新規感染者の減少で入場人数の上限変更か?/六川亨の日本サッカーの歩み
2021.09.21 21:00 Tue
毎月恒例のNPB(日本野球機構)とJリーグ、そして専門ドクター3氏による第39回対策連絡会議が9月21日に開催された。定刻どおり10時30分に始まったメディアブリーフィングは、冒頭で斉藤惇NPBコミッショナーが「今日は専門家の方々からご意見をいただきました。JリーグとNPBからの報告はありません」と言ったとおり、質疑応答でも質問は1つしか出ず、過去最短の21分間で終了した。
その上で、「トップ(菅義偉首相)が変わるので、コロナ対策室のトップがどうなるか。窓口がどうなるのか、早めに交渉に入りたい」との希望を述べた。
政府は10月4日に臨時国会を召集して菅首相の後任首相を選出する予定だ。このため新内閣が発足すれば、コロナ対策室のメンバーも変わるかもしれない。現状では19都道府県に出されている緊急事態宣言は、今月末で解除される可能性が高いだろう。
さらにワクチンの2回接種が徐々に浸透するにつれ、接種の証明書や検査の陰性証明書を組み合わせた「ワクチン・検査パッケージ」の活用による、飲食や旅行などの制限緩和についても意見が交換された。
座長であり東北医科薬科大学の賀来満夫ドクターは「具体的な方法論はこれから。議論はいま始まったばかり」と言うものの、村井満チェアマンは「ドクターの意見を聞きながらプランニングしたい。ワクチンや陰性証明書をどうするか。運営の議論もしっかりしていきたい」と、実際に導入した際は“誰”が“どこ”で、“どのように”チェックするのかも視野に入れていた。
奇しくも次回の対策連絡会議は10月4日の月曜日。ただし会議は午前中のため自民党の新総裁決定には間に合わないし、新内閣の発足と新たなコロナ対策室のスタートもそれ以降になる。それでもこのまま新規感染者の減少が続けば、スタジアムに多くの観客が戻る日もそう遠い日ではないかもしれない。
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会議がスタートして約1年半、すでに「議論百出」といったところか。それでもここ2週間は新規感染者が減少しているため、入場者数の制限について斉藤コミッショナーは「いまは50%もしくは5000人の少ない方ですが、希望としては50%か1万人、もしくは1万2000人の少ない方を認めていただきたい」と制限緩和に期待するコメントを口にした。政府は10月4日に臨時国会を召集して菅首相の後任首相を選出する予定だ。このため新内閣が発足すれば、コロナ対策室のメンバーも変わるかもしれない。現状では19都道府県に出されている緊急事態宣言は、今月末で解除される可能性が高いだろう。
しかし政府は8月末に緊急事態宣言とまん延防止等重点措置の適用されている地域では、大規模イベントの参加人数を「収容人数の50%か5000人の少ない方」とする決定を10月末まで延長したままだ。そこで9月末で緊急事態宣言が解除された場合、新たなコロナ対策室と収容人数の上限について、斉藤コミッショナーは早急に協議したいとの意向を示したのである。
さらにワクチンの2回接種が徐々に浸透するにつれ、接種の証明書や検査の陰性証明書を組み合わせた「ワクチン・検査パッケージ」の活用による、飲食や旅行などの制限緩和についても意見が交換された。
座長であり東北医科薬科大学の賀来満夫ドクターは「具体的な方法論はこれから。議論はいま始まったばかり」と言うものの、村井満チェアマンは「ドクターの意見を聞きながらプランニングしたい。ワクチンや陰性証明書をどうするか。運営の議論もしっかりしていきたい」と、実際に導入した際は“誰”が“どこ”で、“どのように”チェックするのかも視野に入れていた。
奇しくも次回の対策連絡会議は10月4日の月曜日。ただし会議は午前中のため自民党の新総裁決定には間に合わないし、新内閣の発足と新たなコロナ対策室のスタートもそれ以降になる。それでもこのまま新規感染者の減少が続けば、スタジアムに多くの観客が戻る日もそう遠い日ではないかもしれない。
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