ブラジルがジェズス退場も4強入り! パラグアイと死闘のペルーはPK戦決着《コパ・アメリカ2021》
2021.07.03 11:45 Sat
コパ・アメリカ準々決勝の1日目が現地時間2日に行われ、ブラジル代表とペルー代表がベスト4入りを決めた。
グループBを首位通過したブラジルはグループAを4位で突破したチリ代表と対戦。序盤から自陣に引かず、ボールの主導権で優位に立ったチリがブラジルに攻め込まれた後も前線のE・バルガスが収めどころとして、チーム全体の押し上げ時間を作るなど、好勝負に持ち込む。しかし、終盤に差し掛かるにつれ、ブラジルがボールの主導権を握り返し始める流れに。ただ、ブラジルも43分にネイマールの繋ぎからジェズスが左足フィニッシュに持ち込んだ場面以外でなかなかゴールに迫れず、少しずつ後ろに重たい時間が増加したチリも集中を切らさない。
それでも、ブラジルは後半の頭からパケタを投入すると、早々に的中する。46分、左サイドからの崩しでフレッジ、カゼミロを経由したボールをボックス中央のパケタがワンタッチで叩くと、ネイマールとのワンツーで最終ラインを突破。右足ボレーを叩き込み、ブラジルが先取する。
サンチェスの負傷でハーフタイム明けからブレレトンを投入した矢先に失点のチリだが、ブラジルは48分にガブリエウ・ジェズスが浮き球を処理しようとしたメナの顔面付近に右足裏をむき出しにしてタックルを仕掛け、一発レッドに。チリは数的優位の状況を生かして、盛り返す。
ブラジル代表 1-0 チリ代表
【ブラジル】
パケタ(後1)
◆互いに引かずの激戦
グループBを2位通過したペルーはグループAを3位で突破したパラグアイ代表と対戦。パラグアイは11分に左CKから相手GKが弾いたボールをゴール前のグスタボ・ゴメスが詰めて先制するが、ペルーも21分にボックス右からの折り返しをラパドゥーラが左足で合わせ、追いつく。
さらに、40分にもスルーパスに反応してボックス左に抜け出したラパドゥーラが左足でゴールを決め、ペルーが勝ち越し。だが、前半終了間際にグスタボ・ゴメスが退場を命じられると、パラグアイも54分に右CKからファーサイドのJ・アロンソが左足でネットを揺らして追いすがる。
それでも、ペルーは80分にバイタルエリア中央のジョトゥンが放った左足シュートが相手DFにディフレクトしてゴール左に決まり、引き離すが、85分にカリージョが退場に。すると、83分から出場のアバロスがボックス左からのクロスのこぼれを押し込み、パラグアイが土壇場で追いついた。
そのまま延長戦にもつれ込み、迎えたPK戦でもペルーの5人目が失敗したことで、3-3のサドンデスに持ち込んだパラグアイだが、6人目が失敗すると、ペルーは成功。パラグアイとの死闘を制したペルーが2大会連続の準決勝進出を果たしている。
ペルー代表 3-3(4PK3) パラグアイ代表
【ペルー】
ラパドゥーラ(前21、前40)
ジョトゥン(後35)
【パラグアイ】
グスタボ・ゴメス(前11)
J・アロンソ(後9)
アバロス(後45
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◆ジェズス退場で苦しむもグループBを首位通過したブラジルはグループAを4位で突破したチリ代表と対戦。序盤から自陣に引かず、ボールの主導権で優位に立ったチリがブラジルに攻め込まれた後も前線のE・バルガスが収めどころとして、チーム全体の押し上げ時間を作るなど、好勝負に持ち込む。しかし、終盤に差し掛かるにつれ、ブラジルがボールの主導権を握り返し始める流れに。ただ、ブラジルも43分にネイマールの繋ぎからジェズスが左足フィニッシュに持ち込んだ場面以外でなかなかゴールに迫れず、少しずつ後ろに重たい時間が増加したチリも集中を切らさない。
サンチェスの負傷でハーフタイム明けからブレレトンを投入した矢先に失点のチリだが、ブラジルは48分にガブリエウ・ジェズスが浮き球を処理しようとしたメナの顔面付近に右足裏をむき出しにしてタックルを仕掛け、一発レッドに。チリは数的優位の状況を生かして、盛り返す。
だが、チリの猛攻はオフサイドの判定でゴールが取り消されるなど、なかなか実を結ばず。チッチ監督の下で新たな武器となるタイトな守りで1点のリードを守り抜いたブラジルが前回大会のファイナルでも相対したペルーが持つ準決勝に駒を進めた。
ブラジル代表 1-0 チリ代表
【ブラジル】
パケタ(後1)
◆互いに引かずの激戦
グループBを2位通過したペルーはグループAを3位で突破したパラグアイ代表と対戦。パラグアイは11分に左CKから相手GKが弾いたボールをゴール前のグスタボ・ゴメスが詰めて先制するが、ペルーも21分にボックス右からの折り返しをラパドゥーラが左足で合わせ、追いつく。
さらに、40分にもスルーパスに反応してボックス左に抜け出したラパドゥーラが左足でゴールを決め、ペルーが勝ち越し。だが、前半終了間際にグスタボ・ゴメスが退場を命じられると、パラグアイも54分に右CKからファーサイドのJ・アロンソが左足でネットを揺らして追いすがる。
それでも、ペルーは80分にバイタルエリア中央のジョトゥンが放った左足シュートが相手DFにディフレクトしてゴール左に決まり、引き離すが、85分にカリージョが退場に。すると、83分から出場のアバロスがボックス左からのクロスのこぼれを押し込み、パラグアイが土壇場で追いついた。
そのまま延長戦にもつれ込み、迎えたPK戦でもペルーの5人目が失敗したことで、3-3のサドンデスに持ち込んだパラグアイだが、6人目が失敗すると、ペルーは成功。パラグアイとの死闘を制したペルーが2大会連続の準決勝進出を果たしている。
ペルー代表 3-3(4PK3) パラグアイ代表
【ペルー】
ラパドゥーラ(前21、前40)
ジョトゥン(後35)
【パラグアイ】
グスタボ・ゴメス(前11)
J・アロンソ(後9)
アバロス(後45
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