【コパ・アメリカ2021/グループA展望】本命アルゼンチンを含む3強の上位争いに、パラグアイとボリビアが一騎打ち

2021.06.14 20:00 Mon
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コパ・アメリカ2021のグループステージが6月13日に開幕する。新型コロナウイルスの影響による1年の延期、大会直前にコロンビアの政情不安、アルゼンチンのコロナ第二波への懸念により、2カ国の共催を断念したいわくつきの大会はコロナ感染拡大の真っ只中のブラジルで多くの反対を押し切っての強行開催での幕開けとなる。なお、ここ数回の大会では南米サッカー連盟(CONMEBOL)所属外の国を招待し、4グループ、3グループでのグループステージ開催となっていたが、今大会ではコロナ禍を考慮し、オーストラリアとカタールが参加を辞退したため、CONMEBOL所属10カ国を南部と北部に振り分ける2グループ形式での開催となる。

南部の5チームが所属するグループAではアルゼンチン、ウルグアイ、チリの3強が上位を争い、パラグアイとボリビアが唯一の敗退枠を争う構図が予想される。

◆黄金世代のラストダンスで悲願達成目指す~アルゼンチン~
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最高順位/優勝(14回)
カタールW杯予選戦績/3勝3分け(2位)
監督/リオネル・スカローニ
注目選手/FWリオネル・メッシ(バルセロナ)

1993年大会以来、約30年近く同タイトルから遠ざかっているアルゼンチンは、絶対的エースを含む黄金世代のラストダンスと目される今大会で悲願の優勝を目指す。直近3度の大会で2度の準優勝、3位とあと一歩のところで勝負弱さを露呈している南米屈指の強豪。この間にメッシやFWアグエロ(バルセロナ)、MFディ・マリア(パリ・サンジェルマン)といった黄金世代のタレントが30代中盤に差し掛かっており、代表引退が刻々と近づいている。そのため、来年に控えるカタール・ワールドカップと今大会でタイトルを逃せば、次にタイトルを獲得するのはかなり先になるはずだ。

ただ、インテルの優勝に大きく貢献したFWラウタロ・マルティネスやアタランタの躍進に貢献したDFロメロを除き、若手の台頭がほぼない現スカッドは相変わらずメッシら重鎮におんぶにだっこの状況が続いており、停滞感が漂う。また、直近のW杯予選においては2試合連続追いつかれてのドローと、以前から指摘される守備陣のクオリティ不足が露呈する結果となっている。

そのため、今回の注目選手には絶対的エースのメッシを推さざるを得ないところだ。長らくプレービジョンを共有してきた相棒たちがピッチにいるにも関わらず、代表チームではバルセロナのような輝きを放てずにいるメッシ。それでも、今シーズンのバルセロナではクーマン新監督の下、複数のシステム、これまでと大きく異なるメンバー構成での戦いを経験しており、それが代表チームにおいても少なからずプラスに働くことが期待される。バルセロナの計らいによってリーグ最終戦で休養を与えられるなど、フル稼働したクラブでの戦いから十分な休息も取っており、今大会での爆発に期待したいところだ。

◆安定感抜群もチャンスメークに課題~ウルグアイ~
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最高順位/優勝(15回)
カタールW杯予選戦績/2勝2分け2敗(4位)
監督/オスカル・タバレス
注目選手/FWエディンソン・カバーニ(マンチェスター・ユナイテッド)

2011年以来の優勝を目指すウルグアイは、今グループにおいてアルゼンチンの有力なライバルだ。前回大会ではペルーにPK戦の末に敗れてベスト8での敗退となったが、2018年ロシア・ワールドカップでベスト8に入るなど、依然として南米屈指の実力を持つタバレス率いるチーム。

ただ、前述のアルゼンチンと同様にやや保守的な老将の下で世代交代に苦戦するチームでは、DFアラウホ(バルセロナ)、MFバルベルデ(レアル・マドリー)、MFベンタンクール(ユベントス)とやや守備的なセンターラインに若手が台頭しているものの、アタッカー陣はFWカバーニ、FWルイス・スアレス(アトレティコ・マドリー)の両エースへの依存が顕著となっており、こちらも直近2つの主要大会を逃せば、冬の時代の到来が危惧されるところだ。

今大会に向けてはベンフィカでブレイクの兆しを見せたFWダルウィン・ヌニェスへ大きな期待が集まっていたものの、ヒザの手術を受けたことで大会不参加が決定。そのため、今季終盤戦のユナイテッドで抜群の存在感を発揮したFWエディンソン・カバーニを注目選手に挙げたい。攻守にバランスが取れたウルグアイだが、伝統的にワールドクラスのドリブラーが不在な上、サイドバックやウイングバックに守備的なプレーヤーを起用する傾向があり、攻め手はショートカウンターや2トップのコンビネーションに限定されている。さらに、今季ラ・リーガで21ゴールを挙げてアトレティコの優勝に貢献したスアレスだが、加齢によってプレーエリアがやや狭まっており、チャンスメークの部分では豊富な運動量と利他的なプレーでも貢献できるカバーニの働きが重要となるはずだ。
◆停滞感を払しょくできるか~チリ~
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最高順位/優勝(2回)
カタールW杯予選戦績/1勝3分け2敗(7位)
監督/マルティン・ラサルテ
注目選手/MFエリック・プルガル(フィオレンティーナ)

2大会ぶり3度目の優勝を目指すチリだが、今大会に向けてはプラス材料は乏しい印象だ。智将サンパオリの下で2015年、2016年の大会を連覇する偉業を達成したラ・ロハだが、直近のロシアW杯では屈辱の予選敗退となるなど、大きくチーム力を落としている。直近のカタールW杯予選でもベネズエラ、ボリビア相手に勝ち点を取りこぼすなど、本選圏外の7位に甘んじている。

若手による突き上げの少なさによって現チームの主力はGKブラーボ(ベティス)やFWサンチェス(インテル)、MFビダル(インテル)、MFアランギス(レバークーゼン)と、コパ連覇時とほとんど変わっておらず。ここにラサルテ監督の実績、カリスマ性の欠如が重なり、チームとしての停滞感は否めない。それでも、パラグアイやボリビアとの地力の差を考えれば、グループリーグ突破の可能性は高い。

注目選手はDFマリパン(モナコ)と共に更なる飛躍が期待される中堅のMFエリック・プルガル。ボローニャ、フィオレンティーナとセリエAの舞台で揉まれてきた27歳MFは小兵MFが多いチリにおいて珍しい大型の守備的MFだ。187cmの恵まれた体躯を生かした強度の高い守備に加え、高精度の右足を駆使した長短交えたパスでゲームも組み立てられる“闘えるレジスタ”だ。今大会では新型コロナウイルスに感染したビダルにコンディションの問題があり、アランギスと共に攻守両面でのフル稼働が求められる。

◆堅守速攻を武器に勝ち点重ねられるか~パラグアイ~
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最高順位/優勝(2回)
カタールW杯予選戦績/1勝4分け1敗(6位)
監督/エドゥアルド・ベリッソ
注目選手/DFグスタボ・ゴメス(パウメイラス)

前回大会では王者ブラジルを最も苦しめるグッドルーザーとなったパラグアイは、今大会でまずはグループリーグ突破を目指す。伝統的に堅守速攻のスタイルを得意とするパラグアイは、アルゼンチン人指揮官ベリッソの下でも球際を強調した戦いをみせ、カタールW杯予選ではいずれも無敗のブラジル、アルゼンチンに次ぐ1敗と“負けない戦い”を貫く。失点数はウルグアイと並ぶ3位タイの7失点というまずまずの数字を残しているが、6得点という得点力不足が最多4分けという勝ち切れない結果に繋がっている。

ただ、5枚の交代枠や1チームしか敗退しないという今回のレギュレーションは、パラグアイの堅守速攻のスタイルにとって追い風だ。

攻撃の全権を握るMFアルミロン(ニューカッスル)も重要な選手だが、守備の要であるDFグスタボ・ゴメスに注目したい。かつてミランに在籍した際には粗削りな印象が目立った28歳DFだが、パウメイラス加入以降は持ち味の出足鋭い守備に加え、ポジショニングや判断面に磨きをかけてより総合力の高い守備者に成長。今ではパラグアイの頼れる主将DFとして存在感を高めている。信ぴょう性は定かではないが、現在チェルシーが関心を示しているとの報道もあり、ディフェンスラインの統率者にしてセットプレー時の重要な得点源となる元ミランDFのプレーに注目したい。

◆ホームアドバンテージなしで苦戦必至~ボリビア~
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最高順位/優勝(1回)
カタールW杯予選戦績/1勝2分け3敗(8位)
監督/セサル・ファリアス
注目選手/FWマルセロ・モレノ(クルゼイロ)

前回対戦で3戦全敗で敗退となったボリビアは勝ち点奪取が当面の目標となる。ホーム&アウェイ形式で行われるW杯予選においては海抜3500メートルを越える首都ラパスの絶対的なホームアドバンテージを武器に、幾度も格上を苦しめてきたボリビアだが、アウェイゲームや中立地開催での戦いにおいては相手との地力の差がハッキリと出てしまい、常に厳しい戦いを強いられる。そのため、ブラジル開催となる今大会においてはチーム一丸となった守備で粘り続け、セットプレーやカウンターで一発を狙う苦しい戦いが想定される。

注目選手は歴代最多得点記録保持者(25点)であるエースFWマルセロ・モレノ。国内組や南米の中堅国でプレーする選手が多い中、33歳のベテランストライカーは過去にシャフタール、ブレーメン、フラメンゴといった名門を渡り歩き、現在は2部に降格したとはいえブラジル屈指の名門として知られるクルゼイロでプレーするスタープレーヤーだ。187cmの恵まれた体躯に加え、決定力に長けた生粋のストライカーは、堅守速攻を徹底するチームにおいて得点を約束してくれる唯一のプレーヤーと言える。

【試合日程】
◆第1節
▽6/15(火)
《06:00》
アルゼンチン vs チリ
《09:00》
パラグアイ vs ボリビア

◆第2節
▽6/19(土)
《06:00》
チリ vs ボリビア
《09:00》
アルゼンチン vs ウルグアイ

◆第3節
▽6/23(水)
《06:00》
ポルトガル vs フランス
《09:00》
アルゼンチン vs パラグアイ

◆第4節
▽6/25(金)
《06:00》
ボリビア vs ウルグアイ
《09:00》
チリ vs パラグアイ

◆第5節
▽6/29(火)
《09:00》
ボリビア vs アルゼンチン
ウルグアイ vs パラグアイ
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エゴと献身性の相反する能力を持ち合わせたアフリカ最高のストライカー、サミュエル・エトー

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“笑顔”が似合う稀代の天才、記録以上に記憶に残るロナウジーニョ

サッカー界にはこれまでも数々の天才と呼ばれる選手は存在した。 大半はその国を代表する選手であり、引退後もレジェンドとして大きく扱われ、事あるごとに駆り出されることが多い。もちろん、タイトルも獲得し、名実ともに世界的に名の知れた選手たちだ。 テクニックのある選手、多くのゴールを決めた選手、タイトルを数多く獲った選手など様々。中には、スタジアムや大会に名を残す人もいる。 数いる天才の中、最もサッカーを楽しみ、最も楽しませてくれた男と言っても過言ではないのがロナウジーニョだ。 <span class="paragraph-title">◆“笑顔”が似合う天才</span> ロナウジーニョの名前を聞いてまず最初に思い浮かべるのは何か。素晴らしいテクニック、あっと驚くパフォーマンス…どれも間違ってはいないが、やはりあの“笑顔”だろう。 ロナウジーニョ以上にタイトルを獲った選手も、ロナウジーニョ以上に功績を残した選手も多くいる中、あの笑顔でプレーを続けた選手はいない。誰よりもサッカーを楽しみ、それがどんな場面であっても崩れることはない。まるで遊んでいるかのようなプレースタイルは、一気にファンを虜にした。 その笑顔には歴代のレジェンドたちも称賛の言葉を残しておりミシェル・プラティニ氏は「あの笑顔でみんなを引きつける」と評価すると、最大のライバルであるアルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏も「楽しそうにプレーし、その喜びをピッチにもたらしている」と称賛したほどだ。 そのロナウジーニョはブラジルのグレミオでキャリアをスタート。2001年にパリ・サンジェルマン(PSG)に引き抜かれヨーロッパへと渡る。 当時のPSGは今のクラブとは違い、多くの資金をバックに選手を獲得していたわけではなかった。それでも、その才能には多くのクラブが注目しており、アーセナルもPSGより前に目をつけていた。しかし、イギリスの労働許可証が取得できずに断念していた過去もある。 自身初のヨーロッパ挑戦となったロナウジーニョ。テクニックの高さはあるものの、激しいプレースタイルのフランスで当初は苦しむ。 しかし、徐々にサッカーに慣れると、得点を奪うようになる一方で、ブラジル人に有りがちなピッチ外での問題で監督との仲も怪しくなった。 <span class="paragraph-title">◆キャリアを変えたバルセロナへの移籍</span> 2003-04シーズンにバルセロナへと加入したロナウジーニョ。この移籍がキャリアを大きく変えることとなる。 バルセロナが当初狙っていたのはマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFデイビッド・ベッカムだったが、宿敵レアル・マドリーへの移籍が決定してしまう。そこで、バルセロナはユナイテッドが狙っていたロナウジーニョに手を出し、獲得に成功する。 バルセロナ加入当初もケガなどで苦しんだロナウジーニョだが、ここでも慣れると才能を発揮。高いテクニックを生かしたプレーや、緩急をつけたドリブル、ボディフェイントを駆使した突破など、対峙するディフェンダーを翻弄させ続けた。 現在バルセロナのエースであるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのキャリアスタート時にも共にプレー。メッシの凄さは説明するまでもないが、そのメッシを上回るほどの存在感を見せていたのはロナウジーニョだった。 バルセロナではラ・リーガで2度、チャンピオンズリーグで1度と数多くのタイトルを獲得したわけではない。しかし、印象に残るプレー、印象に残るゴールは数々残しており、バルセロナで大きな成功を収めている印象が強いはずだ。 その後はミランやフラメンゴ、アトレチコ・ミネイロ、ケレタロ、フルミネンセと渡り歩き、現役を引退している。 <span class="paragraph-title">◆記録よりも記憶に残る天才</span> ロナウジーニョのプレーは、挙げればキリがないほど記憶に残るスペクタクルなプレーが数多くある。 輝かしいキャリアとなったバルセロナでは、初ゴールが何よりも衝撃だった。 2003年9月3日のラ・リーガ第2節セビージャ戦。バルセロナ1点ビハインドの0-1で迎えた58分、GKビクトール・バルデスが左サイドのロナウジーニョに展開すると、ボールを受けたロナウジーニョはドリブルを開始。まずは相手MFホセ・ルイス・マルティを簡単にかわすと、追いかけてきたMFハビエル・カスケーロもフェイントでいなす。そして、スピードに乗ったロナウジーニョはゴールまでおよそ27mの位置から右足を一閃。矢のようなシュートは、相手GKアントニオ・ナタリオの手をかすめ、クロスバーを直撃してゴールに吸い込まれた。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJrWGVOMUc3NCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> これが、ロナジウジーニョ伝説のスタートとなるラ・リーガ初ゴール。いきなり見せつけた格好となった。 数々のドリブルスキルで翻弄されたDFもたくさんおり、多くの相手が止めるのに苦労したロナウジーニョ。本人はその試合中にも笑顔を絶やさず、常に楽しそうにプレーを続けていた。 その姿はありえない相手からの称賛を受けることにもつながる。 <span class="paragraph-title">◆ベルナベウでのスタンディングオベーション</span> それが起こったのは、2005-06シーズンの11月に行われた、レアル・マドリーとの“エル・クラシコ”だ。 前年の2004-05シーズンにはFIFA最優秀選手賞を受賞したロナウジーニョ。シーズン最初の“エル・クラシコ”で圧巻プレーを見せる。 リオネル・メッシのゴールで先制したバルセロナ。59分にロナウジーニョがまずは見せる。 ハーフウェイライン付近の左サイドからドリブルを開始したロナウジーニョは、対峙したDFセルヒオ・ラモスを簡単にかわして侵攻。そのままボックスに入り込むと、立ちはだかったDFイバン・エルゲラに対し全くスピードを落とすことなく、上半身のボディフェイントだけで何事もなかったようにエルゲラをかわしてシュート。ロベルト・カルロスが必死にブロックするも、間に合わずにゴールを奪う。 さらに、77分には、スペースがある中でロナウジーニョがパスを受けると、一気にスピードを上げてドリブル開始。再び対峙したDFセルヒオ・ラモスをあっさりかわすと、ボックス内左から冷静にシュート。2点目を奪ってみせたのだ。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJQZkNxdVk5YiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 圧巻の個人技で2発。若き日のセルヒオ・ラモスをいとも簡単にかわしてゴールを奪ったロナウジーニョに対し、サンティアゴ・ベルナベウに詰め掛けた8万7000人もの観客は、スタンディングオベーションでそのパフォーマンスを称えた。 永遠のライバルであるレアル・マドリーのファンにまでも、拍手をさせたロナウジーニョのプレーはこの世のものとは思えないと言えるだろう。 <span class="paragraph-title">◆ロナウジーニョらしさが凝縮した一撃</span> チームが敗れてもなおインパクトを残しているシーンもある。それがバルセロナ2シーズン目。2004-05シーズンのチャンピオンズリーグ ラウンド16のチェルシー戦でのゴールだ。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJHOHVITjdkSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2005年3月8日に行われた試合。ホームでの1stレグで2-1と先勝していたバルセロナは、準々決勝進出に向けて敵地で対戦。しかし、開始19分でまさかの3失点という衝撃の展開となる。 逆転を許しているバルセロナだったが、ロナウジーニョはPKを決めて1点差とすると、39分に衝撃のゴールを決めた。 前線にロングボールが送られるもジョン・テリーがクリア。しかし、これを拾ったアンドレス・イニエスタが横パスを出すと、ペナルティアークでロナウジーニョがパスを受ける。 すると、リカルド・カルバーリョが立ちはだかるも、ロナウジーニョは左、右とキックフェイント。動じないカルバーリョだったが、一瞬の隙を突いたロナウジーニョは突然トゥキック。狭いコースを抜けたシュートはゴール左隅に吸い込まれた。 チェルシーの守護神であり、世界でも指折りのGKだったペトル・チェフも全く反応できない完璧なゴール。まるで時を止めたかのようなシュートはロナウジーニョを語る上で外せないゴールだ。なお、試合はチェルシーが追加点を奪い、バルセロナは敗退。しかし、ロナウジーニョのゴールの衝撃が強すぎる試合となっている。 記録以上に記憶に残る数々のプレーを見せてきたロナウジーニョ。引退後は何かとお騒がせなイメージもあるが、その時でも“笑顔”は忘れない。いつだって楽しむことを忘れない稀代の天才は、この先どんな凄い選手が現れようとも、その存在が薄れることはないだろう。 <div id="cws_ad"><hr>パリ・サンジェルマンやバルセロナ、ミランなどのクラブチームで活躍し、ブラジル代表としてもワールドカップを制したロナウジーニョが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せた誰もを魅了するスーパープレーが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/f7dd12&c=sega_20210715_2" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210715.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.07.19 11:40 Mon
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【ユーロ2020/グループF総括】3強勝ち抜けもハンガリー奮闘で“死の組”に相応しい大混戦に

ユーロ2020のグループステージが6月23日に終了した。前大会王者、世界王者、ドイツの強豪3チームが同居したグループFは“死の組”という前評判通りの大混戦に。その中で唯一無敗のフランスが首位通過し、ドイツとポルトガルも共に決勝トーナメント進出。一方、敗退となったハンガリーだったが、強豪相手に大奮闘を見せてかき回し役を見事に完遂した。 ■順位表■ 1.フランス(勝ち点5) 2.ドイツ(勝ち点4) 3.ポルトガル(勝ち点4) 4.ハンガリー(勝ち点2) ■試合結果■ ▽第1節 ハンガリー 0-3 ポルトガル フランス 1-0 ドイツ ▽第2節 ハンガリー 1-1 フランス ポルトガル 2-4 ドイツ ▽第3節 ポルトガル 2-2 フランス ドイツ 2-2 ハンガリー ◆攻守に課題残すも貫録の首位通過~フランス~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210624_102_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ベルギーらと並んで今大会の優勝候補筆頭に挙がるフランスは、攻守に課題残すも1勝2分けの無敗で首位通過を決めた。試金石となったドイツとの初戦では決勝点こそオウンゴールも、持ち味の堅守速攻を武器に多くの決定機を創出した上、相手の攻撃陣を危なげなく封じた。だが、第2節ではハンガリー相手に攻撃が停滞し、不用意な形で失点を喫するなど、消化不良のドローに。最終節ではポルトガル相手にPK2本で追いつかれるも、ここまで結果が出ていなかったFWベンゼマに2ゴールが生まれるなど最低限のドローに持ち込み、首位通過を果たした。 MFカンテとMFポグバのゴールデンコンビの安定感に加え、FWムバッペ、ベンゼマ、FWグリーズマンのトリデンテの連携にも磨きがかかっており、今後はしり上がりに調子を上げていくことが期待される。その一方で、DFリュカとDFディーニュの左サイドバック2人を中心に数人の負傷者が出ているところは懸念材料だ。ただ、ラウンド16の対戦相手はグループA3位通過のスイスとやや力が劣る相手だけに徐々にかみ合い始めた攻撃陣を軸に押し切りたい。 ◆守備改善急務も前大会王者振り切る~ドイツ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210624_102_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 最終節の残り20分まで敗退危機に陥っていた中、不屈のゲルマン魂を見せて最低限の目標であるグループリーグ突破を決めた。フランスとの初戦ではボールを持たされた際、崩しの局面でのアイデア、パワーに欠けた上、MFキミッヒの右ウイングバック起用などに注文が付いたが、第2戦では指揮官の良い意味での頑固さが大勝をもたらす結果に。ポルトガル戦ではキミッヒとMFゴセンズの両ウイングバックに高い位置を取らせてサイドバックの守備に難がある相手を力業でねじ伏せて4-2の大勝を飾った。 ただ、この大勝で波に乗るかに思われた最終節ではハンガリーの攻守両面に渡るハードワークに屈し、2度のリードを許す窮地に追いやられた。それでも、リスクを冒した攻めからMFハヴァーツ、MFゴレツカのゴールでドローに持ち込み、直接対決で勝利している前回王者を振り切っての2位通過を決めた。ラウンド16ではグループDを首位通過したイングランドとの対戦が決まっており、快足を揃える相手の攻撃陣に対して、グループリーグを通じて問題となっているDFフンメルスのアジリティ不足など守備面の修正を施したい。 ◆エース躍動も指揮官采配に疑問符~ポルトガル~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210624_102_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 大会連覇を目指すポルトガルだが、奇しくも前大会と同じ3位で決勝トーナメントに進出することになった。ハンガリーとの初戦では苦しみながらも試合終盤の3ゴールによって快勝スタートを飾ったが、第2節ではドイツに屈辱の2-4で大敗。最終節ではフランス相手に2-2のドローに持ち込んだが、結果内容共に大きな課題を残すグループリーグの戦いとなった。 エースのFWクリスティアーノ・ロナウドが3試合連続を含む最多5ゴールと抜群の存在感を放った一方、気がかりはフェルナンド・サントス監督の采配だ。MFダニーロとMFウィリアム・カルヴァーリョと配球力と機動力に欠ける2選手の併用にこだわり、2戦目ではドイツの5枚の攻撃陣に対して完全にウィークとなっていた4バックにテコ入れを行わず、チームを苦境に陥れていた。その采配の影響か、MFブルーノ・フェルナンデスがなかなか存在感を放てず、持ち味だった守備のソリッドさも欠いている印象だ。そういった中、ラウンド16ではグループBを首位通過した優勝候補ベルギーとの対戦が決定。[3-4-2-1]を採用する相手はドイツの戦い方を参考としてくるだけに、指揮官の修正力が勝敗のカギを握りそうだ。 ◆未勝利も大善戦~ハンガリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210624_102_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 組み合わせが決定した時点では勝ち点の草刈り場になると思われたハンガリーだったが、強豪相手に2つの引き分けに持ち込む大善戦を見せた。ポルトガルとの初戦では80分までほぼ互角の戦いに持ち込むも、試合終盤の連続失点で0-3の完敗。この敗戦によって大きく崩れるかに思われたが、満員のサポーターの後押しを受けた世界王者との一戦では攻守両面で素晴らしいハードワークを披露し、堂々たるドローゲームを演じた。さらに、最終節では主砲FWアダム・サライのゴールなどで強豪ドイツをあと一歩のところまで追い詰めた。結果的にはベスト16進出を果たした前大会及ばずも、チームとしての成長を感じさせる戦いぶりだった。 2021.06.26 12:30 Sat
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【ユーロ2020/グループE総括】スウェーデンが不振スペインを押し退けて首位通過

ユーロ2020のグループステージが6月23日に終了した。スペインの首位通過有力と見なされていたグループEだが、その本命の不振を受けてスウェーデンが首位通過を決めた。深刻な得点力不足に喘いだスペインも最終節の大勝によって2位通過となった。一方で、スロバキアとポーランドは無念のグループリーグ敗退となった。 ■順位表■ 1.スウェーデン(勝ち点7) 2.スペイン(勝ち点5) 3.スロバキア(勝ち点3) 4.ポーランド(勝ち点1) ■試合結果■ ▽第1節 ポーランド 1-2 スロバキア スペイン 0-0 スウェーデン ▽第2節 スウェーデン 1-0 スロバキア スペイン 1-1 ポーランド ▽第3節 スロバキア 0-5 スペイン スウェーデン 3-2 ポーランド ◆堅守ベースに攻撃も活性化~スウェーデン~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210624_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 下馬評では3番手評価も、見事首位で4大会ぶりの決勝トーナメント進出を果たした。大会前にFWイブラヒモビッチの不参加が決定した上、MFクルゼフスキとMFスベンベリの2選手が新型コロナウイルス感染によって序盤戦を欠場する苦境に立たされたアンデション率いるチーム。しかし、ロシア・ワールドカップで機能した堅守速攻の原点に立ち返ったチームは、2勝1分けの無敗で首位通過を決めた。スペインとの初戦をGKオルセン、DFリンデロフを中心とした堅守でゴールレスドローに持ち込むと、第2戦ではMFフォルスベリのPKによるゴールを守り切ってスロバキアに1-0の勝利。すでに突破を決めていた最終節ではポーランド相手に今大会初失点を喫したが、課題の攻撃陣が3ゴールを奪って決勝トーナメントに弾みを付ける劇的な勝利を飾った。 スペインを封じ込めた堅守をベースに、圧巻の個の打開力を見せたFWイサク、チーム最多の3ゴールを挙げたフォルスベリがけん引する攻撃ではポーランド戦でようやく初出場を飾ったクルゼフスキが持ち味の突破力を早速披露し、厚みを加えている。ラウンド16の対戦相手はグループCを3位通過したウクライナという、比較的与しやすい相手となっており、更なる躍進が期待されるところだ。 ◆ボールは握れど、攻撃に怖さなし~スペイン~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210624_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> グループ大本命と目されたスペインだったが、最終節でようやく初勝利を挙げての薄氷の2位突破となった。大会直前に主将MFブスケッツの新型コロナウイルス感染の影響により、直前のテストマッチを回避するなど、混乱に見舞われたラ・ロハ。初戦のスウェーデン戦は圧倒的にボールを握りながらも相手の堅守をこじ開けられなかったが、この一戦に関してはGKオルセンの再三の好守や調整の問題というエクスキューズがあった。 だが、問題は2戦目のポーランド戦でFWモラタやFWジェラール・モレノの決定力不足に加え、相手の守備ブロックに対してなかなか仕掛けのパスが入らず、個で局面を打開できる選手の不在を含め、多くの課題を露呈しての1-1のドローに終わった。最終節のスロバキア戦ではブスケッツの復帰に加え、相手のミスによって序盤にゴールを奪えたことで、MFサラビア、FWフェラン・トーレスらのゴールなどによって5-0の大勝を飾ったが、お世辞にも優勝候補とは言えない低調なグループステージとなった。グループDを2位通過したクロアチアと対峙するラウンド16では、多くの批判を浴びたモラタらアタッカー陣の奮起に加え、MFペドリやMFダニ・オルモといった若きタレントの覚醒が求められる。 ◆1勝も得失点差に泣く~スロバキア~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210624_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> グループ4番手の評価を覆して3位フィニッシュとなったスロバキアだったが、最終節での大敗が響き得失点差によってグループリーグ敗退となった。ポーランドとの初戦では相手GKシュチェスニーのオウンゴールやMFクリホヴィアクの退場と相手の自滅に助けられて白星スタートを飾った。また、2節のスウェーデン戦でも守備的な戦いで勝ち点1に近づいたが、最終的に0-1で競り負けた。そして、最終節では守護神ドゥブラフカに痛恨ミスが出るなど守備が崩壊し、0-5の屈辱的な大敗となった。DFシュクリニアルなど守備陣の奮闘は目立ったものの、初戦を除き攻撃陣はほとんど決定機を作り出せず、今後に向けてはストライカーを中心にアタッカーの台頭が求められるところだ。 ◆エース存在感示すも未勝利~ポーランド~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210624_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 下馬評ではスペインと共に突破の本命だったポーランドだったが、最終的に未勝利で大会を去ることになった。バイエルンでの自身初のゴールデンシュー(欧州得点王)の肩書を引っ提げて臨んだFWレヴァンドフスキはスペイン戦で1ゴール、スウェーデン戦で2ゴールとさすがの存在感を発揮したが、チームは3戦6失点と守備面で苦戦を強いられた。ただ、大会最年少デビューを飾った17歳MFコズウォフスキ、MFジエリンスキに加え、ケガで大会欠場となったFWミリクらが順調に成長すれば、カタール・ワールドカップでの巻き返しが期待できるはずだ。 2021.06.26 12:00 Sat
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【ユーロ2020/グループD総括】下馬評通りイングランドが首位突破!クロアチアとチェコも決勝Tへ

ユーロ2020のグループステージが6月23日に終了した。グループDは下馬評通りの順当な結果となった。大本命のイングランドが2勝1分け無敗で堂々の首位通過を果たし、クロアチアとチェコはほとんど同じ成績となったが、共に白星を挙げたスコットランド戦のスコア差でクロアチアが2位でグループ突破。しかし、3位となったチェコも成績上位4チームに入って16強入り。スコットランドは唯一イングランドに善戦も、未勝利で大会を去ることになった。 ■順位表■ 1.イングランド(勝ち点7) 2.クロアチア (勝ち点4)※得失点3 3.チェコ(勝ち点4)※得失点2 4.スコットランド(勝ち点1) ■試合結果■ ▽第1節 イングランド 1-0 クロアチア スコットランド 0-2 チェコ ▽第2節 クロアチア 1-1 チェコ イングランド 0-0 スコットランド ▽第3節 クロアチア 3-1 スコットランド チェコ 0-1 イングランド ◆攻撃陣不発も堅実な戦いで次なるステップへ~イングランド~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210625_100_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 開幕前は優勝候補の一角と目されながらも、グループステージから苦戦が続いたイングランド。世界最高峰のプレミアリーグで活躍する猛者たち顔を揃え、予選の様な圧倒っぷりを期待したが、大舞台に弱い傾向が今回も見られ、初戦のクロアチア戦から攻撃面でやや不安の残る結果に。 続くスコットランド戦でも、個々の能力に対し連携が伴わずチグハグな攻撃に終止。逆に宿敵相手に何度も決定機を作られ、あわや歴史的勝利を献上かという試合内容に。そして最終節のチェコ戦も主導権を握りながらも1ゴールにとどまり、グループステージは予選に37得点を挙げた攻撃陣が鳴りを潜める、わずか2得点という冴えない結果だった。 とはいえ、クロアチア戦のトリッピアーの左サイドバック起用など、守備戦術にこだわりを持つサウスゲイト監督の下、3試合で見事クリーンシート。派手さはなかったものの、堅実な戦いで次のステップへ歩を進めた。 ◆躍進の鍵はやはりモドリッチ~クロアチア~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210625_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初戦でグループD本命のイングランドに敗れ、難しいスタートとなったクロアチア。2戦目のチェコ戦も、ラキティッチやマンジュキッチといった個で試合を作れた柱となる選手がチームから去ったことで、準優勝した2018年のワールドカップほどの創造性が欠けていた印象だ。 それでも、グループ突破のかかった最終節のスコットランド戦は攻撃を一手に担う主将モドリッチが躍動。先制点の起点となったパスに始まり、同点の中で沈めたアウトサイドを巧みに操ったゴラッソ、そして試合を決定づける3点目をアシストするなど全得点に絡む活躍で、2大会連続の決勝トーナメント進出に導いた。 ◆守護神躍動でベスト16滑り込み~チェコ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210625_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 同グループではイングランドに並ぶ最多10度目の出場となったチェコは、開幕直前にGKパブレンカの負傷離脱に見舞われた中、その無念を背負う守護神ヴァツリークがまさに神懸かったセービングでチームを救い続けた。初戦のスコットランド戦では、相手のロバートソンのミドルシュートを片手でわずかにコースを変えて枠の外に書き出すと、後半にも2度のピンチを凌いで無失点に貢献。一方、攻撃では大会ベストゴール候補に挙げられるシックの超ロングシュートが決まるなど、初戦から見どころの多い試合に。 2戦目以降もこの勢いのまま押し切りたかったが、クロアチア戦はシックのPKで先制しながらもドローに持ち込まれ、最終節のイングランド戦はほとんど主導権を握られたまま敗戦。攻撃面でなかなか決定的な役者が現れず得点に苦労したが、先述のように成績上位4チームに入ったことで、ベスト16へ2大会ぶりに駒を進めている。 ◆6大会ぶり出場も史上初のGS突破ならず~スコットランド~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210625_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 6大会ぶりのユーロはほろ苦い結果に。予選ではグループ突破とはならず、ネーションズリーグの成績からプレーオフに回り、イスラエルとセルビアを下して3度目の本大会出場を果たしたスコットランド。下馬評では最下位が大方の予想ではあったが、プレミアリーグで実績を残している実力者も擁していることから、ダークホース的な立ち回りも期待されていた。 しかしながら結果は1分け2敗。イングランドに唯一渡り合えたポイントは評価すべきだが、普段以上にモチベーションが高められる特別な相手だったことも事実。主将を務めたロバートソンは「この国のキャプテンであることを誇りに思う」と胸を張ったが、史上初のグループ突破は今回も叶わなかった。 2021.06.25 19:00 Fri
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