップ下にロ・チェルソが入るぐらいか。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211029_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ワン=ビサカ、ヴァラン、マグワイア、ショー MF:マクトミネイ、マティッチ MF:サンチョ、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード FW:クリスティアーノ・ロナウド 負傷者:DFヴァラン、FWマルシャル、アマド・ディアロ 出場停止者:MFポグバ(1/3) 前節リバプール戦でのラフプレーによる一発退場でポグバが3試合出場停止中だ。負傷者に関しては数試合の離脱が続いているヴァランとマルシャルがトレーニングに戻っており、戦列復帰が見込まれる。 リバプール戦の惨敗を受け、背水の陣で臨むスールシャール監督は今回の一戦において、システム変更含め何らかの変化をもたらすことが予想される。最終ラインに関してはヴァランが起用可能な場合、リンデロフに代わってマグワイアの相棒を務めることになる。また、2セントラルMFは経験豊富なマティッチをフレッジ(マクトミネイ)に代えて起用するか。 そして、最も注目されるのが、MFブルーノ・フェルナンデスを除く前線3枚の構成だ。対戦相手のトッテナムはカウンターの脅威を除き、ビルドアップや崩しの巧さ、怖さを欠いており、その相手にいつも通り攻撃的に戦う場合は、リバプール戦と同様のメンバーを起用する可能性が高い。逆に、守備のバランスを重視する場合は、FWクリスティアーノ・ロナウドやFWグリーンウッド、FWラッシュフォードと守備の強度、賢さを欠くメンバーをベンチに置き、FWカバーニ、MFリンガード、FWサンチョらをスタートから起用するはずだ。 とりわけ、C・ロナウドとカバーニの起用法は大きなポイントとなっており、カバーニの最前線、C・ロナウドの左ウイング起用や、2トップへの変更など、ノルウェー人指揮官の選択はいかに…。 ★注目選手 ◆トッテナム:DFクリスティアン・ロメロ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211029_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> スパーズの注目プレーヤーはイングランドの空気に馴染み本領発揮に近づくアルゼンチン代表DF。今夏、アタランタから新ディフェンスリーダーとして大きな期待を集めて加入した23歳は、コパ・アメリカで負ったケガや代表活動による隔離などの影響もあり、プレミアリーグへの適応に苦戦した。 それでも、徐々にプレミアリーグのスタイルに順応し、周囲のチームメートとの連携が深まると、ここ最近では昨シーズンのセリエA最優秀DFの本領を発揮し始めている。持ち味である圧倒的な対人戦の強さ、メンタル面を含めた相手アタッカーとの駆け引き、優れた危機察知能力と守備者としての非凡な才能を発揮。さらに、正確なフィードや足元の巧さを生かした持ち出しや縦パスで攻撃面への貢献も光る。 今回のユナイテッド戦ではセリエA、代表戦でも対峙経験のあるC・ロナウド、カバーニという強力FWを封じ込めると共に、相手の守備の出方次第ではあるが、攻撃の出発点としても存在感を発揮したい。 ◆マンチェスター・ユナイテッド:FWエディンソン・カバーニ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211029_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユナイテッドの注目プレーヤーは苦境のチームにおいて待望論あがる百戦錬磨のストライカー。昨夏、パリ・サンジェルマンからフリートランスファーで加入したカバーニは、プレミアリーグ初挑戦ながら昨季の公式戦39試合17ゴール6アシストとさすがの存在感を示した。ただ、加入2年目となった今季はC・ロナウドの電撃復帰の煽りを受け、背番号7と共に出場機会まで譲ることになり、ここまで公式戦6試合無得点と厳しい滑り出しとなっている。 ただ、昨季同様に決定的な仕事以外に、献身的な守備や利他的なプレーでチームを助けており、前節のリバプール戦では5点ビハインドに数的不利という絶望的な状況でも、懸命にボールに食らいつく気概を見せ、戦う姿勢を最後まで示した。 そういった姿勢は現スカッドに欠けている部分であり、多くのファンや識者はC・ロナウドをベンチに置き闘志に溢れるエル・マタドールの先発起用を望む。スタートか途中出場かはノルウェー人指揮官のプラン次第だが、攻守両面で多くの仕事がこなせる34歳FWがユナイテッド勝利のカギを握るはずだ。 2021.10.30 13:00 Sat
twitterfacebook
thumb

【プレミア注目プレビュー】今季初の対ビッグ6で真価試されるユナイテッド、唯一無敗のリバプールと激突!

プレミアリーグ第9節、マンチェスター・ユナイテッドvsリバプールが、日本時間24日24:30にオールド・トラッフォードでキックオフされる。開幕から好不調の波が目立つユナイテッドが、真価試される今季初の対ビッグ6で無敗リバプールと激突する。 今夏の移籍市場でDFヴァラン、FWサンチョに加え、かつてのエースFWクリスティアーノ・ロナウドが電撃復帰を果たしたユナイテッド。このピンポイント補強により、開幕前には優勝候補に挙がったが、ここまで首位チェルシーと6ポイント差の6位(勝ち点14)に甘んじている。 4勝2分け2敗と数字上は決して悲観すべきではないが、上位チームが数試合対ビッグ6を戦っている中、今回のリバプール戦が初の対ビッグ6との一戦となり、2-4で敗戦した前節レスター・シティ戦からスタートした強豪4連戦でその真価が試される。 直近のチャンピオンズリーグ(CL)では難敵アタランタ相手に前半の0-2から後半に3点を奪って勝ち切る劇的な逆転勝利を挙げたが、リーグ戦では1分け2敗の3戦未勝利と苦境が続く。とりわけ、C・ロナウドの加入によって、以前から補強ポイントに挙がるワールドクラスの守備的MF不在による守備面の課題がクローズアップされており、世界屈指の攻撃力を誇るリバプール戦に向け大きな不安を抱える。 一方、ブレントフォード戦でのドローが響きチェルシーに首位の座を譲も、ここまで唯一の無敗で1ポイント差の2位に位置するリバプール(勝ち点18)。DFファン・ダイク、DFマティプの復帰によって守備が安定した上、絶好調のFWサラー、DFアレクサンダー=アーノルド、FWフィルミノらの復調によって攻撃も昨季以上の破壊力を誇り、チェルシーとマンチェスター・シティと並びチームの完成度では頭一つ抜けた存在となっている。 前節はラニエリを新指揮官に迎え、モチベーション高く臨んだワトフォードを敵地で5-0のスコアで粉砕し、ミッドウィークのCLでは同じく敵地でアトレティコ・マドリーとのタフな試合を3-2で競り勝ち、公式戦2連勝。盤石の状態で宿敵のホームに乗り込む。 なお、昨シーズンの公式戦3度の対戦は1勝1敗1分けの全くの五分。ただ、オールド・トラッフォードでの前回対戦はリバプールがフィルミノの2ゴールの活躍などで4-2の快勝を収めている。 ◆マンチェスター・ユナイテッド◆ 【4-2-3-1】 ▽マンチェスター・ユナイテッド予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:デ・ヘア DF:ワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ショー MF:マクトミネイ、フレッジ MF:グリーンウッド、ブルーノ・フェルナンデス、ポグバ FW:クリスティアーノ・ロナウド 負傷者:DFヴァラン、MFブルーノ・フェルナンデス、フレッジ、FWマルシャル、ラッシュフォード、アマド・ディアロ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはヴァランの欠場が確定し、直近のアタランタ戦でいずれも軽傷を負ったブルーノ・フェルナンデス、フレッジ、ラッシュフォードの3選手に関してはギリギリまで状況を見極めることになる。 スタメンに関しては軽傷の3選手が起用可能なことを前提に、前述の11人を予想。その中でマクトミネイの相棒、左ウイングの人選に注目が集まるところだ。 格上リバプール相手に守備を優先する場合はフレッジを2セントラルの一角、ポグバを左ウイング(右ウイング)に配置。攻撃を優先する場合はポグバを2セントラルの一角、ラッシュフォードあるいはサンチョを左ウイングに配置することになる。守備の貢献が著しく低いC・ロナウドに代えてカバーニのスタート起用というオプションもあるが、ホームゲームということを考えれば、さすがに難しいか…。 ◆リバプール◆ 【4-3-3】 ▽リバプール予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:アリソン DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ロバートソン MF:ヘンダーソン、ファビーニョ、ミルナー FW:サラー、ジョタ、フィルミノ 負傷者:MFチアゴ、エリオット 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては長期離脱中のエリオットに加え、チアゴが欠場する。一方で、カーティス・ジョーンズがチームトレーニングに復帰し、メンバー入りが確実だ。 スタメンに関しては直近のアトレティコ戦のメンバーをベースに、ナビ・ケイタに代えてファビーニョがアンカーに復帰する見込みだ。また、C・ジョーンズとジョタがミルナー、フィルミノ、マネに代わって起用される可能性もありそうだ。 ★注目選手 ◆マンチェスター・ユナイテッド:FWクリスティアーノ・ロナウド <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ユナイテッドの注目プレーヤーはオールド・トラッフォードで12年ぶりのリバプール戦に臨むC・ロナウド。今夏、ユベントスを電撃退団し、古巣ユナイテッドに電撃復帰を果たした36歳は、ここまで公式戦9試合で6ゴールを記録。再デビュー戦となったニューカッスルでの2ゴールに、CLのビジャレアル戦、アタランタ戦ではいずれもチームを劇的逆転勝利に導く決勝点を挙げる千両役者の働きを見せている。 その一方で、元々の守備意識の低さに加え、加齢による運動量の低下によってファーストディフェンダーとしてはほぼ機能しておらず、その守備の貢献度の低さがチームの足かせとなっている。ここまでは守護神デ・ヘアのビッグセーブやヴァランらの活躍によってチームとしての収支は若干プラスと言えるが、拮抗した相手や格上相手の試合では全体の収支をマイナスにするレベルだ。さらに、ユベントス在籍時の終盤からかげりを見せ始めていた打開力や決定力も今後のビッグマッチに向けた不安要素の一つだ。 とはいえ、ユナイテッドが現時点で格上のリバプールを破るためには傑出した勝負強さを持つエースストライカーの活躍は必須。とりわけ、今季リバプールが最も崩されているアレクサンダー=アーノルドの背後のスペース、右サイドからマティプ、アレクサンダー=アーノルドの間に入れるクロスはC・ロナウドの得点パターンと重なる部分が多く、そこでの攻防を優位に進められれば、必ずや決定的な仕事ができるはずだ。 ◆リバプール:FWモハメド・サラー <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リバプールの注目プレーヤーは絶好調のエジプト代表FW。直近3シーズンも安定した成績を残したものの、今季は開幕から多くのフットボールファンに衝撃を与えたリバプールデビューシーズンを彷彿とさせる異次元のパフォーマンスを披露しているサラー。ここまで公式戦11試合12ゴール4アシストを記録している上、8月28日のプレミアリーグ第3節のチェルシー戦から公式戦9試合連続でゴールを重ね、クラブレコードを樹立している。 その数字以上にプレーのインパクトが強烈で、前々節のマンチェスター・シティ戦、前節のワトフォード戦ではいずれも複数のDFを鮮やかにかわすゴール・オブ・ザ・シーズン級のスーパーゴールに、ワトフォード戦ではデ・ブライネ級のラストパスでマネのゴールをお膳立て。今シーズンここまでに限って言えば、世界最高のアタッカーと言っても過言はないはずだ。 また、クラブとの契約延長交渉の難航が伝えられる中、直近のイギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューでは、「自分次第ではない」と断りを入れながらも、「キャリア最後の日までここにいたい」とリバプール残留宣言とも取れるコメントを残しており、多くのKOPを安堵させている。 そして、レッズへの忠誠を改めて示した29歳はチームを勝利に導く公式戦10試合連続ゴールを狙う。 2021.10.24 13:00 Sun
twitterfacebook
thumb

【エル・クラシコ プレビュー】象徴2人がパリへ旅立った中、新時代告げる伝統の一戦!

ラ・リーガ第10節、バルセロナとレアル・マドリーによるエル・クラシコが、日本時間24日23:15にカンプ・ノウでキックオフされる。メッシとセルヒオ・ラモスというクラブの象徴がパリへ旅立った中、初めて迎える新時代を告げるクラシコだ。 メッシの電撃退団に深刻な財政難の影響もあり、厳しい序盤戦を過ごすバルセロナ。リーグ開幕からの8試合では4勝3分け1敗と、1試合消化が多い首位のレアル・ソシエダと、5ポイント差の7位(勝ち点15)に甘んじている。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)では優勝候補バイエルンは致し方なしも、ベンフィカにも惨敗しクラブ史上初の連敗スタートという屈辱も味わった。 就任2年目のクーマン采配の限界も指摘されているが、多数の負傷者や補強失敗の影響により、昨季のMFペドリに続きMFガビ、DFバルデ、MFニコ・ゴンサレス、MFデミルと10代の若手の台頭は、クラブにとって心の拠り所となっている。ここにFWアグエロやFWデンベレといった実績のある復帰組がうまく噛み合えば、ここからの巻き返しは十分に可能だ。前節のバレンシア戦、直近のCLディナモ・キエフ戦では盤石の勝利とはいかずも、今季初の公式戦連勝を飾っており、良い形で迎える今回の大一番を制し、浮上のキッカケを手にしたい。 一方、昨季11年ぶりのシーズン無冠に終わったマドリーは、エバートン前指揮官のアンチェロッティを6年ぶりに復帰させ、捲土重来を期すシーズンに臨む。エースFWベンゼマ、本格覚醒のFWヴィニシウスを擁する絶好調の攻撃陣の活躍によって、ここまでは5勝2分け1敗の2位(勝ち点17)に付けているが、前々節にエスパニョールに新体制初黒星を喫するなど、直近2戦未勝利と失速傾向だ。 また、CL第2節ではモルドバ勢のシェリフを相手にサンティアゴ・ベルナベウで敗れる屈辱も味わい、セルヒオ・ラモスとDFヴァランを失った守備陣、FWベイル、FWアザールの“予想通り”の戦線離脱によって手薄な攻撃陣と、停滞した今夏の移籍市場のツケを払い始めている。 それでも、アンチェロッティの優れた手腕もあり、バルセロナに比べてパフォーマンスレベルがある程度安定しているチームは、直近のCLでは昨季ダブルを喫した因縁の相手であるシャフタールに5-0の完勝を飾り、公式戦4試合ぶりの白星を奪取。良い状態で敵地に乗り込むことになった。 なお、今回で247試合目となるクラシコの通算対戦成績は、マドリーの98勝52分け96敗。昨シーズンの対戦ではマドリーが2007-08シーズン以来となるシーズンダブルを達成するなど、直近4戦負けなしだ。ちなみに、エバートンの元指揮官という共通点を持つ両指揮官は、クーマン監督がアヤックス、アンチェロッティ監督がミランを率いた時代に通算4度対戦。イタリア人指揮官が3勝1分けと貫録を見せている。 ◆バルセロナ◆ 【4-3-3】 ▽バルセロナ予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:テア・シュテーゲン DF:ミンゲサ、エリック・ガルシア、ピケ、ジョルディ・アルバ MF:フレンキー・デ・ヨング、ブスケッツ、ガビ FW:デスト、デパイ、アンス・ファティ 負傷者:DFアラウホ、MFペドリ、FWブラースヴァイト、デンベレ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはブラースヴァイト、デンベレに加え、ペドリとアラウホが間に合わず。一方で、ディナモ・キエフ戦で軽傷を負ったジョルディ・アルバは無事メンバーリスト入りした。 今季ここまで複数のシステムを使い分けているクーマン監督だが、いずれのオプションもあまり機能しておらず、通常の[4-3-3]の採用が濃厚だ。 スタメンに関しては前述の11人を予想するが、両サイドバックは変更の可能性も十分にある。右サイドバックにより経験のあるセルジ・ロベルトが入り、アルバのコンディション次第ではデストやミンゲサ、バルデが代役を担う。高さがない相手の最終ラインを意識し、ルーク・デ・ヨングの抜擢も考えられるが、さすがにスタートからの可能性は低い。 ◆レアル・マドリー◆ 【4-3-3】 ▽レアル・マドリー予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:クルトワ DF:ルーカス・バスケス、ミリトン、アラバ、メンディ MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース FW:ロドリゴ、ベンゼマ、ヴィニシウス 負傷者:MFセバージョス、イスコ、FWベイル、ヨビッチ 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関してはベイル、ヨビッチ、イスコのアタッカー3選手が欠場となるが、負傷明けのカルバハルとアザールが遠征メンバー入りを果たしている。 スタメンは5-0で圧勝したシャフタール戦と全く同じメンバーを予想するが、両サイドバックのいずれかに守備的なDFナチョを置き、中盤にMFバルベルデ、MFカマヴィンガの若手を抜擢する可能性も十分にあるはずだ。負傷明けのカルバハルとアザールに関してはベンチスタートが濃厚か。 ★注目選手 ◆バルセロナ:FWアンス・ファティ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> バルセロナの注目プレーヤーは新10番として初の大舞台に臨むラ・マシアの至宝。2019年8月のベティス戦で、16歳298日というクラブ史上2番目の若さでトップチームデビューを飾った新鋭は、翌節のオサスナ戦で16歳304日でのクラブ史上最年少ゴールを記録するなど、クラブの様々な年少記録を塗り替えてきた。 その後、2020年9月にトップチームへ正式に昇格したものの、昨季序盤に負った半月板損傷の大ケガで長期離脱を強いられていた。それでも、先月26日に行われたラ・リーガ第7節のレバンテ戦で322日ぶりに公式戦復帰を果たすと、その一戦で早速ゴールを奪取。さらに、前節のバレンシア戦では見事なゴラッソにPK奪取とその背番号に相応しい見事な活躍を見せた。 そして、クラシコ直前の21日にはクラブとの2027年までの新契約にサインし、自身の将来がカンプ・ノウにあることを明確に示した18歳は、苦しい序盤戦を過ごすチームが浮上のキッカケを掴む上で重要な宿敵との一戦において、かつての背番号10のようにチームを勝利に導く活躍が期待される。 ◆レアル・マドリー:FWカリム・ベンゼマ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20211023_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> マドリーの注目プレーヤーは今季も絶好調のエースストライカー。直近3試合連続でリーグ戦20ゴール以上を挙げ、マドリディスタにクリスティアーノ・ロナウドの存在を忘れさせる抜群の存在感を放つベンゼマ。さらに、今シーズンは開幕8試合で9ゴール7アシスト。今年12月に34歳のバースデーを迎える中、キャリアハイを更新する勢いを見せている。 昨シーズンは前線での起点づくりにチャンスメーク、フィニッシュとアタッキングサードでのすべての仕事にフルパワーを注いでいたが、今季はヴィニシウスの急成長など周囲のレベルアップによって局面に応じてフィニッシュ、チャンスメークと各仕事にパワーを注いでおり、プレー全体に余裕が見受けられる。そういった中、昨季同様に試合の行方を左右する重要な場面での決定的な仕事が印象的だ。 今回のクラシコでは相手の新10番であるファティやガビ、デパイ、アグエロ、ヴィニシウスやカマヴィンガ、アラバと次代を担う若手や新戦力に注目が集まるが、マドリーの絶対的なエースとして主役の座は譲れない。 2021.10.24 12:00 Sun
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly