「危険なのは監督」と語ったタジキスタン指揮官、若手中心で臨む日本戦に「興味深い試合となるだろう」

6日、タジキスタン代表のウスモン・トシェフ監督が7日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表戦に向けた前日会見に出席した。

タジキスタン代表はここまでの2次予選で3勝1分け2敗で勝ち点10の2位に位置。2023年のアジアカップ出場に向けて残り2試合が大事になってくる状況だ。

日本とはホームで2019年10月に対戦し、0-3で敗戦。リベンジも含めてこの試合に臨んでくる。
今年に入っては5試合を戦っており、5月にはイラク代表(0-0)、タイ代表(2-2)と引き分けて日本戦に臨むこととなる。

ウスモン・トシェフ監督は前日会見で、日本戦についてコメント。若い選手を揃えたといい、重要な戦いになると語った。「明日の試合は非常に興味深い試合になると思う。何が興味深いかというと、高いレベルのサッカーをお見せしたいと思っているからだ」

ー日本戦に向けて良い試合をしてきているが、チームの仕上がりは

「まず親善試合と公式戦というのはあまりにも違いがある。親善試合はプレッシャーがなく、気楽にプレーができる。我々にとって大事なのはこれからの全ての試合となる」

「今後の代表の試合に向けてたくさんの親善試合を行っており、多くを学んだ。今回の代表は非常に若い。2、3人は若くない選手もいるが、若い選手を揃えたという意味でも、明日の試合は大変興味深い試合となるだろう」

ー2年前の代表チームとはかなりメンバーが違うと思う。2019年のU-17W杯でプレーした選手も多い。タジキスタンとしての成長は

「U-17、U-19でプレーした選手が多く入っている。ただ、若くても非常に精神力が強いので、全く問題ないと思う」

「明日の試合は我々は賢く、クレバーな試合をしなければいけない。日本の選手たちは経験が豊富で、ずる賢い面も含めてクレバーな試合をしたいと思う」

「我々にとって非常に意味のある試合になると思いる」

ー日本の選手で注意している選手は

「日本の選手は全員有名だ。危険なのは監督だ(笑)」

ー2次予選の残りの試合はどう捉えているか。アジアカップに行けるチャンスがあるはずだが

「今の2次予選は、全てのこれからの試合が大事だ。明日の試合、15日のミャンマー戦があるがどちらも極めて大事だ。それによって次のステップに行けるかが決まる」

「我々はしっかり準備をして、我々のサッカーをプレーする。それが必要になると思う。理論的になるが、まだ2位で通過できるチャンスがあると思っている」