福岡が首位撃破の勢いで連勝飾る! 3バック不発の徳島は4試合無得点の4連敗【明治安田J1第27節】

2021.08.29 21:05 Sun
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©︎J.LEAGUE
明治安田生命J1リーグ第27節の1試合が29日にベスト電器スタジアムで行われ、ホームのアビスパ福岡が3-0で徳島ヴォルティスを下した。

前節、川崎フロンターレに昨年11月以来となる公式戦43試合ぶりの土をつけた勢いそのままに今節も勝利を目指す10位の福岡はエミル・サロモンソンや奈良、前、金森、中村、フアンマ・デルカド、山岸の7選手が先発復帰。一方、3連敗で降格圏の17位に沈む徳島は4試合ぶりの勝利を目指して、3バックの布陣で挑んだ。

首位を下した勢いでホーム2連戦の連勝締めを狙う福岡は序盤からボールの主導権争いで優位に立ったが、先発復帰のエミル・サロモンソンが左肩を痛めて、12分に負傷交代するアクシデント。それでも、敵陣に攻め入る時間が続くが、5バックで守りを固める徳島を崩せず、なかなか決定的な場面を作り出せない。

だが、徳島も布陣変更の影響もあってか、攻撃面が停滞。守りこそ無失点が続くが、ボールを奪っても1トップの一美にうまく供給できず、攻め手を欠く。そのなか、38分に飲水ボトルを蹴り飛ばしたマルセルコーチがオンフィールドレビューの対象となり、退場に。ピッチ内外でフラストレーションの濃い展開が続く。

互いに色を出し切れぬまま前半が終わると、徳島は後半頭から藤田征也と宮代を送り込むが、53分に左サイドからのクロスがクリアされ、高く浮いたボールを山岸が頭で落とすと、反応した金森が振り向きざまに右足を一閃。ボールが鋭くゴール左に突き刺さり、やや徳島にペースを握られ始めた福岡が均衡を破る。

前に仕掛けるシーンが増え出したなかで、守りが崩れた徳島は55分に垣田を投入。続く64分に西谷も入れ、巻き返しを図るが、金森の今季3ゴール目で息を吹き返した福岡ペース。その福岡が追加点を目指して、65分に前節の決勝ゴールで一躍ヒーローのジョルディ・クルークスを送り込むなど、優勢に試合を進める。

システムも4バックに戻したことで、敵陣にボールを持ち込む場面を増やした徳島だが、なかなかゴールに迫る形を見いだせずにいると、75分に最後の交代で小西を投入。76分には左サイドからのクロスにファーサイドの岸本が倒れ込みながら右足で合わせたボールが枠に飛ぶが、当たりが弱く、GK村上にセーブされる。

再び攻撃のギアを上げたい福岡は80分にカメルーン代表選出のジョン・マリ、渡、重廣の投入に動くと、これが的中する。87分、重廣が浮き球を頭でボックス左に送り直すと、ジョン・マリが強靭なフィジカルと巧みなタッチで収め、右足ハーフボレー。これがGK長谷川の手を弾いて、ゴール右に吸い込まれ、徳島を突き放した。

さらに、後半アディショナルタイム6分にも重廣のアシストからジョン・マリがゴールネットを揺らして、福岡に勝負あり。首位撃破の勢いそのままに今節も制した福岡が今季2度目の連勝を成し遂げ、勝ち点を「39」に伸ばした。一方、徳島はこれで今季2度目の4連敗となり、4試合連続の無得点。降格圏から脱出とはならなかった。

アビスパ福岡 3-0 徳島ヴォルティス
【福岡】
金森健志(後8)
ジョン・マリ(後42、後45+6)


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