地球380周分の発電が可能に? 来季から使用予定のフライブルクの新スタジアム、屋上にはソーラーパネル完備で環境に配慮
2021.06.20 19:30 Sun
フライブルクは2021-22シーズンから新スタジアムへと移転するようだ。ドイツ『キッカー』が伝えている。シュヴァルツヴァルト・シュタディオンを本拠地としているフライブルクだが、元々は2020-21シーズンから新スタジアムへと移転するはずだった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う無観客試合開催の影響もあり、延期となっていた。
建設中の新スタジアムは環境に配慮しており、屋上にはソーラーパネルを完備。また、近隣産業からの廃熱を利用した暖房システムを採用し、芝生を暖めることに使われるようだ。
スタジアムに設置されるソーラーパネルでは年間で約230万kWh(キロワットアワー)の発電が見込まれているとのこと。電気自動車はモデルにより異なるものの、100kmを走行するのに約15kWhを必要としており、スタジアムが1年間に生み出す電力では、地球を380周以上できる計算となる。
フライブルクのオリバー・レキ取締役は、「クラブは長年にわたって持続可能性の問題に取り組んできた」とコメント。また、8月の最初のホームゲームが新しいスタジアムで開催されるように「無事に完了すること」を望んでいると語った。
※記事写真は現在の本拠地シュヴァルツヴァルト・シュタディオン
スタジアムに設置されるソーラーパネルでは年間で約230万kWh(キロワットアワー)の発電が見込まれているとのこと。電気自動車はモデルにより異なるものの、100kmを走行するのに約15kWhを必要としており、スタジアムが1年間に生み出す電力では、地球を380周以上できる計算となる。
フライブルクのオリバー・レキ取締役は、「クラブは長年にわたって持続可能性の問題に取り組んできた」とコメント。また、8月の最初のホームゲームが新しいスタジアムで開催されるように「無事に完了すること」を望んでいると語った。
ただ、現時点で電気とインターネットに関する作業は続いているとのこと。新シーズン開幕までに工事は間に合うだろうか。
※記事写真は現在の本拠地シュヴァルツヴァルト・シュタディオン
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