【ブンデス第31節プレビュー】勝利でバイエルンの9連覇決定へ、ヴォルフスvsドルトのCL出場権争い
2021.04.23 18:00 Fri
ミッドウィークに行われた前節、首位バイエルンがレバークーゼンに勝利した一方、ライプツィヒがケルンに敗れたため、勝ち点差が10に拡大。今節、バイエルンが勝利した時点で前人未踏のブンデス9連覇が決まることになった。そして前節、名門シャルケが30年ぶりに2部へ降格することが決まった。迎える第31節、首位バイエルン(勝ち点71)は13位マインツ(勝ち点31)とのアウェイ戦に臨む。
バイエルンは前節、レバークーゼンに2-0と快勝。前半13分までに2ゴールを決め、そのまま勝ち切った。ライプツィヒが自滅で勝ち点を取りこぼす中、着実に勝利を重ねて気づけば独走状態となった。2位ライプツィヒが敗れても優勝が決まるバイエルンだが、残留を争うマインツ相手に気持ち良く勝利して優勝を決められるか。
優勝争いが決する中、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでは4位フランクフルト(勝ち点56)が6位レバークーゼン(勝ち点47)とのアウェイ戦に臨む。フランクフルトは前節、MF鎌田のアシストもあってアウグスブルクに快勝。ボルシアMG戦の惨敗を払拭する勝利を手にした。良い形で勝利を手にした中、ヨーロッパリーグ出場権争いを展開しているレバークーゼンを下してCL圏内をキープできるか。
そして今節は3位ヴォルフスブルク(勝ち点57)vs5位ドルトムント(勝ち点52)の上位対決が開催される。ヴォルフスブルクは前節、シュツットガルトとの打ち合いを制して3-1で勝利。3位をキープした中、ここでドルトムントを叩けば、ほぼ来季のCL出場が決まるだけに是が非でもモノにしたい一戦となる。
一方、ドルトムントは前節ウニオン・ベルリンに快勝。MFサンチョが負傷から復帰し、シーズン最終盤に向けて心強い戦力が戻ってきた中、CL出場権獲得を懸けたこの上位対決を制すことができるか。
一方、泥沼の6連敗となっているブレーメンは昨季に続き、残留争いに巻き込まれ始めている。前節は出番のなかった大迫だが、出場機会があれば遠藤同様に貪欲にゴールを狙って欲しいところだ。
主力不在が響き、3連敗となった10位シュツットガルト(勝ち点39)は、2位ライプツィヒ(勝ち点61)とのアウェイ戦に臨む。欧州カップ戦出場が厳しくなったシュツットガルトと、優勝の可能性がほぼ潰えたライプツィヒの一戦となるが、どちらが勝利への意欲を示せるか。
最後に前節シャルケ戦を制した15位ビーレフェルト(勝ち点30)はボルシアMGとのアウェイ戦に臨む。シャルケ戦では3トップの右で先発となった堂安は積極的にシュートを放ち攻撃面で存在感を示した。奥川に関しては守備面で奮闘して勝利に貢献と、自身の役割を果たしている両者だが、強豪相手に勝ち点をもぎ取って残留安全圏へ浮上できるか。
◆ブンデスリーガ第31節
▽4/23(金)
《27:30》
アウグスブルクvsケルン
▽4/24(土)
《22:30》
ヴォルフスブルクvsドルトムント
フライブルクvsホッフェンハイム
マインツvsバイエルン
ウニオン・ベルリンvsブレーメン
《25:30》
レバークーゼンvsフランクフルト
▽4/25(日)
《22:30》
ライプツィヒvsシュツットガルト
《25:00》
ボルシアMGvsビーレフェルト
▽延期
シャルケvsヘルタ・ベルリン
バイエルンは前節、レバークーゼンに2-0と快勝。前半13分までに2ゴールを決め、そのまま勝ち切った。ライプツィヒが自滅で勝ち点を取りこぼす中、着実に勝利を重ねて気づけば独走状態となった。2位ライプツィヒが敗れても優勝が決まるバイエルンだが、残留を争うマインツ相手に気持ち良く勝利して優勝を決められるか。
優勝争いが決する中、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでは4位フランクフルト(勝ち点56)が6位レバークーゼン(勝ち点47)とのアウェイ戦に臨む。フランクフルトは前節、MF鎌田のアシストもあってアウグスブルクに快勝。ボルシアMG戦の惨敗を払拭する勝利を手にした。良い形で勝利を手にした中、ヨーロッパリーグ出場権争いを展開しているレバークーゼンを下してCL圏内をキープできるか。
一方、ドルトムントは前節ウニオン・ベルリンに快勝。MFサンチョが負傷から復帰し、シーズン最終盤に向けて心強い戦力が戻ってきた中、CL出場権獲得を懸けたこの上位対決を制すことができるか。
今節はME遠藤渓太の8位ウニオン・ベルリン(勝ち点43)vsFW大迫の14位ブレーメン(勝ち点30)による日本人対決が組まれている。ドルトムントに力負けとなったウニオンだが、EL出場圏内(DFBポカールでドルトムントが優勝の場合)の7位ボルシアMGとは同勝ち点で並んでおり、まだまだ欧州カップ戦出場が狙える状況だ。ドルトムント戦で先発し、積極的にシュートを狙っていた遠藤としては引き続きゴールへの意欲を見せてもらいたい。
一方、泥沼の6連敗となっているブレーメンは昨季に続き、残留争いに巻き込まれ始めている。前節は出番のなかった大迫だが、出場機会があれば遠藤同様に貪欲にゴールを狙って欲しいところだ。
主力不在が響き、3連敗となった10位シュツットガルト(勝ち点39)は、2位ライプツィヒ(勝ち点61)とのアウェイ戦に臨む。欧州カップ戦出場が厳しくなったシュツットガルトと、優勝の可能性がほぼ潰えたライプツィヒの一戦となるが、どちらが勝利への意欲を示せるか。
最後に前節シャルケ戦を制した15位ビーレフェルト(勝ち点30)はボルシアMGとのアウェイ戦に臨む。シャルケ戦では3トップの右で先発となった堂安は積極的にシュートを放ち攻撃面で存在感を示した。奥川に関しては守備面で奮闘して勝利に貢献と、自身の役割を果たしている両者だが、強豪相手に勝ち点をもぎ取って残留安全圏へ浮上できるか。
◆ブンデスリーガ第31節
▽4/23(金)
《27:30》
アウグスブルクvsケルン
▽4/24(土)
《22:30》
ヴォルフスブルクvsドルトムント
フライブルクvsホッフェンハイム
マインツvsバイエルン
ウニオン・ベルリンvsブレーメン
《25:30》
レバークーゼンvsフランクフルト
▽4/25(日)
《22:30》
ライプツィヒvsシュツットガルト
《25:00》
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