契約交渉が難航のケシエ、ミランはリバプールMFチアゴとのトレードを検討?
2021.09.09 16:42 Thu
ミランはコートジボワール代表MFフランク・ケシエ(24)と、リバプールのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(30)のトレードを検討しているようだ。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。ケシエは2017年夏にミランへ加入すると、公式戦184試合出場で30ゴール15アシストを記録。昨季もセリエA37試合に出場して13ゴール6アシストをマークしており、チームのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。
今シーズンは負傷の影響でまだ出場はないものの、チームの主軸を担う選手として高い期待が寄せられている。一方で、ケシエとミランの契約は残り1年であるにもかかわらず、給料面での折り合いがつかず、延長交渉は難航中だ。このままだと来夏の退団は避けられなくなり、ミランにとって大打撃となる。
ケシエに対しては多くのクラブが獲得に関心を寄せているが、そのなかでも今夏にオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(30)が退団したリバプールが熱心な姿勢を見せているようだ。そこで、イタリア方面の報道によるとミランは1月にケシエとチアゴのトレードを提案する可能性があるという。
チアゴは昨夏にリバプールへ加入したものの、負傷もありここまで本領発揮には至らず。今シーズンも開幕前のケガの影響がありここまでのプレミアリーグ3試合で先発出場はなく、成長著しい18歳のイングランド人MFハーヴェイ・エリオットに後れを取っている。
今シーズンは負傷の影響でまだ出場はないものの、チームの主軸を担う選手として高い期待が寄せられている。一方で、ケシエとミランの契約は残り1年であるにもかかわらず、給料面での折り合いがつかず、延長交渉は難航中だ。このままだと来夏の退団は避けられなくなり、ミランにとって大打撃となる。
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ミランはチアゴの獲得によってケシエ退団の痛手を軽減する狙いがある一方、『リバプール・エコー』によるとリバプール側はチアゴ放出に消極的なようだ。いずれにしても、このままではケシエ退団は避けられない情勢となるため、1月にミランが何らかの動きをとると予測されている。
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