職域でのワクチン接種が解禁、選手たちの接種も進む可能性…Jリーグ村井満チェアマン「様々な関係者に働きかけを」
2021.06.21 18:05 Mon
JリーグとNPBは21日、「第34回 新型コロナウイルス対策連絡会議」を実施した。
企業や大学などが自ら医療従事者や会場を確保し、1000人以上の規模で実施することが求められる職域接種。これに関して、Jリーグクラブについては「57クラブがあり、北海道から沖縄まで全国に分散しており、ワクチン接種が都道府県によって進捗度合いが違うために全てクリアしているわけではない」とJリーグの村井満チェアマンはコメント。「いくつかのカテゴリー、責任企業やスポンサーなどがあるところがそういったものを利用して接種してほしい」と語り、クラブの母体となっている企業やスポンサー企業の中で実施する可能性を示唆した。
一方で、市民クラブなどもある状況だが「様々な関係者に働きかけを行っている」とコメント。「地域企業との連携も図っている」とし、「Jリーグから働きかけるものやクラブが主導で行うパターンもある」と色々なパターンで接種が進むようにと語った。
また、NPBの斉藤惇コミッショナーは「NPBは職域の接種はカバーできる体制ができた」とコメント。「球団単体で行うところや機構で大学や医療機関と協力して職域を作ってやるということで、関係者全員が接種できる体制を作っている」と周囲との協力もあって実現するとのことだ。
ワクチン接種で1つ変化が起こりそうなことは濃厚接触者の判定だ。これまでと同様のルールで濃厚接触者を特定すべきかどうかは、ここから議論が行われるという。
専門家チームの座長を務める賀来満夫氏(東北医科薬科大学医学部・感染症学教室特任教授)は「ワクチンを打った方は濃厚接触者の定義にハマるかどうかはこれから議論が行われる」とコメント。「政府や厚労省の議論を見ながら」と、国の判断として、ワクチン接種者の取り扱いがどうなるかを見る必要があるとした。
また、JリーグやNPB独自の濃厚接触者の定義があるが、その点については「濃厚接触者から外せるかを見ていこうと議論がなされた」と語り、対応を考えて行っている途中とのことだ。
選手のみならず、観客もワクチン接種が今後進んでいくことになるが、動員数の変更については国の判断に合わせていくとコメント。1万人、または50%の少ない方という制限が変わるのかにも注目が集まる。
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今回の連絡会議の議題は、緊急事態宣言が解除されたことによるマネジメントの変化について。そして、21日からスタートする職域でのワクチン接種が本格化する中、その対応などについて議論がなされた。これまでは、医療従事者や高齢者に対して優先的に新型コロナウイルスのワクチン接種が進められてきたなか、日本国民の多くがワクチンを早急に接種できるように職域での接種が解禁となる。一方で、市民クラブなどもある状況だが「様々な関係者に働きかけを行っている」とコメント。「地域企業との連携も図っている」とし、「Jリーグから働きかけるものやクラブが主導で行うパターンもある」と色々なパターンで接種が進むようにと語った。
また、時期についても「7月を目処に、オリンピックの中断中に接種が進められればと思っている」と語り、今後1カ月の間に接種が進んでいくことになるとのこと。多くの選手たちが早期にワクチンを接種できるように動いていると語った。
また、NPBの斉藤惇コミッショナーは「NPBは職域の接種はカバーできる体制ができた」とコメント。「球団単体で行うところや機構で大学や医療機関と協力して職域を作ってやるということで、関係者全員が接種できる体制を作っている」と周囲との協力もあって実現するとのことだ。
ワクチン接種で1つ変化が起こりそうなことは濃厚接触者の判定だ。これまでと同様のルールで濃厚接触者を特定すべきかどうかは、ここから議論が行われるという。
専門家チームの座長を務める賀来満夫氏(東北医科薬科大学医学部・感染症学教室特任教授)は「ワクチンを打った方は濃厚接触者の定義にハマるかどうかはこれから議論が行われる」とコメント。「政府や厚労省の議論を見ながら」と、国の判断として、ワクチン接種者の取り扱いがどうなるかを見る必要があるとした。
また、JリーグやNPB独自の濃厚接触者の定義があるが、その点については「濃厚接触者から外せるかを見ていこうと議論がなされた」と語り、対応を考えて行っている途中とのことだ。
選手のみならず、観客もワクチン接種が今後進んでいくことになるが、動員数の変更については国の判断に合わせていくとコメント。1万人、または50%の少ない方という制限が変わるのかにも注目が集まる。
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