アルゼンチンがメッシ1G2Aでベスト4! コロンビアはウルグアイとのPK戦制す《コパ・アメリカ2021》
2021.07.04 12:30 Sun
コパ・アメリカ準々決勝の2日目が現地時間3日に行われ、アルゼンチン代表とコロンビア代表がベスト4入りを決めた。
グループAを首位突破のアルゼンチンはグループBを4位通過したエクアドル代表と対戦。エクアドルが立ち上がりから臆せずの姿勢を打ち出すなか、アルゼンチンもラウタロがあとGKを交わすのみという場面まで持っていくなど、フィニッシュの形を作り出す。そんなアルゼンチンは23分、敵陣中央の相手が味方GKに出したバックパスを最終ラインの背後にいたメッシが拾い、思わぬ形で絶好の先制機。だが、ボックス中央からの左足フィニッシュは惜しくも右ポストを叩く。その後、エクアドルに幾度かゴールに迫られるなど、嫌な流れになりつつあったアルゼンチンだが、40分にニコラス・ゴンサレスがメッシのスルーパスで最終ラインの背後を抜け出して、バイタルエリア中央で相手GKと一対一に。ニコラス・ゴンサレスと相手GKが交錯して、こぼれたボールに素早く反応したメッシが左足ワンタッチでボックス右のスペースに展開すると、フリーで受けたデ・パウルが無人のゴールに落ち着いて右足で蹴り込み、アルゼンチンが先手を奪う。
1点をリードして試合を折り返したアルゼンチンはその後半もエクアドルの攻めに苦しみながらの拮抗した様相に。エクアドルが交代カードも駆使して攻勢を強めるが、リードして迎えた84分に71分から出場のディ・マリアが敵陣中央でインカピエにプレッシャーをかけると、メッシが素早くボールを拾う。ボックス左のスペースでメッシからパスを受けたラウタロが右足シュートを落ち着いて決め、アルゼンチンが勝利を大きく手繰り寄せる貴重な追加点を手にしてみせた。
さらに、88分に再び高い位置でボールを奪取したディ・マリアがそのままドリブルでボックスに向かっていくと、インカピエを退場に追い込み、バイタルエリア中央の位置でFKのチャンスを獲得。キッカーに名乗りを上げたメッシが左足で狙った直接のシュートをゴールに突き刺して、アルゼンチンが勝負の行方を決した。アルゼンチンはこれで4大会連続のベスト4進出。この試合でも1ゴール2アシストのメッシも好調を維持して、次のコロンビア戦に迎えることになった。
【アルゼンチン】
デ・パウル(前40)
ラウタロ・マルティネス(後39)
メッシ(後45+3)
◆均衡破れずでPK戦決着
グループAを2位で通過したウルグアイとグループBを3位で突破したコロンビア代表の一戦は互いにタイトな守りが顕著な形で進む。出場停止のクアドラードを欠いての一戦となるコロンビアだが、スアレス&カバーニの強力2トップをはじめ、盤石の顔ぶれを先発に並べたウルグアイもうまく封じ込まれ、なかなかこう着した展開が破れない状況が続く。
チャンスが少ない展開のまま迎えた後半も同様の流れで進むなか、ウルグアイは打開を図ろうと、バルベルデが個人技での仕掛けで攻撃を形作ったりするが、GKオスピナの牙城を打ち崩すまでに至らず。コロンビアも73分にボッレが右サイドからクロスを上げ、ボックス中央のサパタがヘディングシュートに持ち込むが、GKムスレラにセーブされた。
結局、互いに最後のひと押しが足らず、0-0のままPK戦に突入すると、先行のコロンビアが4人目まで全員成功させ、ウルグアイは2人目のヒメネスに続いて、4人目のビニャもGKオスピナにセーブされ、失敗。PK戦を制したコロンビアが2大会ぶりのベスト4進出を決めた。
ウルグアイ代表 0-0(2PK4) コロンビア代表
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◆メッシ全得点に絡む活躍グループAを首位突破のアルゼンチンはグループBを4位通過したエクアドル代表と対戦。エクアドルが立ち上がりから臆せずの姿勢を打ち出すなか、アルゼンチンもラウタロがあとGKを交わすのみという場面まで持っていくなど、フィニッシュの形を作り出す。そんなアルゼンチンは23分、敵陣中央の相手が味方GKに出したバックパスを最終ラインの背後にいたメッシが拾い、思わぬ形で絶好の先制機。だが、ボックス中央からの左足フィニッシュは惜しくも右ポストを叩く。その後、エクアドルに幾度かゴールに迫られるなど、嫌な流れになりつつあったアルゼンチンだが、40分にニコラス・ゴンサレスがメッシのスルーパスで最終ラインの背後を抜け出して、バイタルエリア中央で相手GKと一対一に。ニコラス・ゴンサレスと相手GKが交錯して、こぼれたボールに素早く反応したメッシが左足ワンタッチでボックス右のスペースに展開すると、フリーで受けたデ・パウルが無人のゴールに落ち着いて右足で蹴り込み、アルゼンチンが先手を奪う。
さらに、88分に再び高い位置でボールを奪取したディ・マリアがそのままドリブルでボックスに向かっていくと、インカピエを退場に追い込み、バイタルエリア中央の位置でFKのチャンスを獲得。キッカーに名乗りを上げたメッシが左足で狙った直接のシュートをゴールに突き刺して、アルゼンチンが勝負の行方を決した。アルゼンチンはこれで4大会連続のベスト4進出。この試合でも1ゴール2アシストのメッシも好調を維持して、次のコロンビア戦に迎えることになった。
アルゼンチン代表 3-0 エクアドル代表
【アルゼンチン】
デ・パウル(前40)
ラウタロ・マルティネス(後39)
メッシ(後45+3)
◆均衡破れずでPK戦決着
グループAを2位で通過したウルグアイとグループBを3位で突破したコロンビア代表の一戦は互いにタイトな守りが顕著な形で進む。出場停止のクアドラードを欠いての一戦となるコロンビアだが、スアレス&カバーニの強力2トップをはじめ、盤石の顔ぶれを先発に並べたウルグアイもうまく封じ込まれ、なかなかこう着した展開が破れない状況が続く。
チャンスが少ない展開のまま迎えた後半も同様の流れで進むなか、ウルグアイは打開を図ろうと、バルベルデが個人技での仕掛けで攻撃を形作ったりするが、GKオスピナの牙城を打ち崩すまでに至らず。コロンビアも73分にボッレが右サイドからクロスを上げ、ボックス中央のサパタがヘディングシュートに持ち込むが、GKムスレラにセーブされた。
結局、互いに最後のひと押しが足らず、0-0のままPK戦に突入すると、先行のコロンビアが4人目まで全員成功させ、ウルグアイは2人目のヒメネスに続いて、4人目のビニャもGKオスピナにセーブされ、失敗。PK戦を制したコロンビアが2大会ぶりのベスト4進出を決めた。
ウルグアイ代表 0-0(2PK4) コロンビア代表
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