メンタルヘルスを理由に棄権したアメリカ女子体操選手に“皇帝”アドリアーノがサポート「十字架を背負わされないように…」

2021.07.29 22:05 Thu
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東京オリンピックで棄権を発表したアメリカ女子代表のシモーネ・バイルズ。サッカー界のレジェンドもその決定を支持している。
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27日、東京オリンピックの体操女子団体総合決勝に出場していたアメリカ女子代表。バイルズは1種目目を終えた後に棄権を発表した。理由は「自身のメンタルヘルス」を挙げている。この決断には、多くの人々が支持を表明している。
バイルズは2016年のリオ・デ・ジャネイロ・オリンピックで女子個人総合、跳馬、ゆか、そして女子団体総合と4つの金メダルを獲得。今大会も大きな期待が寄せられていた。

しかし、1種目目の跳馬でミス。精神状態と負傷のリスクから棄権。29日に予定されていた個人総合決勝も欠場していた。
この決断に対し、かつてフィオレンティーナやパルマ、インテル、ローマなどでプレーし、ブラジル代表としても活躍したFWアドリアーノが反応した。

「シモーネ・バイルズ…私が何が起きたのかをよく知っています。ただ、人々に十字架を背負わされないようにしてほしい。幸せになって、そして労ってほしい」

「私は同じことを経験した。それは今でも自問自答している。神様が悪い人々を許してくれますように」

アドリアーノは、実父の死後、メンタルヘルスに対してオープンになった。インテル時代には、1人で悩み、酒に溺れ、キャリアを台無しにしてしまったからこそ、しっかりとサポートしてあげたいという心境なのだろう。



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