フンテラールが引退撤回か…現役続行の可能性に「誰にもわからないこと」
2021.04.09 18:28 Fri
今季限りの引退を表明しているシャルケ所属の元オランダ代表FWクラース=ヤン・フンテラール(37)だが、現役続行の可能性を否定しなかった。ドイツ『キッカー』が伝えている。
37歳という年齢ながらアヤックスでプレーを続け、昨年12月に今季限りでの現役引退を明言したフンテラール。降格危機に瀕する古巣のシャルケを救おうと、今年1月に電撃復帰した。
しかし、奇跡の残留を目指すシャルケはフンテラール加入後も劇的な変化なく、ブンデスリーガ27試合を消化した現段階で残留プレーオフに回る16位と13ポイント差の最下位。降格が濃厚だ。
このままいけば、シャルケの降格を見届ける形で、現役生活に終止符を打つことになるフンテラールだが、引退撤回の可能性があるようだ。7日のトレーニング後、来季についての質問に応じた。
「アヤックスにいるときに引退の話をしたが、今は現状のことしか頭にない」と残留に向け、決意のコメント。その一方で、来季もシャルケでプレーを続ける可能性を尋ねられると、「誰にもわからないことだ」とあらゆる可能性を排除しなかった。
37歳という年齢ながらアヤックスでプレーを続け、昨年12月に今季限りでの現役引退を明言したフンテラール。降格危機に瀕する古巣のシャルケを救おうと、今年1月に電撃復帰した。
しかし、奇跡の残留を目指すシャルケはフンテラール加入後も劇的な変化なく、ブンデスリーガ27試合を消化した現段階で残留プレーオフに回る16位と13ポイント差の最下位。降格が濃厚だ。
「アヤックスにいるときに引退の話をしたが、今は現状のことしか頭にない」と残留に向け、決意のコメント。その一方で、来季もシャルケでプレーを続ける可能性を尋ねられると、「誰にもわからないことだ」とあらゆる可能性を排除しなかった。
今季のここまで1勝7分け19敗という成績で2部降格が確実視されるシャルケ。フンテラールのラストミッションは1部残留から1部昇格へと変わるのだろうか。
クラース=ヤン・フンテラールの関連記事
シャルケの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
シャルケの人気記事ランキング
1
ラウールやF・トーレスも候補に挙がるも、シャルケの新指揮官はオランダ人指揮官に決定
シャルケは7日、ケース・ファン・ウォンデレン氏(55)の新監督就任を発表した。 先月21日、成績不振によりカレル・ヘラーツ前監督と、マルク・ヴィルモッツSD(スポーツディレクター)を解任したシャルケ。以降はシャルケⅡを率いるヤコブ・フィンペル監督が暫定的に指揮を執る中、10月のインターナショナルマッチウィーク中に新監督を招へいを目指していた。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で13位に低迷するクラブは、クラブOBでもあるレアル・マドリー・カスティージャの指揮官のラウール・ゴンサレス氏。アトレティコ。マドリーBを率いるフェルナンド・トーレス氏らビッグネームの招へいに動いているとの報道もあった。 しかし、最終的に新指揮官として招へいされたのは、昨シーズン終了までエールディビジのヘーレンフェーンを率いていたオランダ人指揮官となった。 現役時代にフェイエノールトなどで活躍したファン・ウォンデレン氏は、指導者転身後はスティーブ・マクラーレン、アルフレッド・スロイデル、ロナルド・クーマンらの下でアシスタントコーチを歴任。2020年7月からはゴー・アヘッド・イーグルス、ヘーレンフェーンとエールディビジのクラブで監督を務めていた。 シャルケと2026年6月までの契約にサインした新指揮官は名門立て直しに向けた意気込みを語っている。 「責任者との話し合いは非常に良好で、大きな信頼関係が築かれていた。今シーズンの全試合を分析し、チームで取り組みたいことのアイデアを練った。シーズンの真っ最中に難しいことだが、我々は確信と自信を持って取り組んでいる。私は日曜日を利用してスタッフと知り合い、ヤコブ・フィンペル監督を含めた話し合いを行い、月曜日にチームと戦う前に貴重な直接の印象を得たいと思う。インターナショナルマッチウィークの中断中に一緒にステップアップしていきたいと思う」 2024.10.08 13:55 Tue2
LAギャラクシーが吉田麻也の獲得を正式発表!2024年シーズン終了までの1年半契約を締結
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)は3日、日本代表DF吉田麻也(34)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は2024年シーズン終了までの1年半となる。 吉田は2022-23シーズン限りでシャルケを退団。チームの守備の要として加入した中、相次ぐ負傷離脱者もいるなどし、チームは低迷。ブンデスリーガに残留すれば、1年間の延長オプションもあった中、チームは2部に降格。吉田も退団となった。 その吉田は、所属チームがないことで“ニート”と自称しており、ベテランの域に達したこともあり、各クラブのファーストチョイスではないことを自覚。移籍市場は1カ月以上あることから、去就決定はもう少し先になるだろうと語っていた。 なお、LAギャラクシーのグレッグ・ヴァニー監督は、吉田の獲得について公式サイトで以下のようにコメントしている。 「マヤをLAギャラクシーに迎えることができて嬉しく思っている。彼はトップクラスのセンターバックであり、類まれな経験とリーダーシップの資質をチームにもたらす」 LAギャラクシーは、かつてデイビッド・ベッカムやスティーブン・ジェラード、ロビー・キーン、ズラタン・イブラヒモビッチなどヨーロッパのスター選手もプレーしたクラブ。現在は、チチャーリートで知られるメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(ヒザの前十字じん帯断裂で今季欠場)、ブラジル代表MFドウグラス・コスタ、元バルセロナのMFリキ・プッチ、ウルグアイ代表DFマルティン・カセレスが所属している。 2023.08.04 06:00 Fri3
2部でも苦しむシャルケ、新監督候補にレジェンドやトーレスの名前も?!
成績不振によりカレル・ヘラーツ監督と、マルク・ヴィルモッツSD(スポーツディレクター)を解任したシャルケ。新監督候補に意外な名前が浮上している。 2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦うシャルケ。9月20日に行われた2.ブンデスリーガ第6節のダルムシュタット戦では、3点をリードしながらもまさかの5失点。リーグ戦3連敗となり、14位に沈むと、21日に両者の解任を発表した。 シャルケⅡを率いるヤコブ・フィンペル監督が暫定的に指揮を執る中、10月のインターナショナルマッチウィーク中に新監督を招へいしたい考えを持っているとのこと。その中で意外な名前が浮上した。 ドイツ『ビルト』によると、候補は現在3人。1人は、フィンペル暫定監督が正式に監督になるというもの。ただ、経験が浅い指揮官にチームの再建を託すというのはリスクがあると考えられている。 もう1人は、現役時代にクラブでもプレーした元スペイン代表FWのラウール・ゴンサレス氏(47)。現在は、レアル・マドリー・カスティージャで監督を務めており、クラブのOBとはいえ、引き抜きは難しい状況。非公式に断りが入ったと見られている。 そして、さらに浮上しているのがフェルナンド・トーレス氏(40)。元スペイン代表FWで、サガン鳥栖でもプレー。現在はアトレティコ・マドリーⅡで監督を務めている。 シャルケは、新監督に最適な人材だと考えているようだが、アトレティコでのキャリアもある状況。シャルケを指揮することに関心を持っているという保証もないという。 まだまだ監督候補を探している状況ではあるようだが、今のチームを誰が引き継ぐのか。近年は苦戦が続いている状況だが、復活が期待される。 2024.10.01 11:45 Tue4
財政危機のシャルケが地元から保証、今季は16戦未勝利でシーズン終了
財政難に苦しむシャルケが、自治体からの援助を受けることを発表した。クラブ公式サイトが伝えた。 かつてはブンデスリーガでも上位を争い、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの常連でもあったシャルケ。才能ある若手を輩出することでも知られていたが、近年は2桁順位も増えている状況だ。 今シーズンはデイビッド・ワグナー監督を迎えると、前半戦はわずか3敗で乗り切り上位をキープ。しかし、2020年に入ってから一気にトーンダウン。19節から最終節まで16戦未勝利というクラブワースト記録を樹立。その間6分け10敗の成績で、最終的には12位でシーズンを終え、ここ4シーズンで3度目となるヨーロッパの大会の出場権を逃していた。 そのシャルケは、およそ2億ユーロ(約247億円)ともいわれる負債を抱えているとされていた中、本拠地のゲルゼンキルヘンがあるノルトライン=ヴェストファーレン州から保証を受けることとなった。 金額は公表されていないものの、一先ずは財政状況を緩和させることができたシャルケ。しかし、今シーズンもヨーロッパの大会への出場権は得られなかったため、来シーズンも多くの収入が見込めない状況だ。 一方で、他クラブから狙われている選手も少なくなく、リバプールが興味を持っているとされるトルコ代表DFオザン・カバク(20)やサウサンプトンが狙うアメリカ代表MFウェストン・マッケニー(21)らを今夏の移籍市場で売却する必要性が出てきそうだ。 2020.07.28 21:45 Tue5